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腹が据わっていて、いい人
名前:ももこ
象師匠さま、こんにちは。

早速お返事いただき、ありがとうございます。
前に失礼な質問をしたのかなと思っていたので、イタズラ防止でプロバイダーごとに規制されていると聞き、安心しました。
それでは、お言葉に甘えまして、メールにて質問させていただきます。
 
 
象気功のホームページに、
 
A:太陽神経叢や心臓の付近が開くと、愛情とともに優しさや思いやり、慈悲の心といった神仏の心も開く。ものすごくいい人になる。 だが、社会的にはたいした能力がなく、しょぼい人生である。
 
B:下半身と前頭葉だけが開くと、腹が据わって頭脳明晰で人のことなんかどーでもいい。能力のある非人道的な人間。政界、財界にうじゃうじゃいる。
 
 
というような内容のことを書かれていたと記憶しています。
それで、理想の人格像は、「腹が据わっていて頭脳明晰で能力があり、優しくて思いやりのある、いい人」だと思うんですが、このような人は世の中にあまり多くは存在しないんでしょうか?
 
不動明王(下丹田)と大日如来(アナハタチャクラ)の真言、又は、十三佛真言を唱えていれば、「腹が据わっていて頭脳明晰で能力があり、優しくて思いやりのある、いい人」というような両立は可能ですか?
ちなみに、自分のまわりはAタイプの人が多い気がします。典型的な小市民です。

度々すみません。お手すきの時にでも教えていただけると助かります。
どうぞよろしくお願い致します。



お答え
象師匠  
「腹が据わっていて頭脳明晰で能力があり、優しくて思いやりのある、いい人」がいるかどうかは、あなたの感覚、感情あるいはあなたとその人の関係の問題でありますねえ。
つまり、あなたの方の問題であるわけです。
世の中は総てが相対的にできているのであります。
まあ、たとえば、ときどきネタにするうちの近所の大親分も、親分の家族やあたしや近所、町内会の皆さんにとっては、「腹が据わっていて頭脳明晰で能力があり、優しくて思いやりのある、いい人」なのであります。
しかし、当たり前ですが、それ以外の人、つまり世間様的にはその正反対の反応で、「極悪非道で、思いやりの無い、悪い人」なのであります。
つまり、いい人か悪い人かはそのかかわる人によってさまざまで、一概にどうとは申し上げられないわけです。
まあ、それで真言を唱えれば、たとえば、Aタイプの人が不動明王の真言を毎日30分でも継続して唱えれば、唱えないAタイプの人よりは「腹の据わった人」の方向に氣道のバランスが変化するのであります。
しかし、もともと開いている部位が閉じるわけではありませんので、ほんのすこーしずつの、もうこれ気付かないほどの氣道のバランスの変化であります。
しかしそれを3年、6年、9年、12年、15年、18年、21年と続ければそれなりの変化となるのであります。
つまり、一生に渡る変化を楽しむ方法であるわけです。
ご理解いただけましたでしょうか。