テルミン
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写真の楽器は、ヤマハの合歓の郷に合宿に行ったときに撮影させてもらったものです。
テルミンの音は、まるく柔らかい音で、生楽器ではミュージカル・ソウという楽器に音が似ています。
垂直方向のアンテナは、音高、水平方向のアンテナは音量を調節する
ために使います。垂直方向のアンテナに手を近づけると音が高くなり、離すと音が低くなります。水平方向のアンテナに手を近づけると、音が小さくなり、離すと大きくなります。
この操作は、人間のもつ「近づけると音が大きくなる」という一般的な感覚とは逆になっていますので慣れないうちは変な感じがします。
テルミンはアナログシンセ
のように、温度や湿度などの影響を受けて、時間の経過でチューニングがずれるため、頻繁にチューニングしなければならないらしいです。
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ロシアの民芸品マトリョーシカの形をしたテルミンでマトリョミン
という楽器もあります。
ノートとピッチベンドのMIDI信号を出力してテルミンの音を再現するMIDIテルミンというのもあります。 |
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楽器の考案者・考案時期 |
1920年頃、ロシアのレフ・テルミン博士が考案(発明?)した楽器です。 |
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