言葉の世界・伝言板 2000年2月



ありがとうございました。

カンタレラ (2000/02/29 22:47)

 皆様、色々お教え下さってありがとうございます。
 ビーバさま、佐藤さま、ほんとうに助かりました。



RE:シャラップ

佐藤和美 (2000/02/29 13:07)

佐藤和美wrote
>さて、「shut up」、「water」、「jitterbug」の「t」の共通点は?
>それは、どの「t」も母音ではさまれてる。
これはアメリカ英語での「t」が「l」に変わる場合の共通点です。
(アメリカ全てかどうかは知りませんが)

swingさんwrote
>で、私は思いますが..確実な共通点は「"t"の部分にアクセントがない」
>と言うことでしょうか?
「t」が消える場合があり、それの共通点は?、
ということでしょうか?、
アクセントだけでもなさそうです。
「t」が消える場合と残る場合の場合わけをして、
分類してみないとわからないですねえ。。



RE:シャラップ

swing (2000/02/29 10:05)

最近時々お邪魔させて戴いているswingです。私は英語が苦手なのに、
知ったかぶりですいませんが..
ジェントルマン(gentleman)の「t」は子音に挟まれてますが、発音は
方言のようなものなのかも知れませんが、「ジェヌルマン」のように
聞こえる時があります。もっと言うと「ジェノマン」に近いです。
で、私は思いますが..確実な共通点は「"t"の部分にアクセントがない」
と言うことでしょうか?
ちなみに、私は「シャラップ」は「shall up」だとずうっと思ってました。



Re: 教えて下さい 《文字化け》

ビーバ (2000/02/28 18:10)

 「岾慧算浚旨」は、いわゆる半角カナを使ったため起こった文字化けですね。
投稿者に、半角カナを使わないように注意を促せばいいと思います。

 文字コードには JIS・シフトJIS・EUCなどがあります。掲示板のシステムが、
シフトJISの半角カナをEUCと誤認してしまい、EUC→シフトJIS変換をしてしま
うとこのような文字化けが起こります。このほかにも、半角カナには不都合が
いろいろあるので、Webやメールでは使わないようにした方がいいでしょう。

 元の内容を確認したいならこの逆(シフトJIS→EUC)をすればOKです。EUCで
保存ができるエディタを使って、「岾慧算浚旨」をEUCで保存してからシフトJIS
として開けば、元の内容を確認できると思います。



「ワーラー」

無知(沢辺治美) (2000/02/28 17:34)

確か、ずっと昔、「ヘレン・ケラー」の映画をTVで観た時、
「ワーラー」って言ってたような気がしたので、検索してみたら
ありました。「奇跡の人」のラスト・シーンで叫んでいたそうです。

http://www.okinawa.med.or.jp/kaihou/k9602/zuihitu2.htm



教えて下さい

カンタレラ (2000/02/28 11:47)

掲示板に「岾慧算浚旨」という書き込みがありました。
文字化けかもしれませんが、意味が気になります。
ひょっとしたら嫌がらせの書き込みの可能性がありますので…。

ご存じの方がいらっしゃいましたらお教え下さい。



「鉄腕アトム・赤いネコ」のランドセル

佐藤和美 (2000/02/28 09:58)

 「手塚治虫研究」の「手塚治虫ショートショート」に
「鉄腕アトム・赤いネコ」のランドセル」を追加しました。



「シャラップ」、「ワーラー」の思い出etc

佐藤和美 (2000/02/28 09:57)

 私が「シャラップ」と言う言葉があり、「だまれ」という意味だと知ったのは、
昭和37年頃、「鉄人28号」ででした。
そのなかでアメリカのギャングのボスのスリル・サスペンスが「シャラップ」と叫ぶ場面があります。
スペルを知ったのはずっと後のことです。

 手塚治虫の自伝的作品に「がちゃぼい一代記」(昭和45年)というのがあります。
その中で、ニューヨークで、水が欲しくて「ウォーター」というと、
ここでは「ワーラー」と言わないと通じないと言われる場面があります。

 マンガからでもいろいろ学んでますねぇ。

swingさんwrote
>それでは問題です…その「ジルバ」のスペルは?
オオ、「ジルバ」も仲間でしたか!

さて、「shut up」、「water」、「jitterbug」の「t」の共通点は?

それは、どの「t」も母音ではさまれてる。



ギョエテ

UEJ (2000/02/27 09:44)

矢崎源九郎「日本の外来語」岩波新書によると
「ギョエテとは…」は斎藤緑雨の川柳だそうです。

広辞苑で斎藤緑雨を引くと

さいとう‐りょくう【斎藤緑雨】 作家。名は賢まさる。筆名、正直正太夫など。伊勢(三重県)生れ。
仮名垣魯文に学び、諷刺と皮肉味を帯びた評論・短文に長じた。
作「かくれんぼ」「油地獄」「門三味線」「あられ酒」など。(1867〜1904)

だそうです。

http://home.att.ne.jp/green/uej/kotoba/



Re:シャラップ

swing (2000/02/26 11:47)

「設問:シャラップ」の続きですが…
ダンスの種目の一つに「ジルバ」と言うものがあるんですが、皆さんは
ご存知でしょうか?..それでは問題です…その「ジルバ」のスペルは?

ヒントは、美空ひばりさんの歌『東京キッド』です。
答えは、こちら(↓)でどうぞ。

http://www.interq.or.jp/sun/swing/social.htm#jilba



シャラップ、ワラー。

清野良重 (2000/02/26 06:44)

t音がラ行に聞こえるのは、主にアメリカ英語の特徴ではないでしょうか。

水のことをワラーというのは、横浜英語(開国当時はキングズイングリッシュが主流か。)
にもありますが、テレビなどで現代英語と米語を聞き比べると、
英国のほうは、有気音的なtで、米国のほうのtは、湿ったlに近い音のような気がします。



ギョエテの件、

鈴木小太郎 (2000/02/26 01:31)

どうもありがとうございました。
調べるとしたら、独文学者とか翻訳家のエッセイ集あたりになるんでしょうね。



シャラップ=Shut up!

無知(沢辺治美) (2000/02/25 12:59)

黙れ Shut up!/ Hold your tongue!/ Be [Keep] quiet!/ Silence! 
と、出ておりました。(EXCEED 和英辞典)



シャラップ

佐藤和美 (2000/02/25 12:38)

たまには、問題でも出してみますか。

英語の「シャラップ」は「だまれ」という意味ですが、
そのスペルは?



沢辺治美様

AOI (2000/02/25 11:10)

当たり前について調べていただきありがとうございました。
分け前、当前からきていたんですね。
「とうぜん」からだろうという話は出ていたのですが、
当然のぜんがちがうなーで終わっていたのです。
ありがとうございました。



自転車小僧さんへ

香港人の阿栄 (2000/02/24 22:26)

GBコードは中国大陸で簡体字のために使われるコードで、
大五は香港や台湾など地区で繁体字のためのコードです。私
は香港人ですから、大五コードを使います。この二つのコー
ドは外国語のように全然兼用できません。例えば、大五コー
ドのコンピュータでGBコードの文章を読むと、時々乱コー
ド(分かれないコード)現れる可能性もあります。こんな混
乱ので、私は大陸の親友へeメールしたければ、中国語の入
力の自信はないから、英語を使わなければなりません。まっ
たく!統一国家なのに。
広東語の文字を入力したいと、政府のページから香港外字を
downloadしなければなりません。これは人気ある入力方法だ
けを支援します。(中国語の入力方法は十ぐらいあります。)
支援されなければ、自分でMicrosoftの造字工具で作らなけれ
ばなりません。香港外字の兼用性もとても悪い。メールに使え
ません。



当たり前

無知(沢辺治美) (2000/02/24 16:22)

「当たり前」の語源は、二つ見つけました。

@共同作業による分け前の事を言っていた。つまり、収穫物を分配する時に
「1人頭に当てられた分け前」と言う意味の『当前・あてまえ』が元になっている。
A「当然」→「当前」の訓読み

こんなので、どうでしょう?



ギョエテ

佐藤和美 (2000/02/24 12:58)

「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」の初出ですが、
私には全然見当もつきません。
根拠もなく明治の中頃かなと思ってるくらいです。
(でも、「ゲーテ言い」だからそんなに古くない?)

今では「ゲーテ」で統一されていますが、
それまではかなりバラツキがあったようです。
私も今から30年くらい前(?)に、神田神保町の書泉グランデで、
著者「ギョエテ」の本を見かけたような記憶があります。
そのころが「ゲーテ」に統一される直前かなという気がします。



色物

佐藤和美 (2000/02/24 12:47)

私は「色物」は「正統でないもの」というようなニュアンスを感じますが。
服などは昔は色をつけてない白、黒のものが普通だったから?

服・布地などでは「色物」でないものは「白物」「黒物」です。
(「新明解国語辞典」)



はじめまして

AOI (2000/02/24 12:14)

こんにちは。はじめてお邪魔します。
解らない、気になる言葉があります。
「あたりまえ」と言う言葉です。
漢字で書くと「当たり前」。
当たる前になっちゃいます。
うーん、よろしくお願いします。

http://www.oec-net.or.jp/~aoi



日本語と広東語

自転車小僧 (2000/02/24 02:31)

佐藤和実さま
2月22日の書き込みに以下のようなくだりがありますが、
>日本語の音読みには呉音、漢音、その他あります。
>広東語と比較するときは呉音と比較するといいと思います。
>呉音は中国の南方から伝わった発音ですから。
呉音は中国の南部でも今の上海地域の音が伝わったものですから広東語と
繋がりが少ないと思います。
現在の中国語の方言区分でも上海付近に呉方言というものがあり、広東語
を中心とする粤(えつ)方言とは全く異なります。
呉方言の特徴として濁音があることがあげられますが、広東語には濁音があり
ません。
また、声調も呉方言では清音、濁音ではっきり分かれていますが、広東語では
それもはっきりしません。一見遠いように見える北京語のほうが広東語に近いと
いう感じがします。呉音より漢音または唐宋音との対照のほうが広東語にむいて
いると思います。
阿栄さんへ
>ところで、日本語の完全仮名化の可能性はどうですか。
カナモジカイという団体ががんばっています。
また、NRKK(日本ローマ字会)が日本語ローマ字化の運動をしています。
どちらも、第2次大戦後すぐに大きな勢力としてがんばっていましたが、
今は、現在の仮名遣いや外来語表記について意見を述べるときくらいしか
名前を聞きません。
ところで、阿栄さんは中国語をコンピューターで表示する際、文字コードは
GBだったのでしょうか、Big5だったのでしょうか?また、広東語の文字
dei(口+地)やga(口+概)を表示するにはどうしていらっしゃるのかお教え
いただければ幸いです。



Re:ヤチ

ふる (2000/02/23 20:27)

「ヤチ」がそもそもアイヌ語から入った地名どうかも怪しいのです
ね。山田秀三『関東地名物語』は本屋に注文しました。

 ふと思い出したのが、「エゾヤチネズミ」(写真は下記URLなど)
という和名の鼠があることです。植林木を食い荒らすというので、
森林保護学の教科書によく出てくる名前です。昔からこの「ヤチ」
の意味が分からずにいました。

http://www.kankyocon.co.jp/a-ezoyati.html



こんにちは。

鈴木小太郎 (2000/02/23 19:59)

「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」
で検索したら、こちらの伝言板の1999年6月分がヒットしたのでおじゃましました。

もし御存知でしたら教えていただきたいのですが、
「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」
というのは良く聞く表現ですけど、これはいったい何時頃、誰が言い出したのかは
分かっているのでしょうか。
何となく旧制高校の学生あたりが使い始めたような感じがするのですが。
誰というのはちょっと無理だとしても、初出が何時ごろなのか、は是非知りたいと
思っています。
宜しくお願いします。

http://www2.justnet.ne.jp/~jingu/



ヤチ

佐藤和美 (2000/02/23 13:00)

「ヤチ」がアイヌ語から入った地名なのかどうか。

> さて、『遠野物語』(柳田国男)の第9話注記に
>「ヤチはアイヌ語にて湿地の義なり、内地に多くある地
> 名なり。またヤツともヤトともヤともいう」
>とあります。

本田貢「北海道地名分類字典」(北海道新聞社)なんて本をめくって見ると、
「ヤチ」のつく北海道の地名は、増毛、奥尻、函館、にあり、そう多い数ではありません。
これも日本語、アイヌ語、どっちなんだか。

柳田国男は「内地に多くある地名なり。」と書いたとき、何を考えてたんでしょう?
北海道にはほとんどなくて、「内地に多くある地名」。
そういうアイヌ語地名がありえるでしょうか?



色物

無知(沢辺治美) (2000/02/22 12:30)

よく、お笑い芸人さんのことを「色物」っていいますが、何故なのでしょう?
インターネット大辞林で見てみたんですが

【色物】:寄席演芸のうち、中心にならない物。現在の東京の寄席では落語以外の
     漫才・音曲・曲芸・奇術などをいい、大阪では漫才以外の落語などをいう。

大阪では、落語のことになるのは以外でしたが、どうして「色物」なのかは不明。
それと、「色物」に対する逆の言い方って無いんでしょうか?
白黒(色無し)ってことで「素人」「玄人」がそうなのかなぁって気もしますが…。





ふる (2000/02/22 17:32)

2月11日の佐藤さんの書き込みで、既に触れられていたの
ですね。読み込み不足で大変失礼いたしました。



「谷」の訓読み

ふる (2000/02/22 17:24)

 はじめまして。ふる@言葉の減らずや(下記リンク)
と申します。拙頁は全くお遊びでして、日本語について
は素人です。漢字の音訓のことで気になることがあり、
検索エンジンで最も関係の深そうな掲示板を探してこち
らにたどり着きました。

 さて、『遠野物語』(柳田国男)の第9話注記に
「ヤチはアイヌ語にて湿地の義なり、内地に多くある地
 名なり。またヤツともヤトともヤともいう」
とあります。

 とすると、谷を「ヤ」と読むのは、アイヌ語由来の訓
読みということになるのでしょうか。タニが「やまとこ
とば」的訓読みでコクが音読み、という感じでしょうか。
 音読みには漢音、呉音、唐音などいろいろあると学校
でも習い、漢和辞典にも載っているわけですが、訓読み
の由来や分類について、とくにアイヌ語との関係につい
て、あまり見聞きすることが無かったもので、すでにど
んな議論があるのかご教示いただければと思い、お邪魔
した次第です。よろしくお願いします。

http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1678/index.htm



阿栄さんへ

佐藤和美 (2000/02/22 12:40)

阿栄さんwrote
>日本語の漢字の音読は広東語の発音とにているから、両方の関係を研究するつもりです。
日本語の音読みには呉音、漢音、その他あります。
広東語と比較するときは呉音と比較するといいと思います。
呉音は中国の南方から伝わった発音ですから。
当然ですが、その時は旧仮名を使わないといけないですね。

>一つ疑惑があります。なぜ「日本」の発音も音読です?国名ですから、訓読のほうが合理と思う。
漢字文化圏の国名、中国と朝貢関係のあった国の名は音読みと決まってますね。
日本
琉球
朝鮮
越南(ヴェトナム)
みんな音読み(中国語読み)です。
朝貢してるのに、訓読みというわけにもいかないでしょう。
それに訓読みより音読みのほうがあらたまった感じがしますね。
「雨が降る」
「降雨」
「降雨」のほうが、学問的、高級そうな感じがします。

>ところで、日本語の完全仮名化の可能性はどうですか。
これは全然可能性ありません。
日本語を仮名だけで書くと読みにくくてしょうがないですね。

新しい語ですが、日本の江戸時代では中国から日本へ来ました。
「幾何」は中国で字を当てはめたものですね。
明治時代になった頃からでしょうか、これが逆転します。
日本から中国へ大分入りました。
「経済」もそうですね。
「経済」は中国古典から作られた語ですが、
中国へ逆輸入となったわけです。



ざっくばらん

佐藤和美 (2000/02/22 12:38)

沢辺さんの引用してるのは、
山口佳紀・編「暮らしのことば 語源辞典」(講談社)
のようですね。
語源は、まあ、こんなところなんでしょうねぇ。

因みに、「ざっくり」、「ばらり」は擬態語です。



Re: ざっくばらん

swing (2000/02/22 00:11)

無知(沢辺治美)さん、ご回答ありがとうございます。(^o^)
でも、それは、前回のもので、私も既に拝見しておりました。
 >ざっくり割って、ばらりとさらす
私には、後世の人のこじつけに聞こえるんですぅ..何か他には
ないもんでしょうか?



ざっくばらん

無知(沢辺治美) (2000/02/21 15:08)

確か、以下を書きこみましたけど…。

 >無知 (99/12/09 12:41)

 >検索してたら
 >『講談社の語源辞典を立ち読みしたところ、江戸期の川柳にあるほどの古い言葉であり、
 >心の殻をざっくり割って、ばらりとさらすというところから、ざっくりばらりという言葉が
 >生まれ、それが転じたのではないかということです。』
 >というのがありました。

こんなんじゃ駄目ですか?



ざっくばらん、擬態語?

swing (2000/02/21 11:36)

私も「ざっくばらん」の語源を知りたくて、検索してこちらにやって
来ました。初めまして!>皆様
ところで、「ざっくばらん」についてですが...
 >佐藤和美 (99/12/09 12:42)
 >「ざっくばらん」ですか……
 >私は擬態語のような気がするんですが……
となっていて、その続きの書き込みがないようなんですが、何か未だ
釈然としません。何か他のご意見はないんでしょうか?..ありましたら
是非お教えください。よろしくお願いします。



日本から輸入した中国語の漢字

香港人の阿栄 (2000/02/21 09:28)

我が国も日本から漢字を輸入しました。厳しくいえば、「漢詞」を輸入しました。
例えば、「電話」や「化学」などことばは、もともと20世紀初の中国の学者は
大量翻訳の必要があったので、日本からもう翻訳したことばを借りていました。
これは、中国人にとって、新しい言葉です。
日本から意味だけ輸入したこともあります。中国語の「経済」や「文化」などことばは、
現在の意味は古い中国語の意味と違います。意味をかりていたとおもいます。
香港では、海賊版の日本語のテレビドラマがたくさんあったので(今殆ど消しました)、
少し日本語を輸入しました。だけど、普通の香港人は日本語ができないから、笑いが起こります。
例えば、「激突」はもともと激しい戦いという意味ですが、香港ではこれはHな言葉になります。



この竹皿の特点

清野良重 (2000/02/21 08:33)

阿栄先生。
本竹盤特點。耐水、不易破損、盤中歴史古畫、顔色不褪、美觀耐用等之特點。
これは僕が中学の時、親戚からもらった台湾製の竹皿に書いてあった中国語ですが、
このぐらいの文ならほとんどの日本人が理解するでしょう。
それは日本語と同じ意味の単語が使われていて、本来、日本語の語順ではないが、
日本語の中に取り入れられた比較的単純な中国語の語順
(耐水:水に耐える、不褪:褪せない、など)
で書かれているからです。
ところが、これはどうでしょうか。
過馬路小心汽車。
ほとんどの日本人が理解できないかもしれません。
それは小心(気をつける)も汽車(自動車)も
日本語と意味が違うし馬路(大通り)などは
日本語には入って来ていません。
さらに主語(動詞+賓語)+動詞+賓語の語順は
多くの日本人になじみがないからです。
なお日本語と中国語では
形も意味も同じ言葉はさほど多くなく
形も意味も違う言葉(飛機、氷箱、電影)
のほうが多いそうです。
(パーセンテージは忘れました。)
でも消化しきっているかどうかは、わかりませんが、
日本語の中に中国語が
深く根をおろしていることは
間違いないと思います。



・・・・・消化?

muragin (2000/02/21 02:35)

阿栄さんへ。

うう。説明難しい。。

普通の日本人は中国語はさっぱりわかりません。

日本人は日本語はわかるけど、中国語はわからないのです。

まあ、新聞の見出しぐらいは、意味を拾えると思います。
やはり20%ぐらいでしょうか。

消化・・・。
牛肉ばかり食べている人の身体がなにか牛の特徴を反映しているわけではありません。
日本語は漢字を消化したということは、もう、その漢字は日本語なのです。
そういう意味です。
とはいえ、日本語ははっきりと中国語の影響を受けていますから、むしろ、
血縁関係なのかもしれません。

うーん。一般論の枠をはずれてないと思いますが。
あんまり言うと、個人的見解になりそうなので、これ以上のコメントは
控えさせていただきます。

http://www.geocities.co.jp/NeverLand/1182/



なるほど。

muragin (2000/02/21 02:15)

浅見さんへ。

言われて見れば、ご希望に添うよう・・・確かにそうですね。

大変失礼いたしました。ウ段で言い切る。へえ。これは、感動しました。
そう言えば、学校でちらと耳にしたことがあるような・・・

わたしは、「沿うた」とか「問うた」とか助詞「た」と
つながった形が耳に強かったものですから。
でも、それは、連用形のウ音便であって、言いきりのウとは
また違った意味合いのものですね。

ちなみに、僕は九州にすんでいるので、ウ音便に満ちております。

でも、何と読むかははっきり言って自由だと思っていますが、
(英語にかなを振るようなものですから。)
過去に、「オー」という発音をしていたことは、知識として日本人が学んでおくべき
ことだと思います。そういう歴史的変遷を体系立てて知っておくことは、
大切なことだと思います。

では。

http://www.geocities.co.jp/NeverLand/1182/



古文での動詞の読み方

浅見秀雄 (2000/02/20 23:27)

 muraginさん、コメントありがとうございます。
 現代語では、「問う」「沿う」は「オー」でなく「オウ」の音になって
いると思います。たとえば「ご希望に添うよう」の音は「ごきぼーにそうよー」
であって、「ごきぼーにそーよー」ではありません。「そー」と発音される
ことも皆無ではないかもしれませんが、フォーマルでないずぼら発音と私には
感じられます。
 「問う」→「とー」、「沿う」→「そー」という変化も「歌う」→「うとー」
と同様廃れてしまったという話は、定期刊行の専門誌「言語」で読んだ記憶が
あります。
 「世に逢坂の」についてはごもっともです。これは古文の読み方において
例外として説明しておけばよく、原則的には、ハ行四段活用動詞の終止・
連体形は「オー」でなくて現代語に合わせて「ウ」で読むのがよいと思います。
唱歌「一月一日」で「祝う今日こそ楽しけれ」を「イオー今日こそ楽しけれ」と
歌うのは、大切にすべき古典をわざわざわかりにくくしているとしか
私には思えません。
 「オー」という読みを教えるのはよそうという動きがあることを知って
我が意を得たりの思いです。

http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/



どれぐらい消化したの。

香港人の阿栄 (2000/02/20 23:25)

Muraginさんは文化消化といいました。消化程度を聞かせてください。
日本人は中国語の新聞を読めば、どれぐらい分かりますか。
中国人は私の家族で例えば、日本語の口語は勉強しないと全然わかりませんが、新聞など文語は勉強しなくでも20%ぐらいわかります。
日本の文盲率はゼロといわれる、羨ましいですね。我が国は教育はまだ一つ問題です。
漢字は習いにくいですかどうかわかりません。日本にも漢字ができない人がいますか。



国名について

佐藤和美 (2000/02/20 20:39)

阿栄さんへ。

「かな」は「仮名」ですが、
「漢字」は「真名」と言われていました。「まな」と読みます。

日本では長いあいだ、漢文が正式の文章でした。

訓読みというのは、もともと漢文につけられた翻訳で、
学問がなく、漢文が使いこなせない子供などが
使うものだと思われて立場の低いものでした。

ですから、もっとも崇敬の念を込めるべき国名に音読みの「日本」が使われているのは
とても理にかなっていると思われます。

日本語の大部分は漢語であり、漢語は日本語です。
訓読みも日本語ですし、音読みも日本語です。
日本の文化は自文化が大陸の影響を受けて育ったことを
誇りに思っています。また、大陸の文化を強く尊敬する文化です。

ですから、多くの日本人にとって、訓読みのほうがより日本らしいことばだという
認識はないと思います。
多くの日本人は、音読みのない日本は日本ではないと感じると思います。
漢字はけして、よそのものではなく、もはや、日本のものだと思います。

つまり、自分とは違う動物の肉を食べて自分の体組織の一部にするように、
文化を消化したのです。

やや、私見が入りましたが、参考になったでしょうか?

意味がわかりにくかったらごめんなさい。

では。

http://www.geocities.co.jp/NeverLand/1182/



「歌う」について

muragin (2000/02/20 21:17)

浅見さんのご意見、もっともだと思います。
日本語の表記はゆれつづけていますので、こう読まなければならないと
決めることはできません。
 「古文の朗読で」というのが笑ってしまいました。高校などの授業で、
うるさくいう教師の方もいらっしゃるのでしょう。
 学校教育は、政府の定める基準を教えるもので、
それなりに、意味のあるものです。
 仮名遣いにについては、内閣告示の『現代仮名遣い』によって、そのよりどころを
しめしています。しかし、その内容については、基準の明快さを欠き、
(というか表記のゆれは日本語の愛すべき特徴ですから)
この告示は、学術の分野や個々人の表記に及ぶものではないと最初に
謳っています。
 誤解を恐れず言うと、日本語を専門にしている学者などで、理想的な
政府推奨現代仮名遣いをしている人は、皆無に近いと思います。
みなさん、自分の仮名遣いに、学術上の根拠をもったうえで、
内閣告示とはちがう基準に基づく仮名遣いをしています。
 現代仮名遣いは確かに、幼年者でも容易に理解できるように
工夫してあり、すばらしいものです。しかし、それによって
失われたものもたくさんあります。歴史的仮名遣いがいかに
システマチックなものであるか知ると感動ものです。
すべての日本人の常識として、歴史的仮名遣いの仕組みを理解して
いただきたいものです。理解の妨げ・・どころか、日本語の深い魅力を
いっそう理解できると思います。もし、そうならないのであれば、教え方に
問題があるのだと思います。
 「うたう」と同じ問題を抱えているものに「あう」がありますが、
「うたう」と同様、早い時代から、「オー」形式の発音ではなくなっていますので、
「オー」という読みを教えるのは止そうという動きもあるようです。
しかし、「世に逢坂の関はゆるさじ・・」と、「あうさか」と「大阪(大坂)」
の発音がかけてあるということは、まちがいなく、「オー」発音が
普通の時代があったということです。
 ”終止形がウ段となる動詞の規則性”を乱すからというのは、たしかに興味深い
影響ですが、実際、オ段+ウの動詞(問う・沿うなど)がある以上
古典の読みを変える根拠としては弱い気がいたします。

http://www.geocities.co.jp/NeverLand/1182/



RE:辞書はどこです。

佐藤和美 (2000/02/20 20:39)

香港人の阿栄さんwrote
>Internetには日本語の辞書はありますか。
私がよく使ってるのは「大辞林」です。
http://dictionary.goo.ne.jp/jp/
その他のいろいろな辞書はリンク集「Internet Resources」をどうぞ。
http://www.kotoba.ne.jp/

>「すげえな」という意味はなんですか。私の辞書にはありませんから。
「すげえな」は「すごいな」ですね。
日本語の俗語/口語では「あい」が「えー」になることがよくあります。

佐藤和美(1998/06/18)wrote
>「ア」+「イ」=「エ」
> 「入る」(はいる)を「へーる」と発音することがあります。
>これはなぜなんでしょうか。
> 「ア」、「エ」、「イ」と発音してみてください。
>口がだんだん閉じてきますね。
>ところで「ア」、「イ」という時、口を移動させるのがめんどうですね。
>そういうときはどうしたらいいでしょうか。
>そういうときは「ア」と「イ」の中間の音「エ」で間に合わせればいいのです。
>「ア」+「イ」=「エ」というわけです。
>これで「はいる」が「へーる」になりますね。



皆さん、ありがとう。

香港人の阿栄 (2000/02/20 19:41)

日本語の漢字の音読は広東語の発音とにているから、両方の関係を研究するつもりです。
一つ疑惑があります。なぜ「日本」の発音も音読です?国名ですから、訓読のほうが合理と思う。
ところで、日本語の完全仮名化の可能性はどうですか。



香港人の阿栄さんへ

浅見秀雄 (2000/02/20 15:34)

You can find Japanese-English or English-Japanese online
dictionaries using Internet directory services such as
"www.yahoo.com". One of them I have found is shown below.
"すげえな" is an informal pronunciation of "すごいな"
(means "That's great!"). You should note that there are
some informal pronunciations which are not in Japanese
dictionaries. For example,
- "行かねえ": refer to "行かない" (not to go)
- "きたねえ": refer to "きたない" (dirty)

http://www.trussel.com/f_nih.htm



辞書はどこです。

香港人の阿栄 (2000/02/19 19:45)

Internetには日本語の辞書はありますか。
ところで、「すげえな」という意味はなんですか。私の辞書にはありませんから。



「歌ふ」は「うとー」にならなかったのに

浅見秀雄 (2000/02/19 14:57)

 はじめまして。
 前々から疑問に思っていたことです。「書こう」は「かかむ」→「かかう」→「かこー」と
発音が変化したものですが、「歌う」は「歌ふ」→「うたう」と変化した後、「うとー」への
変化は廃れました。動詞の活用の規則性を乱すからです。にもかかわらず、文語調の歌詞や
古文の朗読で「うとー」と読むのはなぜでしょうか。言葉の意味の理解を妨げるもので、
不合理だと思います。
 ↓私のサイトで述べています。

http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/whims/whim0034.html





UEJ (2000/02/18 19:06)

「粉」には「デシメートル」という読みもありますね。
カタカナだけど分類は訓読みなんだろうなぁ…
↓関連拙ページ

http://home.att.ne.jp/green/uej/kotoba/kanji.html



子(こ)

無知(沢辺治美) (2000/02/18 13:30)

魚の子供達の区別が、ちゃんと出来てなかったので、ちょっと調べてみました。

【鱈子】:タラの腹子。主にスケトウダラの卵を塩漬けにしたもの。たらのこ。
【明太子】:スケトウダラの卵巣。一般に、塩蔵して唐辛子を加えて熟成したものをいう。
【白子】:魚の精巣。表面が滑らかで白色。食用となる。
【筋子】:サケ・マスの卵を卵巣から取り出し、一腹ずつ塩漬けにした食品。すずこ
【イクラ】[(ロシア) ikra]
〔魚の卵の意〕サケやマスの卵を塩蔵した食品。特に、ベニザケ(紅鮭)の卵を用いる。
日本では、筋子(すじこ)に対して、成熟した卵粒を一つ一つにほぐしたものをいう。
【鯔子】(からすみ):ボラ・サワラなどの卵巣を塩漬けにし、圧搾・乾燥させた食品。
形が唐墨(からすみ)に似て細長く平たいのでこの名がある。
【数の子】:〔鰊(かど)の子の意〕ニシンの卵巣を乾燥、または塩漬けにした食品。
名を子孫繁栄に結び付け、正月などの祝儀膳(ぜん)に用いる。[季]新年。

「イクラ」って、なんで「子」がつかないのか不思議だったんですけど、
ロシア語だったとは、知りませんでした。
日本語では適当な名前が思いつかなかったんでしょうか?



粉(こ)

佐藤和美 (2000/02/18 12:42)

「粉」は訓読みで「こ」とも読みます。

例をあげるなら、
「小麦粉」(ごむぎこ)
「黄粉」(きなこ)
「片栗粉」(かたくりこ)
などです。

「身を粉にする」
この「粉」はなんと読むでしょうか。
この「粉」も「こ」です。
この「粉」を「こな」と読んでませんか?。



駅と文房具

佐藤和美 (2000/02/17 12:53)

英語で、
駅は「station」、
文房具は「stationery」。
スペルが似てますね。

実はこの二つは関連があります。
「station」はラテン語の「statio」(立っていること、立っている所)に由来しますが、
「station」の意味は「立っていること」、「立つ場所」、「持ち場、部署」と変化してきました。
「stationery」は「statio」(立っている所)を持っている人のこと、
つまり店舗を持っている人のことです。
(店舗を持ってない人(行商人)に対しての言葉です。)
これが今では文房具の意味になっています。

「stand」(立つ)はもともとのゲルマン語に由来しますが、
ラテン語の「statio」とは親戚関係ですね。



Hな話

自転車小僧 (2000/02/16 23:54)

ベルリッツの本に載っていた話ですが、まだソ連が力を持っていたころ、国連で
アフリカ諸国の独立問題が討議されていたそうです。その際、『組織法』の翻訳を
ロシア語通訳が"oрганический акт”としたそうですが、直訳すると
(生理的行為)、ロシア語の俗語で体位を示す言葉に誤訳され、東欧諸国の代表がロシア
ご通訳に耳をかたむけるという脱線があったそうです。しかし、通訳は誤訳に気づかず
他の代表から「組織法について現地の反応は?」との問いにアフリカ代表が「概して受身」
と答えたのをそのまま翻訳したため、東欧諸国の代表が大爆笑し、議会が一時中断した
そうです。誤訳はこわいという例でした。
お粗末でした。



オマケ

無知(沢辺治美) (2000/02/16 16:40)

昨日、「おまけ」を『大辞林』で見たばかりでして…。

【御負け】と漢字だと
(1)商品の値段を安くすること。「一〇〇円―しましょう」
(2)景品や付録をつけること。また、そのもの。
(3)あとから付け加えたもの。「うわさ話に―がつく」

【おまけ】と平仮名だと
〔「お」は接頭語。女房詞〕月経。まけ。

さて、片仮名で書いたら、どんな意味?



Hな話PART2

佐藤和美 (2000/02/16 12:51)

1999/06/18に続き第二回「Hな話」です。
「Hな話」が嫌いな人は読まないでくださいね。(^^);

サンスクリット語で悪魔は「マーラ」ですが、
漢訳仏典では「魔羅」の字を当てています。
悪魔もかわいそうですね。アレの隠語にまで落ちてしまって。
(意味がわからない人は国語辞典見てね。)

「万華鏡」とか、「オマケ」って、なんかHな響きだと思いませんか?
考えすぎか?(^^);

スイスとフランスの国境の湖、
ほとりにジュネーブがある湖、
レマン湖。
なんとHな名前の湖でしょ。
冠詞までついてる。(^^);

カウントアップをめざすなら、サーチエンジンのキーワード検索にひっかかりやすいようなHな単語を入れとけばいいとか言いますが、
自分でも忘れてたんですが、
私のHPにもキーワード検索で使われるようなHな単語があったんですねえ。
ただカウントアップには全然役だってないですけど。
(1999/02/17、18の書き込み)
その単語を日本語訳でいうと「オランダ人の妻」です。
どんなものかというと、「(熱帯地方で)寝床で使う籐製などの手足載せ」です。
(小学館「プログレッシブ英和中辞典」)
全然Hじゃないか?



「鉄火」と「鯖」

自転車小僧 (2000/02/16 02:03)

はじめまして。
この伝言板面白いですね。
書き込みの中から、「鉄火巻き」と「鯖を読む」についてありましたので、
昔聞いた話から。
「鉄火巻き」鉄火場(賭場)で手軽に食べられるところからついた名と記憶しております。
また、鉄は火の中で溶けることから「身を持ち崩す」と解釈され、賭場が鉄火場となった
と聞きました。また、本来の"鉄火"寿司はシバエビの身をほぐしたものを握りにしていた
そうですが、文字通り"身が崩れる"ので手間がかかるため、いつしか廃れてしまったそう
です。賭場でなぜマグロの赤身を巻いた物がよく食べられたかと言うと、江戸時代には、
マグロが安価であったこと、醤油に漬け込んだヅケと呼ばれるものは他のネタに比べ保存
しやすかったことなどがあると思います。
「鯖を読む」
関西での話ですが、鯖の多くとれる若狭から消費地である京都、大阪へ運ぶ行商人たちが
腐りやすい鯖を一山いくらと言う風に目分量で買い入れをしたのが語源と聞いています。
実際、「鯖の生き腐れ」と言う言葉も聞いたことがありますし、若狭から京都にかけて
「鯖街道」というものがあり、2−3日で運んでいたそうです。途中に「鯖腐れ石」という物
もあるそうで、あながち間違いではないと思いますが…。
取り留めの無い書き込みで失礼します。



鯖を読む

無知(沢辺治美) (2000/02/15 13:50)

「読む」は、「数える」の意だと思うのですが、何故「鯖」なのか?
諸説いろいろあるようで、どこかのページにあったものですが

1)一般的な説は、魚市場や魚屋などでサバやイワシといった小さな魚を数える時に、
  サッサと素早く数えて行ったりします。
  この時に数をごまかされても全然気づかないと言うことから、
  数をごまかすことをこの様に言うようになったとされています。

2)江戸時代に関西(上方)でお盆などの贈答品として使われた物に、サバを開いて干した物で
  《刺鯖:さしさば》と言う物がありました。
  この刺鯖は二枚重ねた物を1つと数えるのが普通だったので、
  2つの物を1つに数えることをこのようになったと言われています。

3)別の説ではサバは魚の鯖の事ではなく、梵語でご飯を指す(sattvahara)に漢字を当てた  《生飯:さば》だと言うものもあります。
  寿司屋で寿司を握るたびに米粒を飯台の隅に付けてお客の食べた数を記録して置くのですが、
  適当にごまかす事もあると言うところから《飯粒を読む》→《生飯(さば)を読む》
  と変化したのだと言う説もある。
 
これと別に何かで読んだ本には
 「いたみやすいので早く捌いてしまいたいため、多めに売った(オマケした)」
というようなのもあったように思います。



鯖を読む

佐藤和美 (2000/02/15 12:44)

「鯖を読む」の語源を聞かれたんですが、
辞書によってちょっとずつ違いがあります。
さて、どれがよりよいんだか。

「岩波国語辞典」
さばを数える時、よくごまかしたからという。

「広辞苑」
鯖を数えるのに、急いで数をよみ、その際、数をごまかすことが多いところからという。

「大辞林」
サバはいたみやすいので、数えるとき急いで飛ばして数えて実数をごまかすことが、多いからという。

「新明解国語辞典」
大量のサバを算える時、二尾を単位として、さっさと算えて行くうちに、自然何尾かごまかすようになった事から始まったという。

どの辞典がいいと思いますか?



はい

佐藤和美 (2000/02/14 13:12)

香港人の阿栄さんwrote
>それで、日本語の”はい”の発音と広東語の”係”(yes)は同じです。

「はい」に関しては以前も書き込みがあったので紹介します。

「はい」(98/11/05)
「「はい」考」(98/11/07)
「はい」(98/11/08)
「はい」(98/11/09)



こち

佐藤和美 (2000/02/14 12:54)

沢辺さんwrote
>木・火・土・金・水を五元素とする陰陽五行説により、土は中央
>木:東:春:青、 火:南:夏:朱、 金:西:秋:白、 水:北:冬:黒
>で、東風の「こ」は「木」の事の様です。

大辞林
「こち」
春、東から吹く風。ひがしかぜ。こちかぜ。

陰陽五行説では「木」は季節は「春」、方向は「東」に該当しますが、
「こ」(木)で「春」と「東」の両方を意味している?

(オマケ、「土」の季節は「土用」ですね。)



日本語のまあまあ、広東語の麻麻

香港人の阿栄 (2000/02/13 00:49)

日本語のまあまあと広東語の麻麻は発音も意味もとても似っている。
それで、日本語の”はい”の発音と広東語の”係”(yes)は同じです。



RE:終了しています

佐藤和美 (2000/02/11 19:33)

「Windowsを終了しています」ですか、
言われてみれば、ちょっとへんかもしれないですね。
コンピュータ関係の言葉って、
英語をカタカナにしただけとか、英語直訳とかけっこうありますから、
これもそうかも。
私だったら「Windowsを終了処理中です」くらいにするかな?

ところで「Now Printing」ってなんて訳しますか?
「本を印刷しています」?
「Now Ending」だったら、
「Windowsを終了しています」?
(以上、正しいかどうか私には責任持てません。(^^))



RE:アイヌ語地名

佐藤和美 (2000/02/11 16:32)

UEJさんwrote
>CD-ROM版広辞苑でアイヌ語地名を検索してみました。
UEJさん、ありがとうございました。

>・神居古潭:(アイヌ語でカムイ(神)のコタン(集落)の意)
これは全く問題ないですね。

>・江戸:(古今要覧稿に「江所(江に臨む所)」の意とし、
> アイヌ語源説では宇土・烏頭と同じく出張ったところの意とする)
アイヌ語の「エトゥ」は「鼻」という意味ですが、「岬」の意味にも使われます。
日本語の「鼻」も「岬」に使われることがあるのが、おもしろいですね。(長崎鼻とか)
ここでいってる「出張ったところ」はアイヌ語「エトゥ」のことだと思います。
ここではアイヌ語が示されていないですね。
「宇土・烏頭と同じく」っていうのはちょっと変ですね。
これだけでは、本当にアイヌ語起源か、他人の空似か判断できません。
私は他人の空似だと思ってますけど。
関東にアイヌ語族がいたというのが証明されていない状態で、
日本語地名の中にぽつんとアイヌ語地名があるというのを信じろとはムリな注文です。

>・利根川:(トネはアイヌ語 tanne(長い、の意)からか)
アイヌ語に「タンネ」(長い)という単語はたしかにあるんですが……
これも他人の空似だと思いますけど。
これくらいでいいなら、世界中がアイヌ語地名になっちゃうでしょう。

>・根室:(アイヌ語で樹林の意のニムオロから)
これは利根川と違って文末に「か」がないですね。よほど自信があるんでしょう。
(間違ってますけど)

>やつ【谷】:(関東地方でいう。特に鎌倉辺に地名として多く現存。アイヌ語からか)
>なんてのもありました。
「やつ」がアイヌ語起源だという説は柳田国男からひろまったようです。
山田秀三は「どうも賛成しかねる」と書いてます。
(ここではその理由は省略します)
あの山田秀三がこう書いてるのに、「やつ」がアイヌ語起源だなんて、
信じるわけにはいきません。
(山田秀三「関東地名物語」草風館)

それにしても、どういう基準でアイヌ語地名語源説を書く地名を選んだのか本当にナゾですね。



ケチャップなニムオロが終了します

清野良重 (2000/02/11 13:20)

これは私の考えですが
Windowsの終了動作が瞬時に行われて
メッセージが動作の前ならば「終了します」
動作の後ならば「終了しました」
動作に一定時間かかって、いま終了動作の最中ですよ、
という意味合いならば、「終了しています」
になると思います。

トマトケチャップは普通話(北京語)で
番茄醤(fan-qie-jiang=ファン・チエ・チャン)で
意味は外国のナスビ(=トマト)のペーストと
いったところでしょうか。
qieがkoeやkeに訛るのは華南方言っぽいし
華南でjiangの韻母が-pになるならば
qie-jiangがketchupになるのでしょうか。
私はケチャップ=トマトケチャップのつもりでいましたが
これはアメリカで生まれたもので
ケチャップ自体の意味は広いんですね。
おそるべし、デルモンテ!



終了しています

ミレニアン (2000/02/11 02:20)

初めまして。いつも楽しく読ませてもらっています。
ところで、私のパソコンは電源を切るときに、
「Windowsを終了しています」とメッセージがでますが、
「終了する」の進行形って変じゃないかとふと感じました。
いかがなもんでしょう。



東風&ケチャップ

無知(沢辺治美) (2000/02/10 11:50)

ちょっと、前の話題ですが、「東風」について。(古い新聞のコラムにあったので)
◆木・火・土・金・水を五元素とする陰陽五行説により、土は中央
 木:東:春:青、 火:南:夏:朱、 金:西:秋:白、 水:北:冬:黒
で、東風の「こ」は「木」の事の様です。そういえば、「木神」がどうのってありましたねぇ。

それと「ケチャップ」も調べてみました。
◆中国語で、「塩蔵魚の汁」を意味する「茄醤/コエチアップ」と言う言葉で、
 それが、ヨーロッパで「何か風味を持ったソース」と言う意味になり、
 木の実を使った「クルミケチャップ」など色々なバリエーションが生まれました。
 その後アメリカに伝えられ、そこでトマトを使ったケチャップが誕生したのです。
ということでした。



アイヌ語地名

UEJ (2000/02/10 09:38)

CD-ROM版広辞苑でアイヌ語地名を検索してみました。
・江戸:(古今要覧稿に「江所(江に臨む所)」の意とし、
 アイヌ語源説では宇土・烏頭と同じく出張ったところの意とする)
・神居古潭:(アイヌ語でカムイ(神)のコタン(集落)の意)
・利根川:(トネはアイヌ語 tanne(長い、の意)からか)
・根室:(アイヌ語で樹林の意のニムオロから)

やつ【谷】:(関東地方でいう。特に鎌倉辺に地名として多く現存。アイヌ語からか)
なんてのもありました。



ケチャップ

佐藤和美 (2000/02/10 09:20)

「ketchup」の語源ですが、
中国語広東方言koechiap、ketsiapが、
マレー語kechap経由で英語に入ったそうです。
(研究社「英語語源辞典」)

ケチャップのもう一つのスペルは「catchup」です。
(「catch up」じゃなくて「catchup」です。)



ketchup sikerpeni etc

清野良重 (2000/02/09 22:13)

小学館のプログレッシブ英和中辞典ではケチャップは
中国語厦門方言ke-tsiap(塩漬けの魚)とあります。
私には、ここまでしか分かりません。
厦門って福建省だからビンナン語ですか?
こんな単語あるのかなあ。



ケチャップの語源

toko (2000/02/09 21:06)

辞書を引くと「ケチャップ」(ketchup = catch up )とあります。
ケチャップの食品としての由来はマレー語の魚から取れるソースのことらしいのですが、
catch up としての他の由来はないでしょうか? どなたかおせーて下さいませぇ。



漢字の語源

中村威也 (2000/02/09 15:54)

以前の書き込み(人とman)で、なかもとさんが「たとえば「人」という漢字は人と人が
ささえあって・・・と言ったような成り立ちの意味があります。」と言われていました。
あげ足をとるようで嫌なのですが、金八先生のおかげで(?)、ほとんどの人がそう思
ってますよね(笑)。
でも、「人」は人間の姿を模したものです。胴体と手です。

「親」も「木の上に立って(子供を)見る」とか言いますけど、これも牽強付会の類です。
もっともこうした説は江戸時代からいろいろあって、一つの文化でもあるようですね。





UEJ (2000/02/09 12:38)

COBOLのZは知らないけど、整数をZで表すことがあるのは
ドイツ語の「Zahl(=number)」からだと思います。



capital

佐藤和美 (2000/02/09 12:30)

英和辞典で「capital」を見ると、
いろいろな意味がならんでいます。
首都、資本……
で、大文字が「capital letter」と。

パソコンのキーボードに「CAPS」ってありますね。
大文字と小文字を切り替えるやつです。
大文字関連なんだから「capital letter」の仲間なんでしょうね、きっと。



略号

無知(沢辺治美) (2000/02/09 12:11)

そういえば、よく「n番目」なんて書くけど、自然数(natural number)ってことですか。
でも、COBOLの「Z編集」の「Z」は絶対値。これは、日本語?



広辞苑のアイヌ語地名

佐藤和美 (2000/02/08 12:59)

「広辞苑を読む」(文春新書)を読んでたら、
広辞苑に「根室」のアイヌ語の語源が書いてあるとのこと。
(著者は根室出身)
たしかに書いてあります。

根室「アイヌ語の樹林の意のニムオロから」

アイヌ語に「ニムオロ」っていう単語があったかな?
「ニムオロ」という単語は多分幽霊アイヌ語でしょう。
普通に訳すなら
「ニ」木
「ム」つまる
「オロ」所
「木のつまる所」といったところです。
もっとも、「根室」を「ニムオロ」といったかどうかは断定はできませんが。

幽霊アイヌ語にひっかからないようにするには、
地名を存在するアイヌ語だけに分解する、
これを守るだけでずいぶんまちがいは減らせると思うんですが。
それをしてないですね。

私はCD−ROM版広辞苑を持ってないので、全数チェックできるわけではないですが、
ちょっといくつかの北海道の地名を調べてみたのですが、
「根室」以外にはアイヌ語の語源が書いてないですね。
どうして「根室」だけアイヌ語語源が書いてあるんでしょう?

それにしても「ニムオロ」が「樹林」の意味だとは、
どういう人が書いたんでしょう?
広辞苑のうしろの方に執筆協力者の一覧が載ってますが、
その担当分野の中に「アイヌ」も「アイヌ語」もありません。
「日本地名」というのはありますが、この人が執筆した?
どっちにしろ、アイヌ語、アイヌ語地名を全く知らない人がアイヌ語地名の本から無批判に孫引きしたという感じですね。
広辞苑に書いてあることを信じる人は多いでしょう。
またまちがったアイヌ語を信じる人がふえていくんですねぇ。



数学の略号

佐藤和美 (2000/02/07 12:46)

きょうはちょっとかわったところで、
数学の略号なんてどうでしょうか。

座標の原点を「O」で表わしますが.
これは「origin」(原点)の「O」。

「i」、二乗して「−1」になるあれです。
これは「imaginary number」の「i」。
日本語の訳語の「虚数」とはちょっとイメージが違いますね。
(オヤジギャグ?)

関数を「y=f(x)」と書きますが、
この「f」は?
「function」(関数)の「f」でしょうね。
パソコンのキーボードの「f・1」「f・2」……「f・1X]は
同じ「function」でも訳語は「機能」のほうですね。

「π」円周率
「π」はギリシア語の「περιμετροs」(周)の「π」ですか。
(シグマのもう一つの字体がJISコードにないようなので、
「s」で代用します。)

いろいろありますね。
私は「原点」が「origin」で、「虚数」が「imaginary number」だと聞いたときは、目からウロコの気分でした。
中学校で教えてくれればよかったのに、と思ったものです。
(ムリにきまってるかな?)

略号は他にもまだ山ほどあると思うんですが……



「ち」は「風」

佐藤和美 (2000/02/06 17:06)

広辞苑の「東風」の項にも「ち」は「風」の意だと書いてあります。
他に「ち」のつく「風」がらみの単語があるか調べてみました。
広辞苑にも載ってました。
「はやち」(疾風)です。
「はやて」に同じとあります。
「こち」の「ち」は「風」にまちがいなさそうですね。



「言葉の世界」伝言板1月分

佐藤和美 (2000/02/05 11:25)

 「「言葉の世界」伝言板1月分」を追加しました。

 毎日の分量はたいしたことないですけど、
こうして一ヶ月分まとめるとかなりの分量になりますね。
まるで新聞小説みたい?



パラ&こち

無知(沢辺治美) (2000/02/04 16:55)

清野さん、佐藤さん、「パラ」について、丁寧に教えていただきまして、
本当にありがとうございます!!m(__)m 感謝、感激です。
今度、偉そうな顔して、他の人に披露させていただきます。)^o^(

さて、「こち」ですが、検索してみた結果、こんなのがありました。

こち【東風】(「ち」は風の意)
東よりふく風をこちとなづく、如何。これを推するに、虎うそぶいて、風を成といへる事ある歟。
虎は、木神なれば木也。こといひつべし。ふき返りて、ひ也。
こひとなる。こひをこちとばしいひなせる歟。 (『名五記』巻五)

ちょっと、私には、意味がよく分からないです…。



こち

佐藤和美 (2000/02/04 12:48)

ひぽさんwrote
>「東風」を「こち」というのはどうしてでしょうか
>こっちとあっちのこっちで天皇のいる東だから
>こっちこっちこちこち・・ってなのはほんとでしょうか

どうも書いてある意味がよくわかりません。
どういうことなんでしょうか?
どっちにしろ、「東風」と「天皇」は関係ないと思いますけど。
東からふく風だから「東風」の字を当てたということでしょう。



パラ

佐藤和美 (2000/02/04 12:45)

「para-」平行、側面、以上、以外、超過、近似、不正、不規則などの意。
ギリシア語の「pard」、さらには印欧祖語の「*per」にまでさかのぼるようです。
(「防ぐのパラ」以外は大体こちになると思います)

「para-」がらみの単語を羅列していったらきりがないですね。
なんたって「平行、側面、以上、以外、超過、近似、不正、不規則」ですから。

「parallel」の語源はギリシア語「parallelos」(他のもう一つの側)

「paralympics」「paraplegic(下半身不随の)+olympics」
これは「parallel+olympics」に変更しようという話があったはずです。
(もう変わってるかもしれません)

「パラサイト・イヴ」なんてのもありました。
(「サイト」は「食べ物」だそうです。インターネットでいう「サイト」とは別物ですね。)

以上、まとまりのない、文章になってしまいました。



東風ふかば・・・

ひぽ (2000/02/03 20:17)

「東風」を「こち」というのはどうしてでしょうか
こっちとあっちのこっちで天皇のいる東だからこっちこっちこちこち・・ってなのはほんとでしょうか
教えてくださいませ



おどるパラパラ

清野良重 (2000/02/03 19:58)

Para-1 1「近所」「両側」「以上」「以外」「不正」「不規則」
    2「異性体」
    3「欠陥」「異状」「擬似」「副」
Para-2 「防護」

parable たとえ話 paraならんで+boallein置く ギリシャ語より
parachute パラシュート paraに対して+chute落ちる フランス語より
paradigm パラダイム para並んで+deiknymi示す ギリシャ語より
para-dichlorobenzen パラジクロロベンゼン
           塩素基を二つ持ったベンゼンの異性体。
           ベンゼンでは置換基の位置関係によって
           ortho-とmeta-の接頭辞がある。
           ortho-は「正規な」をmeta-は「変化した」を
           para-は「異性体」を意味する。
paradox 逆説 para並んで+doxon意見 ギリシャ語より 
     ちなみにオーソドックスはortho-doxです。
以上 プログレッシブ英和中辞典(小学館)より まだまだあるよ



RE:人とman

佐藤和美 (2000/02/03 12:38)

なかもとさんwrote
>漢字には漢字の意味があります。
>たとえば「人」という漢字は人と人がささえあって・・・
>と言ったような成り立ちの意味があります。
>英語にもそういった類の語源はあるのでしょうか?

例えば「bicycle」(自転車)の語源は「bi」(二つの)+「cycle」だ、
というようなことでしょうか。それなら山ほど例がありますけど。

それともアルファベットそのものの字体のことでしょうか?
「A」を上下ひっくりかえすと(180度回転させると)、
上に角のようなものが二本出ています。
「A」は牛をもとにした象形文字だという話があって、二本出てるのは牛の角というわけです。
「A]が牛の顔に見えますか?
ヘブライ語だかアラム語だかで「牛」のことを「alef」といった。
で、「alef」の語頭の「a」が「A」の形の発音になったという次第。

以下の書き込みを参考にしてみてください。
「アルファベットの語源」(1999/12/01)
「アルファベットの歴史」(1999/12/02)

>あるいは、man/humanこの違いはあるのでしょうか?

英和辞典で調べると、
「human」形容詞
「man」名詞

語源辞典で調べると。
「human」ラテン語発、フランス語経由のいつものパターン
「man」ゲルマン語系の本来の英語

「human」はラテン語の「ホモhomo」に行きつくようですね。

インドに「マヌの法典」というのがありますが、
この「マヌ」と「man」が同語源だというのを読んだ記憶があります。
(岩波文庫「マヌの法典」の解説?)



パラ

佐藤和美 (2000/02/03 12:37)

「防ぐのパラ」のオマケ。
「パララン」ラン(伝線)を防ぐ。
伝線しにくいストッキング。グンゼの商品名。
私は実物を知らないんですが……

他の「パラ」はもう少々お待ちください。(^^)
(あした?)



人とman

なかもと (2000/02/02 18:22)

漢字には漢字の意味があります。たとえば「人」という漢字は人と人がささえあって・・・と言ったような成り立ちの意味があります。英語にもそういった類の語源はあるのでしょうか?
あるいは、man/humanこの違いはあるのでしょうか?



話を戻しますが。

muragin (2000/02/02 17:18)

うちの近所では、
「ぱらしゆうと」  パラシュート
「ちよこれいと」  チョコレート
「ぐりこ」     グリコ

で、グーで勝つのはメリットが少ないと言うところで、
駆け引きが生まれて、あえて、グーを出して、パーを出させて
チョキを出すとか、こいつはグーを出さないと思わせて、
チョキを出しそうなところでグーを出したりしていました。

では。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~muragin/



パラ

無知(沢辺治美) (2000/02/02 13:49)

以前「パラリンピック」の「パラ」って何だ?って話になった時、
「『もう一つの、別の』って感じなんじゃないかなぁ」って言ったら、
「じゃぁ『パラソル』はもう一つの太陽なのか?」って言われたんですよ。
「パラリンピック」Paralympics〔paraplegia と Olympics の合成語〕とか、
「パラレル」parallel、「パラボラ」parabola、「パラメーター」parameterの
「パラ」って、何なんでしょうか?



パラソルとパラシュート

佐藤和美 (2000/02/02 12:40)

パラソルとパラシュートの共通点は?
そう、「パラ」があるのが共通点ですね。

この場合の「パラ」の意味は「防ぐ」ということで、
「パラソル」は「ソル」(太陽)を防ぐもの、
「パラシュート」は「シュート」(落下)を防ぐもの。



ベリー

おかもと (2000/02/02 02:17)

私の知っているのは、「パイナツプル・チヨコレイト・グリコ」でした。
北海道はGooseberryなんて、かっこいいですね!

ベリーの元は、印欧語根のBha-=(赤く)輝く だそうです



(無題)

清野良重 (2000/02/01 23:09)

北海道(登別・室蘭地方)には、じゃんけんをして勝つと
勝った拳の種類によってパイナツプル、チヨコレイト、グスベリ
と1音1段づつ、階段を歩き進んで行く遊びがあります。
で、このグスベリは日本語だと、子供の時、思っていましたが、
あとになってgooseberry(グズベリー)だと知りました。
赤紫の小さな円い実がなります



ハックルベリー

無知(沢辺治美) (2000/02/01 13:04)

ブラックベリーblackberry なんてのもありますね。
ハックルベリーで検索してみたところ、『テキーラのもとになる木の実』だとか。
で、写真も有りました。↓ (時任三郎のページのようです。)
http://www.subtime.net/ESSAY/KAYAK/kayak07/62901.htm



ベリー

佐藤和美 (2000/02/01 12:36)

英語には語尾に「berry」のつく果物が多くありますね。

ストロベリーstrawberry
ブルーベリーblueberry
ラズベリーraspberry
クランベリーclanberry
ハックルベリーhuckleberry

さて、「berry」の意味はっと、
「小さな水分の多い果実」ですか。

みんな小さくて水分ありそうですね。

マーク・トウェインに「ハックルベリー・フィンの冒険」というのがありましたが、
ハックルベリーって、どんな果物なんでしょうか?



Copyright(C) 2000 Satou Kazumi

BACK