会陰メソッド最終章・宇宙の氣を会陰に凝縮する２【気功の穴・象気功】

会陰メソッド最終章

宇宙の氣を会陰に凝縮する２

ううむ、なんである、さすにがこれだけ更新の間が開くと、神のお告げという名の口から出まかせでも、ご期待の向きはあたしの存在自体をご心配の向きもおられて、たいへん申し訳ないことかくありなんであるが、おためごかしになるので、さっさと本題に入るのである。

さてさて、宇宙の氣を会陰に凝縮するという、わかったようなわからんような意味不明のことを日々修練して、あなたの人生を花開かせようという無茶なカリキュラムを実行する前提として、会陰メソドの基本は「尾骶骨の氣の穴を締める」ということである。

それでは尾骶骨メソッドではないかという当然の疑問もあるわけであるが、そこはそれ基本あるいはインフラあるいは大地であって、そこに会陰メソッドという大樹を育てることが目的であるわけである。

つまりは、とにもかくにも尾骶骨の氣の穴が縮小されて背骨の氣道の氣圧がよろしい状態にあることが最重要な前提であるのである。

さて、そこから、宇宙の氣を会陰に凝縮するわけである。

「氣は意識により操作することができる」てなことは、象気功ではあたリ前中のあたり前であるので、そこは詳しくは言及しないが、「宇宙の氣の凝縮」はもちろん意識による氣の操作である。

宇宙全体を意識で捉え、それを会陰に向かって凝縮するのである。

それはとりもなおさず、イメージである。

意識としてのイメージであり、イメージとしての意識である。

氣のわかる方は、このことにより、体内の氣圧が格段に上昇することを実感するはずである。

これは基本的な気功法で氣を養成してから行うとさらにその強烈な氣圧の上昇を実感できるのである。

つまり、気功法で氣を養成しても、氣の穴の締りが緩い者は体中の氣の穴からせっかく養成した氣がどんどん漏れるし、尾骶骨と会陰からはダダ漏れしてしまっているということである。

氣の穴が必要以上に緩くて氣道の氣圧が低すぎる場合は、毛細血管が開かず、さらにはあちこちの氣道が狭窄したり閉塞したりして、酸素も栄養素も行き渡らなくなるので、もちろん免疫力は低下して、その他にいろいろな体調不良が現出するのである。

免疫力が上がることが自然治癒力を上げることであり、健康を維持向上させるということである。

その免疫力向上のボタンが会陰である。

尾骶骨と会陰の氣の穴を締めることで、それは成就されるのであるが、さらに心身の健康を求めるのであれば、宇宙の氣を会陰に凝縮することがその方向性である。

そのためにはまず、会陰が宇宙の氣の中心であるということを認識することである。

身体の氣の中心も会陰である。

氣としてのこの世はすべてつながり一体であるわけである。

あなたの中で起きている意識つまり精神作用も氣の作用としてその一体の中に含まれるのである。

すべてはひとつである。

その中心に宇宙全体の氣を集めるのである。

もちろん、それは意識により行うことであるので、これまでの会陰メソッドで習得した方法によるわけである。

意識による氣の操作ができないと、宇宙の氣も体の氣も操作できるわけがないのである。

意識は果てしない宇宙の果てまで瞬時に届き、すべてを包括して会陰に向けることができるのである。

語弊はあるが、たとえて言うと、強大なブラックホールが会陰にできたということである。

そこに向かって、宇宙のすべての氣が集中し収縮し凝縮するのである。

意識も氣であるので、これは意識の集中と言ってもいいのである。

意識による意識の凝縮であるわけである。

宇宙の果てに広がる意識を一気に会陰に集め、凝縮するわけである。

てなことで、会陰メソッドの集大成である、「宇宙の氣を会陰に凝縮する」もお開きとなり、会陰メソッドは大団円である。

いきなり終わりかよ。

完。