ロボット漫才

   
 

介護施設でのレクリエーションなどでご覧ください。高齢者の「あるある」をテーマに、2体のロボット「太郎と花子」が漫才をします。

 
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ネタ一覧

 
  (太郎)どうも、みなさん。今から漫才をさせていただく、いつも元気がいいことで有名なロボットの太郎です。
(花子)美人で独身の花子です。
(太郎)いやああ、今日のお客さんはみんな元気そうな人バッカりやねえ。
(花子)そうですね。やっぱり健康が一番です。
(太郎)でもまだまだ寒いですから、風邪には気をつけてくださいね。まぁ僕は毎日からだを鍛えてるんで大丈夫ですけれど。
(花子)アホは風邪ひかん言うしね。ちょっとは頭も鍛えたほうがええよ。
(太郎)失礼な、僕は自分の名前は漢字で書けんねんで。
(花子)偉そうに言わんとき、保育園児かいな。
(太郎)それにね、引き算、足し算は2桁まで出来るんですよ。これは保育園児には無理ですよね?
(花子)大丈夫かあ?そんなんでは、お店でお釣りごまかされるよ。
(太郎)え?なんで知ってんのん?
(花子)だいたい想像つくがな。どうごまかされたん?
(太郎)900円のお弁当買って1000円出したら、10円しかお釣りがけぇへんかってん。ほんまは100円のはずやろう。
(花子)それは消費税をひかれたからちゃうん。10%の消費税をいれて990円やろ。
(太郎)え?消費税て、65歳以上の高齢者は免除されるんやろ?
(花子)かなんなぁ。今頃店員の間で「昭和のおじいさん」とか、そんな感じのあだ名つけられてるわ。
(太郎)昭和のころは消費税は無かったからなぁ。
(花子)他にもなんかやらかしてそうやなぁ。なんやかんやで、お店の人に、へんなクレームつけてへんやろなぁ?
(太郎)いやいや、クレームなんて。まぁ、買ったものを袋に「いれてくれへん」だんで文句を言ったことはあんねんけどな。
(花子)何を言うてんのん。今はレジ袋は有料やねんで。ほんまに「昭和のおじいさん」やな。他には?
(太郎)レジ前にあったチキンが美味しそうやったんで、「ファミチキ1つ」って言ったら、「無い」っていいよんねん。目の前にあるやんて、文句言うたった。
(花子)確かにそれは、店員が悪い気がするな。
(太郎)せやろ。
(花子)聞き間違えたんやろか?人手不足で店員も高齢化してるから、耳が遠いんかもな。それ、どこの店なん?
(太郎)駅前のセブンイレブンやで。
(花子)やっぱりあんたが悪いわ。セブンイレブンに「ファミチキ」は売ってへんで。セブンイレブンのは「ナナチキ」って言うんや。
(太郎)え?そうなんや。でも、あそこのセブンイレブンは他にもおかしいとこあんねんで。なんと、幽霊がでんねん。
(花子)どういうことお?
(太郎)奥にペットボトルやら、缶ジュースやらを、冷やしてる棚があるやろ?缶ジュースを取ろうとしたら、棚の奥からニュうッと手がでてきてん。怖いやろお?
(花子)いやいや、それは店員さんが、裏から商品の補充をしたはったんやろ。怖いのはあんたや。ほんまにアホなことばっかり言うて。もう君とはやっとれんわ!やめさしてもらうわ!