別冊宝島「ザ・マンガ家」編集雑記

はじめに。

かれこれ3〜4年前から、俺は別冊宝島に出入りするようになった。大学〜ザ・テレビジョン時代の友人である黒須田守(田中幸彦)が編集部でアルバイトをしていた縁でだ(黒須田は、その後契約社員になり、昨年暮れに退社した)。いちばん最初にやった仕事は、彼の担当する『競馬読本シリーズ』の手伝い(資料集めとか、版下づくりとか)だったと記憶している。その後、『パチンコ大勝利』の創刊2号から、編集補助、校正などで上智大学ウラにあったヤマトビルにしょっちゅう通い始め、自然とデスク業務やライティングの仕事をもらうようになり、いまや立派な雑誌ゴロに成長させていただいた。JICC〜宝島社さんには本当に感謝してます。

さて、別冊宝島というのは、担当とデスクの二人だけでつくっているのをご存じだろうか。もちろん、何人かでチームを組む場合もあるが、あくまで基本は二人だ。巻末の太字が担当者なので、もし、手元に別冊宝島があったらめくってみて欲しい。たいがいが二人のはずだ。役割分担としては、担当者が企画開発、原稿依頼、取材などで、デスクは主に、原稿手入れや、印刷所、デザイナー、校正者との交通整理である。俺が、別冊宝島で主に収入源にしてきたのは、このデスク業務である。一時期、別冊宝島の出版点数が異様に増えていき、デスクが社員だけでは足りず、外部に頼むことが多くなったためだ。こうして、競馬、プロレス、風俗などの別冊のデスクを十数冊もやらしてもらったし、これからも大切な収入の糧として続けていくことだろう。ただ、担当への憧れみたいなものが、ないわけではなかった。自分で企画をたて、自由に筆者を選び、1冊の本を完成させる。これってけっこう快感だろうな。そんなふうにいつも思っていた。もちろん、いままでの別冊も企画段階から関わってきたものもたくさんあるが、まるまる一冊自分の企画でというのはやったことがなかった。そこで昨年からいくつか企画をたて(女子高生モノや音楽モノ)、会議にかけてもらったりもしたが、なかなか通らず、今回ようやく日の目をみたのが『ザ・マンガ家』である。これまでも別冊宝島ではマンガものはいくつかあったが、いずれも高レベルで、売り上げもよかった。マンガモノの担当の近藤さんは、とても出来る人で、入り込む余地はなかった。それでも、マンガ家のほうにスポットをあてたものがないことに気付き、企画をたてることにした。何度か企画書を局長の意見を聞いたりしながら書き直し、ようやく営業にかけてもらった。この間に、マンガの担当者、近藤さんが宝島を退社したこともあってか、なんとか企画は通った。これが5月7日(木)のこと。その日俺は黒須田や、ホームレス・ライター畠山直毅氏、まだ21歳の若手競馬ライター・松本伸也君等と、多摩川競艇場に行き、スッテンテンで帰りの無料バスに乗っていた。その車中で携帯電話が鳴り、吉報を受け取ったのだ。発売日は9月頭か、10月頭かの選択だったが、初めての担当ということもあり、10月頭を選択した。こうして、俺の初めての企画担当本、『ザ・マンガ家』の編集がスタートしたのである。
<記/平成10年8月16日>
<改訂/平成11年4月21日>

5月7日に企画が通ったものの、じっさいに原稿が入り出すのが8月頭ということで、5月中はほとんど何もやらなかった(だったら9月に出せばいいものを……)。韓国に遊びに行ったり、三才ブックスの仕事をしたり、申し訳程度にマンガ喫茶で適当にマンガを読んだりする毎日。つくづく自分がなまけものだということを再確認した。それでも5月の終わりごろから、筆者集めに入り、毎日のように打ち合わせを繰り返した。このなかにはショートカット関係者も多数含まれている。協力してくれたカッターの皆様に心から感謝します。今回の本は、読者層を固定せずに、色々なジャンルのマンガ家の生態を探るのが目的なので、なるべくまんべんなく各ジャンルに強い筆者をそろえた。さらには、数あるマンガムックとの差異化をはかるため、よくみる名前、呉智英氏や夏目房之介氏、村上知彦氏や大泉実成氏あたりには声をかけなかった。前担当・近藤さんが使っていたライターも基本的にはオミット(竹熊健太郎氏は例外)。なるべく自分の色を出したいものだしね。ただ、これには反省点も多々ある。やはり、そうなってくると友だち仕事も増えてしまい、原稿のレベルには正直「?」がつくものも多い。次回(があれば)はなあなあは極力減らすつもりだ。友だち関係以外には大物もゲットしていて、馳星周氏が引き受けてくれたり、相原コージ氏、和田ラヂヲ氏、松苗あけみ氏あたりがマンガ原稿を引き受けてくれたのは嬉しかった。その他、秋本鉄次氏、亀和田武氏、松沢呉一氏、杉作J太郎氏といった常日頃からお世話になってるかたがたにも、原稿依頼し快諾していただき、毎度のことながら、ありがたく思っております。

さて、この『ザ・マンガ家』の売りのひとつが約30本にものぼるインタビュー。予算がないのでカメラマンをつけられず、伊熊がほとんどの取材に同行し、カメラマン役をつとめるはめになった。これがいちばんキツかったが、いろいろなマンガ家さんにあえるのは楽しくもあり、7月中はキツいながらも充実した日々だったと思う。まあ、あまり本誌には書けなかったこぼれ話や、マンガ家さんの印象などをダラダラ書きたいと思う。

まず、取材がダメだった人。

★安野モヨコ……その昔、別宝でもめた経緯があり、かたくなに拒否。でも、喋り方の物腰から、悪い印象は受けなかった。「担当も変わったので」を強調してなんとか氷解を狙ったのだが、よっぽどひどい目にあったらしく(理由はあえて書きません)、きっぱりと断わられてしまった。でも「伊熊さんには関係ないことだけど……」を強調してくれていたので、別冊宝島以外なら受けてくれそう。なにかありましたらよろしくお願いしますモヨコさん。
★三浦建太郎……取材は全部断わっているそうだ。『QJ』情報は正しかった。
★小林まこと……「新連載が始まったばかりだから」と担当段階で×出し。
★河合克敏……「忙しいから」とこれも担当段階で×出し。
★井上雄彦……担当から何の連絡もなし。どうやら米国在住との噂あり。
★村上もとか……お盆進行で忙しいのでとのこと。でも忙しくなければ基本的に受けてくれるみたい。次回につながった。
★どおくまんプロ……正体をあかすようなことはしたことがないそうだ。

というわけで、真夏の過酷な取材ロードがスタートした。

6月30日(火)現代洋子(『ともだちなんにんなくすかな』)
場所・つつじが丘の某喫茶店/インタビュアー・林陽子
*愛用の自転車に乗って現われた現代さん。マンガの印象よりも全然スマートで可愛らしい女の人でした。っつーかめっちゃイイ人。ズーッとニコニコしてて、僕等に気を使ってくれた。その日の夜に俺のケイタイに電話をくれた。いわく「『コーラス』の山本さんが編集部をやめるので、別冊宝島でどうですか?」とのこと。担当編集者の就職の世話までするかいがいしさもみせてくれた。もうすぐ結婚するそうだが、このインタビュー時には内緒にしてた。後で気付いた林は電話で追加取材したそうだ。

7月1日(水)喜国雅彦(『日本一の男の魂』)
場所・ロフトプラスワン(歌舞伎町)
*松沢イベントを伊熊が原稿にするつもり。一応楽屋であいさつ。寝坊してかなり遅れて登場した。

7月3日(金)青木雄二(『ナニワ金融道』)
場所・銀座千疋屋/インタビュアー・内池久貴
*「ブルータス」の日銀前での撮影後の、1時間ほどをもらう。あいさつだけして、あとは内池氏におまかせ。小柄な印象。元アシスタントの松永豊和先生(「バクネヤング」)が同行していた。こちらは越前屋俵太的な長髪をたばねた髭面の風貌。いかにも用心棒といった感じでしたな。

同日 ゆうきまさみ(『機動警察パトレイバー』)
場所・江古田の仕事場/インタビュアー・伊熊恒介
*池袋で、ドラゴンプレスいとぅと待ち合わせ、ゆうきまさみ氏の取材へ。とても40才とは思えない若々しい風貌にビックリ。最近は須田鷹雄のHPの掲示板にも登場してくれています。あまりの暑さにへばる。

7月6日(月)下北沢Queで山本直樹さんのライブ。
*「文春」の阿川対談の構成などを手がけるベテランライター・柴口育子さんの知り合いが、山本直樹バンド「スローラーナー」のメンバーであり、そのつてだけを頼り強引に打ち上げに参加。とがしやすたか氏、とりみき氏らが顔をみせていた。山本氏、とがし氏にインタビューの申し込み。帰りに酔っ払ってタクシーにカメラを忘れる(無事戻ってきたが)。

7月7日(火)赤星たみこ(『エクレア気分』)
場所・千葉県八街市・赤星たみこ邸/インタビュアー・酒井真秀
*上野から京成特急で1時間かけて、佐倉駅へ。出迎えてくれたアシスタントの人の車で20分ほどゆられ山奥へ。景色がだんだん物凄くなっていき
不安になる。いったいここはどこ? エコロジストの赤星さんの徹底ぶりに驚く。赤星さんは淡々とした頭のいい人という感じ。帰りは夫のしんちゃん(マンガそっくり!)に駅まで送ってもらう。猫がいっぱいいた。

7月8日(水)松井雪子(『おんなのこポコポン』)
場所・三鷹駅徒歩1分の松井雪子邸/インタビュアー・下森真澄
*あー雪子ちゃん可愛い。カメラの調子が悪く松井さんに貸してもらって撮影したもんだから、あんましいい写真が撮れなかった。あー残念。それにしても、本当にこんな美人があんなマンガ書いてるなんて信じられまへん。松下由樹を更に可愛くした感じ。ずーっとケラケラ笑っていた。部屋の中もよくかたずいていて、とてもマンガ家の部屋とは思えなかった。愛犬が走りまわって困った。インタビュー自体はちっと苦しかった。

同日 土田世紀(『編集王』『俺節』)
場所・吉祥寺の仕事場/インタビュアー・佐々木正孝@ササボン
*松井邸から駅1つ移動してササボンとツッチー取材。松井邸とは雲泥の差の汚さ(笑)。ツッチーはボソボソとインタビューに答え、正直盛り上がったインタビューではなかった。グチ多いし。途中テレコが止まるアクシデントも。カメラが壊れていたため(じつはたいしたことじゃなかったのだが)、なんと「写るんですフラッシュつき」で撮影。このときばかりはノッテくれて、面白い顔をいっぱいしてくれた。帰りにアンミラによって制服の女子店員を二人で視姦してウサ晴らし。でも原稿のできはよかったよササボン。サンクス!

7月9日(木)松苗あけみ(『純情クレイジーフルーツ』)
場所・西荻窪徒歩10分の松苗邸/インタビュアー・林陽子
*『この映画がすごい』でお世話になってる松苗さんのインタビュー。松苗邸には猫がいっぱいいた。松苗さんは気配りの人で好印象。しゃべりもうまい! メジロアサマ一族にたいする思いは相当なもの。西荻窪から離れたことがないそうだ。渋谷陽一に環八の外は田舎と言われたと怒っていた(笑)。松苗さんには師匠である一条ゆかり先生について漫画も描いてもらいます。

同日 よしだみほ(『馬なり1ハロンシアター』)
場所・帝国劇場下の喫茶店『チェリー』/インタビュアー・松本伸也
*競馬マンガのパイオニアよしださんのインタビュー。彼女は無類の『レミゼラブル』ファン(というより鹿賀丈史と滝田栄ファン)で、追っかけといっていいほど。この日も公演終了後に帝劇の下で話をきいた。松本君はインタビュー直前にショックなことがあり(南井克巳騎手が松本君のインタビュー原稿に激怒してしまった)、たいそう落ち込んでいたが、フォローしつつなんとか無事に終了してホッとする。『ファンファーレ』が休刊になってしまったが、『馬なり』は『アクション』で続くそうだ。

7月10日(金)一條裕子(『わさび』『2組のお友達』)
場所・三鷹の一條邸/インタビュアー・柴口育子
*『わさび』でおなじみ一條ゆうこ先生は、すっぴんの可愛いらしい女性で、マンガの通りの地味生活ぶりや、嗜好のアレコレを、なんと延々3時間に渡って話してくれた(今回の全インタビュー中最長記録)。そうとうなおしゃべり好きだ。しょっちゅう長電話をしていて8時間コースも普通だとか。ネオアコに最近ハマっているそうだ。三鷹の駅前で2時間ドラマの撮影をしていた。片平なぎさに何回も遭遇した。きれいな人だった。

7月13日(月)藤子不二雄A(『忍者ハットリくん』)
場所・新宿の藤子プロ/インタビュアー・渡辺水央
*藤子A先生はテレビなどで拝見しているとおりの人で、さすがに取材なれしていた。帰りは新宿まで歩いたが、20分くらいかかった。

同日 山下和美(『天才柳沢教授の生活』)
場所・駒場東大前の山下和美邸/インタビュアー・柴口育子
*ロック好きのネーちゃんがそのまま大人になってしまったような人。北海道時代の話や、昔のロックの話など。ギターウルフなど、あの辺の面々とも親交があり、よくライブにも顔を出してるみたい。ここにも猫がいっぱい。少女漫画家ネコ好き説は正しかった(『恋愛王』参照)。

7月14日(火)篠有紀子(『花きゃべつひよこまめ』)
場所・錦糸町の篠有紀子邸/インタビュアー・下森真澄
*やってしまった……。前夜、局長の石倉さんと飲みに行ってしまい泥酔して帰宅。昼間に携帯電話の鳴る音で目覚める。「今どこにいんのー?」と女の声。なんのことだか分からない俺。「家ですけど」下森「え!!」…ということで篠先生にお会いすることはできなかった。下森さんにあやまるためだけに錦糸町へ向かう。「いーよ、よくある、気にすんな」との優しいお言葉。下森さん本当にスイマセン。埋め合わせは絶対します…。

7月15日(水)江川達也(『ラストマン』『デッドマン』)
場所・吉祥寺の仕事場/インタビュアー・渡辺水央
*井の頭公園駅から仕事場まで住所だけを頼りに、だいぶ迷ってへとへと。目印なんもないんだもん。江川達也は、ものすごい勢いで世の中に対する色々な不平不満をぶちまける。それにしても編集者不信はそうとうなもの。スピリッツの元編集長Kは人間のクズ、集英社の編集は全部ダメなどの暴言をはきまくり。このへんはすんごいおもろかったが別宝ではさすがにオミット。ここでもこれ以上は書けん。

同日 古屋兎丸(『パレポリ』『ショートカッツ』)
場所・武蔵境の古屋兎丸邸/インタビュアー・伊熊恒介(+天野由衣子)
*大沢にある天文台の近くの、いわゆるハウスみたいな小さな一軒家に住んでいた兎丸君とアシスタントDちゃん(かわいい!)。二人の関係は……。『ショートカッツ』は映画「ショートカッツ」からとったタイトルだそうだが、「ショートカット」の雑多な感じも好きだといっていた。ということで、一応松沢さんに「使っていいか」と断わったそうだ。ちょうど松沢さんの「エロエロ」の表紙の仕上げをしていた。年も近く(1こ上)気もあったので、今度一緒に遊びましょう、兎丸さん。兎丸ファンの編集天野は勝手にくっついてきて、サインもらって、えらく感動していた。

7月17日(金)森川ジョージ(『はじめの一歩』)
場所・桜台の森川ジョージ邸/インタビュアー・田端到
*講談社で担当の今西さんと待ち合わせ。初めて入ったよ講談社。やっぱ歴史のある出版社は違うね雰囲気が。けっこう感動しつつ、タクシーで桜台まで。森川さんは、自身もボクシングジムをもつほどの拳闘狂。釣りの話になると目を輝かせていた。ものすごく小柄でやせた人だった。

同日 杉作J太郎(『ヘイワイルドターキーメン』おそらく絶版)
場所・宝島社/インタビュアー・北山涼(=岡部敬史)
*メディアワークスから単行本になる予定の「マンコラム」(『ガロ』)の原稿をみながら3人で狂ったように笑う。笑いすぎて死ぬかと思った。

7月21日(火)池沢さとし(『サーキットの狼』)
場所・井荻の池沢さとし邸/インタビュアー・松田勇治
*我々30前後の世代にとって、池沢さとし先生は憧れの人であった。俺は小学校3、4年の頃、浜名湖で池沢先生のポルシェ930を発見、その後一緒に写真も撮った。そのときの話をしたらなんと覚えていてくれた。感激した。少しも変わってなかった。部屋にはアブトレーナーがあった。

7月22日(水)山本直樹(『ありがとう』『フラグメンツ』)
場所・すかいらーくグリル牟礼店/インタビュアー・青木逸美
*なんと原稿はすべてマックで描いているそうだ。最近「HOTWIRED」に偽日記みたいなのを書いてるらしい。ライブのときと同じロッドマンのTシャツを着ていた。お気に入りなのだろう。帰りに豪雨にたたられる。

7月23日(木)バトルロイヤル風間(『俺たち将棋ん族』)
場所・大島にある仕事場/インタビュー・黒須田守
*風間さんは、100キロ近い巨漢で風貌は杉作さんみたいなキャラ。落語好きで非常に弁がたつ。仕事場は下町の古い一軒家で、これまた趣があった。Tシャツとか色々くれた。

7月24日(金)浜口乃理子(『酒とたたみいわしの日々』)
場所・新宿「ふね」/インタビュー・内池久貴
*のんちゃんは『フォーカス』でもとりあげられた美人マンガ家(笑)。酒豪なのだが、この日はお盆進行の仕事がたまっており、ちびちびやるだけであった。残念。この取材のあとに、ポイントXに行き例の事件が…。

7月29日(水)片山まさゆき(『スーパーヅカン』)
場所・吉祥寺・片山邸/インタビュアー・粟生こずえ
*徹マン明けで寝起きの片ちん。部屋には桃伝がつけっぱなしに。

7月30日(木)とがしやすたか(『青春くん』)
場所・ジョナサン志茂店/インタビュアー・増井修
*絵が下手だから原作をやってみたいと言っていた。杉作さんと同じこと言ってる(笑)。

8月3日(月)桜沢エリカ(『サロン』)・杉作J太郎対談
場所・新宿「くらわんか」/進行・伊熊恒介
*40分ほど遅れてきたエリカさん。待っているあいだにエリカさんの料理まで食べてしまったJ太郎に大笑い。昔話に花をさかせた。エリカさんは、まるでモデルさんのようなプロポーション。35歳とは思えない若さ。

8月6日(木)しりあがり寿(『ヒゲのOL』)
場所・池尻「向日葵」/インタビュアー・中村直子
*『ガロ』の原稿をよそから出すのに奔走してるようだ。「ヒゲ」は10万部以上売れたらしい。パフィーってすごい。パフィーと対談してもらう予定だったが、ツアー中なのでダメとあっさり断られた。ソニーのケチ。

8月10日(月)吉森みき男(『しまっていこうぜ』)
場所・千駄木の吉森邸/インタビュアー・粟生こずえ
*吉森先生は生粋の江戸っ子。奥様含めて歓迎していただき感激しました。

★この原稿はミニコミ『ショートカット』の別冊『マンガー』に掲載されたものを一部改訂したものです。入手方法はshortcut webでご確認ください。