最近読んだ本 


新・階級闘争論/門田隆将

注文したことを忘れていたんですが、GW初日に到着。
Will連載の「事件の現場より」の書籍化された本ですが、内容に非常に同感
な事が多く、世界的に共有して欲しい内容でした。
ある人物の言葉の一部、あるいは過去の思想や発言のひとつの側面を捉えて糾弾
し、その存在すべてを否定し、非難する「キャンセル・カルチャー」が横行して
いる世界を指して「新・階級闘争」としています。個人的には、「行き過ぎたポ
リコレ」はNGだと思っているので、世界的なバランスの適正化を望みます。そ
もそも「BLM]とかを「まとも」って本当に思っているのか?疑問です。


独学大全 / 読書猿 著

750ページ以上の厚さが本屋さんで目立っていました。(笑)
結構売れているようなので、読んでみました。そもそも「大全」とか「すべて」
とか題名にある本は、ほぼ中身が不足したものだったりするんですが、この本は
かなり「大全」に近いと思いました。個人的にも学習法や勉強法、調査のやり方
とか長い間勉強してきましたが、この本には、そのほとんどが書いてある上にそ
の出自というか?誰の説なのかも記載してあり、勉強になりました。1冊持って
てもいいと思いますが、でかいし嵩張るので微妙です。
読みながら橘玲さんの「読まなくてもいい本」の読書案内を思い出しました。古
典って現在に生き残っているだけあって、価値のある内容であるものが多いんで
すが、実はエッセンスで十分だったり、時代遅れであるものだったりと古典とい
ってもいろいろなんです。ですので、この本のようにダイジェストで幅広く網羅
した本は、インデックスとしてありがたいと思います。検索はググッた方がよい
と思っている人が多いと思いますが、付箋をつけた本にはかなわないと思います。


1970年代のプログレ - 5大バンドの素晴らしき世界 / 馬庭 教二 著

友達が挙って読んでいたので、僕も買いました。著者と歳がひとつ違いで地方出
身という共通項があり、音楽あるある満載でした。(笑) ただ、書いている内
容は結構恥ずかしいです。酒飲みながらでっかい音でアルバム聴きながら語り合
うような内容ですね。(笑)できたらどこかのロックバーで著者と一緒に飲みに
行きたいです。ギタマガ・レイドバック世代ですね。(笑)

2021年5月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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