10月17日(日曜日)

 天気予報でシベリアから寒気団がやってくるというとおり昨日の午後から冷え込みだしました。
 プリンターのトナーが入荷したとの札幌からの電話。
 夕方4時にでかけ、買い物もソコソコにUターン。
 陽が落ちると冷え込みが急激に厳しくなります。
 夜9時すぎ、稲穂峠にあるトンネルを出ると横殴りの吹雪。
 あわててポンピングブレーキ!。
 路面は雪におおわれ真っ白。
 こちらは夏タイヤなためヒヤッとしました。
 まだ降り始めのシャーベット状態のため、ソロソロと運転して下りてきました。
 明朝は凍ってこわいでしょうね。
 夜半は台風のような音。
 そして今朝の庭の雪です。
 ここは標高150メーターです。
 吹雪くと一瞬に真っ白となり、またしばらくして陽があたると消える繰り返しです。
 今日から明日にかけては、この繰り返しでしょう。
 根雪はまだ先で、この雪は冬のはしりです。

 10月24日(日曜日)曇り時々薄日さす
 秋も一段と深まり、気温も日々下がってゆきます。
 昨日平地で今年3回目の降雪があり、冬の季節はすぐそこという感じです。
 久々に晩秋を求めてドライブしてきました。
 (左2枚)ニセコの山は2000mほどですが、5合目くらいからは葉もすっかり落ちて、笹の緑と雪のコントラストがとても綺麗でした。
 (左上は)ニセコから見た羊蹄山ですっぽりかぶった雪の帽子はもう根雪でしょう。

 このあたりは黄葉が多く、紅葉を探すのに苦労します。
 Web用に解像度を落としてますから本来の色合いは出ませんが雰囲気を味わって下さい。
 白樺と紅葉のコントラストは実に艶やかです。
 いつ出るかわからない薄日がさせば、もっと綺麗な色合いなんですが。
 この白と黄色と紅の入り交じった秋が北海道の醍醐味かも知れません。
 こんな光景がまわり一面に広がり、あたりまえの顔をしています。
 信州や京都に紅葉狩りに出かけたことを考えれば、なんと恵まれてることか。


 (上2枚は)ニセコの山から岩内へ下りるあたりです。
 カラマツの緑と巻き付く蔦の黄色に夕日があたり絶妙の色合いを出してます。
 これが”錦織りなす..”というんでしょうね。
 (左は)11月から春まで閉店する喫茶店です。
 紅茶の専門で、紅葉を眺めながらダージリンを..
 前の道路が冬季間通行止めとなるため、今が最後となります。

 大好きな木に会いに行ってきました。
 国道5号線を黒松内から蘭越に入ったところに有ります。
 車を道路脇にとめて、チョット左に入ります。
 牧草地が広がり、この木ともう1本うしろに同じような木があります。
 曇り空で午後4時近いため、くすんだ色合いになってます。
 でもススキの白とのコントラストがステキです。
 午後の4時には陽も山の向こうに傾き、5時には薄暗くなってしまいます。
 白一色の雪の季節を前に精一杯着飾っているみたいで可愛らしささえ感じられます。
 11月は雪だらけのページになるでしょう。

 10月25日(月曜日)快晴、気温はグングン昇り20度近くまであがるのでは
 屋内の蓄熱器を切って換気扇をスイッチオン!
 暖かな日和でおもわず半袖.素足でカメラを持って庭を散歩
 風もなくホッカホカ
 でも暖かな日は”カメムシ”が元気に活動するんです
 1cm位のものから3cm位あろうものまで、歩く隙間のないほど出てきます
 この虫、危険を感じると放つ悪臭がすごいんです
 この臭いさえなければ可愛いもんなんですが
 今日はスッキリ青空で、紅葉も最後の自己主張ってとこですか
 青空をバックに写してみました
 でもWeb用に72まで落とすと青い空がシロッポクなってしまいます
 雰囲気でも味わって下さい

 まわりをグルーと、森や林に囲まれたところで生活してます
 毎日木々と会い、会話を楽しんでます
 風が吹くと落ち葉が舞い、雨が降ると枝を離れる
 木々はこの時期、一日毎に様相を変えていきます
 誰かが”この時期は寂しくて嫌いだ”と言いますが、とてもとても
 これだけの変化を味わせてくれるものに寂しさなんて感じる暇もありません
 繁った葉で鬱蒼としていた森も奥まで見通せるようになり、おもわぬ世界が拡がってきます
 これから雪の季節になると、森の中を散歩できるのが最高です
 動物の足跡やら、ふだん目にできない世界を遊ぶって最高の贅沢かもしれません
 
 

10月27日(水曜日)曇り
 昨日からの曇り空で今日も暖かな日になり、半袖で名残惜しい秋を追いかけて車を走らせました
 あと数日でどの木もマルハダカになってしまうでしょう
 朝起きて見る毎に木々の表情が変わって心が躍ります
 動物たちは冬ごもりの準備で忙しいんでしょうね
 家々も雪囲いにかかり、道路の防雪柵も設置され、冬を迎える準備の真っ最中
 左は蛍祭りやキャンプ場になる吉国自然公園です
 すっかり葉を落とし、枯れ葉の絨毯です
 下は新見温泉へ向かう途中
 ここは道路標識もなく、とても気に入ってるドライブコース
 あいにく曇りの夕方ということで色合いも暗いのが残念ですが、現物はとてもステキ
 那須や上高地に負けない風情がある一画なんです
 背景の山はニセコ連山シャクナゲ岳かチセヌプリだと思います
 このあたりも札幌を逃れて、季節毎に暮らす方たちがあちこちに小屋を建ててエンジョイしてます