ご存知のように、キャサリン・ヘップバーンは既に1933年の「勝利の朝」でオスカー(主演女優賞)をもらっていたような人であり、必ずしも1960年代70年代の女優さんではないのですが、更に1960年代に2度、そして1980年代にもう一度と50年に渡って4度(全て主演女優賞)もオスカーに輝いている上、1950年代の何本かはそれに相応しいものがさらに幾つかあります。以下に挙げた主な出演作品とは、この人の場合全て最低でもオスカーにノミネートされたものばかりなので、いかにすごい俳優さんであるかが分かるのではないでしょうか。お世辞にも美人とは言えないこの人がかくも長続きしているのは、勿論演技力や力強い発声などといったこともありましょうが、その強烈な個性の故でしょう。90歳を越えた今尚健在であるというのも、この強烈な性格の故なのでしょう。この人は、100歳迄は絶対に死なないのではないでしょうかね(大王さまが降ってくれば別ですが)。
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1933
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勝利の朝
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1956
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雨を降らす男
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1935
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乙女よ嘆くな
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1959
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去年の夏突然に
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1940
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フィラデルフィア物語
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1962
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Long Day's Journey into Night
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1942
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女性No.1
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1967
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招かれざる客
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1951
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アフリカの女王
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1968
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冬のライオン
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1955
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旅情
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1981
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黄昏
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