9月29日水曜日/秋晴れののどかな陽気

 窓から流れ込む空気は、丁度上高地の朝の冷気
 最高気温が20度をきり、最低気温も10度をきったこの時期は爽やかって感じ
 ほとんどの人は長袖ですが、私は半袖ポロシャツで気持ちイ〜イ!
 さすが夜は冷たさを感じますが、家の中は裸足です
 ニセコの山にもボツボツ紅葉が見えはじめました
 大部分は白樺ですから紅葉というよりは、茶色に枯れて落ちてしまいます
 幹にからまった蔦類が素晴らしい色合いです
 稲の刈り取りが丁度終わった時です
 今年は暑い夏のおかげで収穫が1週間ほど早まりましたが一部実の入りが悪いと耳にします
 すすきも直種が飛びはだかんぼうになると冬がやってきます

 春のタンポポと違い、秋のタンポポは生命力バツグンです
 背が高く、茎は空洞にはなっていません
 草刈りをしていても弾力があって切りずらいくらい強い茎です
 トンボが空イッパイ飛びまわり、我が家の犬も最初は面白がって追い掛けてましたが、今は数の多さに振り向きもしなくなりました
 左下の3本の木は銀杏です
 昨年の冬は大雪で、野ねずみが餌がわりに木の皮を食べ荒らしました(下の写真)
 このため今年は銀杏に限らず、葉が出るのも枯れるのも時期がマチマチです
 今年はチュー公に負けないために、今日金網を買ってきました
 金網には歯がたたないでしょう
 しかし自然って強いもんですね
 庭に植えた木の殆どがチュー公に根元をかじられましたが、半分くらいの木は生きてます
 栗の木は夏頃に新しい芽が出て、30cmくらいに育ってます
 りんごの木は枯れた根元から枝を出し、1mくらいに伸びてます
 ぶどうも夏真っ盛りのころ小さな芽がたくさん出てきて、今では2mほどもツルを伸ばし棚を組んでやりました
 とはいいつつも、サクランボやら多くの木は枯れて葉もつけてくれませんでした

 8月に載せた写真の1ケ月経過した姿です
 ほうの木は30cmはあろう赤い実を垂れています
 もう時期、葉が枯れ落ちるころ実も落ちるんでしょうね
 山ぶどうはごらんの通り真っ黒に熟したわわに実ってます
 栗は少々小粒ですが実が入りました
 ひとつのいがに実が1個くらい
 たまに2個入っていたり
 味はウ〜ン!
 野生ですからこんなもんでしょう

 昨日のニュースで毒きのこを食べ食中毒
 この時期、北海道といわずきのこの季節です
 ほんとに色んな種類が有ります
 これは柳の古い幹になる”やなぎ茸”だそうです
 小さいほど美味しく大きくなると少し堅くなります
 なめ茸のような味で味噌汁に入れて食べてみました
 他にも沢山種類が有るのですが勉強不足で眺めているだけです
 これから順次手をつけていきたいな〜って思ってます
 味覚の秋、収穫の秋を堪能しているうちにシロ〜イ雪の季節が訪れます
 

 ここニセコ連山と羊蹄山のあいだに有る蘭越町は開基100年を迎えます
 そこで町民が記念劇をすることになりました
 これがポスターで尻別川と戦い今日の街を築いた先人の苦労や夢を劇に表したいと考えてます
 100年に合わせ100名の町民有志で準備中です
 1部は北海道の名ずけ親である松浦武四郎がアイヌのお供たちと上流(源流)へ向かう場面です
 2部は青森から移住してきた農民の開墾の場面です
 そのころの北海道は未開の土地でアイヌたちの世界でした
 先人たちの苦労に表せない辛さや、明日に夢見る姿を精一杯伝えられたらと思ってます
 私もスタッフの一員で、パソコンを使える場面の協力をさせてもらってます