会陰メソッドの根本原理 氣の穴の弁 氣は意識により操作されるのである。 もちろん、氣道も意識により操作されるのである。 もちろん、氣の穴も意識により操作されるのである。 もちろん、会陰も意識により操作されるのである。 つーことで、暑さのせいでつい気が緩んで、会陰メソッドの具体的な方法を自分で雑にリークしてしまったところで、まあ、たとえば、どなたも加齢により、ある程度の年齢になると尿漏れや便漏れが起きやすくなるのである。 これは、尿道や肛門からの排泄をコントロールしてる括約筋が緩むからである。 それが進むと意思と無関係に垂れ流し状態になって、成人用紙おむつのお世話になる人もおられるわけである。 これは加齢・老化により、筋繊維の数が年に1%程度ずつ減少するということに原因があるわけである。 括約筋は肛門や尿道や胃の幽門部などの管状の器官を取り巻いている筋肉で、収縮と弛緩により排泄を調節する筋肉である。 括約筋には、随意筋である横紋筋と不随意筋である平滑筋があるのである。 まあ、氣の穴には直接関連しない胃の幽門部はともかく、肛門には不随意筋である平滑筋で構成された内肛門括約筋と随意筋である横紋筋で構成された外肛門括約筋があり、尿道にも不随意筋である平滑筋で構成された内尿道括約筋と随意筋である横紋筋で構成された外尿道括約筋があるのである。 ものすごくめんどくさいことになってるのであるが、まあ、とにかく、括約筋には意思で操作できる横紋筋と、勝手に働く平滑筋があるわけである。 それで、加齢・老化により尿漏れや便漏れに至るのは、意思で操作できない平滑筋が衰えるということに原因があるわけである。 これが、不思議なことに、気功的には、加齢・老化により尿漏れや便漏れが始まると、肛門と尿道の氣の穴からも氣が漏れるようになるのである。 排出器官である肛門と尿道の締りが緩くなると、肛門と尿道に連動した氣の穴の弁の締りも緩くなるということである。 当たり前であるが、臓器は氣道と深く連動しているわけである。 もちろん、氣道は解剖しても存在しないし、レントゲンやCTやMRIでも確認できないわけであるが、氣の身体ができている人はご存知の通り、氣道の中を氣がダイナミックにぐるぐる動き流動し、氣壁をぐいぐい圧迫するわけである。 まあ、いずれはそれが何かの形で視覚あるいは映像として捉えられるようになるかもしれないのであるが、現在のところは、個々の感覚意外にその存在を証明する術(すべ)はないわけである。 まあ、とにかく、人体は、現在の科学で捉えられない氣道の存在と深く連動して機能しているわけである。 だから、気功治療などの氣の操作で、疾病・疾患が快方に向かったり、快癒したりする場合もあるわけである。 話を戻すと、加齢・老化により肛門と尿道の排泄を調節している括約筋が緩み、尿漏れ、便漏れが起きることと連動して、肛門と尿道の氣の弁も緩み、いわば「氣漏れ」を起こすのである。 この氣漏れは老人ばかりでなく、生まれつき氣の穴の弁が緩い人にも起きる問題である。 その氣漏れにより、氣道の圧力の減衰が加速して、何もしなければ、老人の場合は老化による氣圧の減衰と相まって、氣圧はどんどん下がって、よれよれの老人老婆となり、動けなくなり、お亡くなりになるわけである。 それは排出器官の筋肉が衰えるのと連動して、氣の穴の弁も緩むからである。 尿や便といっしょに、氣も垂れ流しになるわけである。 若くして肛門・尿道に連動した氣の穴の弁が緩い場合は、氣が必要以上に漏れるために氣動内の氣圧が上がらず、体力・気力に恵まれない病弱でへろへろのしょぼい人生を余儀なくされるわけである。 それを防止するには氣道と臓器の連動を利用して、肛門の括約筋を締めれば、それなりに肛門と連動する氣の穴の弁も締まり、尿道を締めれば、それなりに尿道と連動した氣の穴の弁も締まるのである。 これは便意をこらえる、あるいは尿意をこらえるときに使う括約筋の感覚である。 まあ、わかりやすく言うと、誰でもうんこ・おしっこを我慢するときは括約筋に力を入れるわけであるが、その感覚でよろしいのである。 そのことにより、肛門と尿道に連動している氣の穴の弁は締り、氣漏れはそれなりに少なくすることができるので、それなりに氣圧が調整されるのである。 また、老人の尿漏れ・便漏れを防止するための健康体操として、肛門を締めたり緩めたりということを推奨するセンセーも多々おられるわけであるが、これは括約筋の横紋筋郡を強化して尿漏れ・便漏れを防ぐ効果はあるが、氣道内の氣圧を高める効果はそれほど期待できないのである。 もちろん、氣道と括約筋は連動しているわけであるが、まったく同じものであるということではなく、いわば別次元のものであるからである。 括約筋を締めたり緩めたりすることにより横紋筋群の筋力は強化されるが、氣の弁の力が強化されるということではないのである。 筋力と氣道は連動しているが、まったく同じものということではなく、いわば、まったく別次元のものであるのである。 だから、筋力の強化・肥大あるいは萎縮とは関係なく氣道の拡張あるいは縮小が起きるのである。 だから、どんなにすてろいどを多用して筋肉をつけて筋肉お化けになっても、たとえボディビルの世界チャンピオンになっても、氣はさっぱり出ないし、気功のセンセー達人にはなれないのである。 筋量・筋力と氣は相関しないので、加齢・老化により筋力の限りなく衰えた老人老婆が若者より氣においては強いという現象も起きるわけである。 括約筋の筋力は締める・緩めるといった繰り返しにより、強化されるわけであるが、氣道に関連した機能はそのようにはならないのである。 氣の穴の弁は意識により操作されるのである。 もちろん、括約筋を締めるということは意思によるものであるので、当然、意識をともない、それを締めたときは肛門と尿道に連動した部位の氣の穴の弁が締まり、氣漏れが少なくなり、氣道内の氣圧は高まるわけである。 しかし、そのことにより、括約筋の筋力は強まるが、氣の弁の締める力が強まるということではないのである。 筋力と氣道の機能は必ずしも同じではないからである。 また、括約筋を緩めれば、意識が抜けるので、一時的に締まった氣の穴の弁は緩み、気圧も下がるのである。 つまり、肛門や尿道を締めたり緩めたりということを行うと、気功的には、瞬間的に氣道内の氣圧を上げたり下げたりしてるだけということになるのである。 しかし、括約筋の筋力は強化あるいは維持されるので、現実的な問題としての、尿漏れ、便漏れの防止には効果があるわけである。 しかし、肛門を締めたり緩めたりということを繰り返しても、括約筋の強化にはなっても、肛門と尿道と氣の穴の弁の締りを良くするという効果はないのである。 締めることを継続する「締めっぱなし」というのが重要タームになるのである。 さらに、種々の事情で緩んだ氣の弁の状態を変えるには、意識を継続して、癖あるいは習慣として、意識しなくてもその状態を勝手に継続するような氣道の状態にすることが必要であるのである。 それには「締める意識の継続」ということが必要である。 つまり、締めたり緩めたりを繰り返すのではなく、意識による「締めっぱなし」を継続するわけである。 しかし、氣感のないものに、意識で肛門と尿道に連動した氣の穴の弁を締めるといっても、なんのことかもわからんわけである。 ところが、氣感のないものも、意思で「括約筋を締める」ということはできるわけである。 だから、氣感のないものも、意思で括約筋を締めることで、それに連動した氣の弁は締まるので、尿意・便意をこらえるという、筋肉における動作を行えばいいわけである。 つまり、うんごとおしっこを我慢する感覚で肛門と尿道を締めれば、肛門と尿道に連動した氣の穴の弁が締まることにより氣圧が高まるのである。 その際、締めたり緩めたりするのではなく「締めっぱなし」を継続することで、肛門と尿道を中心とした括約筋に連動する氣の穴の弁を常に締めることができるようになり、氣道内の圧力はそれまでよりも格段に上昇し、毛細血管が開き、細胞は生き生きと躍動を始めるわけである。 もちろん、肛門と尿道の括約筋を締めるだけでは氣の密封容器あるは氣の瓶の状態には程遠いのであるが、それでも、それなりに氣の漏れは少なくなり、氣道内の氣の圧力は高まるのである。 しかし、それではおしっこの近いお年寄りは、氣道内の氣圧が高まり、だれでも彼でも氣の達人になってしまうではないかとツッコミたい諸氏もおられると思うが、重々ごもっともであるのである。 厳密には、その尿意・便意を我慢するときに締める肛門と尿道の感覚を、「意識」をもって行わなければ効果はないのである。 意識が氣の弁に作用するのであって、無意識に尿意・便意を我慢しているという状態では、氣道にも氣の穴の弁にもなんら作用はしないのである。 ここが、氣の性質のわかりにくいところである。 意識をもって、肛門と尿道の随意筋である横紋筋を締めることが肝要であるのである。 会陰メソッドを待つまでもなく、この肛門と尿道の横紋筋を意識をもっで締めるだけでも、それを継続すれば、健康状態が改善し、体力・気力が溢れてきて、中には病状が回復の方向に行く場合もあるので、これだけを試してみても、天の助け神の助け奇跡ミラクルとなる人もおられることは必定であるのである。 要は「締めっぱなし」ということである。 この「締めっぱなし」ということが、「会陰メソッド」の重要タームのひとつでもあるのである。 さてさて、ついに神のお告げ神の恩寵の会陰メソッドの一端あるいは破片あるいは断片あるいはフラグメントあるいは氷山の一角が明かされたわけであるが、果たして次に明かされるのはいったいどんなタームなのか、あなたの心の奥底のひだひだをこちょこちょとくすぐって、あらいやんあなたったらそんなとこくすぐったらあたしあれがあれしちゃうなんて言わせたい次回をお楽しみにね~つーことである。 氷山の一角って、まだ引っ張る気かよ。 ええ、まあ。 助かるものも助からんぞ。 ええ、まあ。 お前はええまあ男か。 ええ、まあ。 続く。 |
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