2001年5月

 2001年5月8日(火曜日)曇り空で無風、ちょっぴり肌寒い陽気

 このゴールデンウイークは青空とあたたかさに恵まれ、海岸は釣り人で溢れ車が列をなして賑やかな季節でした。
 山桜もボチボチ開花しだして、現在一分咲きくらいです。
 ここは比較的桜の木が多く、もう少しすると山道でお花見が楽しめます。

 我が家の畑も緑色が目についてきました。
 そこで5月は新芽写真で飾ることにしました。

 ネギは今でも食べれそうですが、もう少し伸びてからにしましょう。
 パセリは丁度顔を出したというところ。
 アスパラは昨日顔を出し、太さはL品で年々素晴らしいデキです。

 新緑の季節っていうと萌葱色を想像しますが、この時期のニセコ山麓は紅葉の様な色合いを映し出します。
 桜にしても葉と花が一緒にでて、あの桜餅の葉の色です。
 そんな赤や茶色の芽が顔をだし、それが紅葉の様に観えるんです。

 白樺の葉もちっちゃなのが出てきたばかりで、それが枝枝につきはじめると可憐で清楚な北国って感じなんです。

 街では高級な素材の”たらの芽”もソロソロ顔を出し始めました。
 みるからに天ぷらにしたら美味しそ〜って感じ。
 トゲトゲの木の先に、ポツ〜ンと顔を出すんです。
 どちらかというと荒れ地の木という感じで、これだけ沢山有ると採る気にもなりません。
 スーパーに並んでいる値札を見ると、もったいない気もするんですが。

 我が家の桜もネズミの被害から生き残った数本が、たくましく枝をのばして花を咲きはじめてくれました。
 ニセコの山は残雪がまだらに縞模様を描き、もう少し桜が咲くとコントラストが絶妙です。

 例年コブシが桜よりも先に花をつけるのですが、今年4月の夏のようなあたたかさで逆転しています。
 今朝も見てきましたが、まだ小さな芽が顔を出したところ。

 こうして長い冬を越えた木々が、一斉に芽吹く春は北海道の素晴らしい躍動感ある季節のプロローグ。