2005年11月 フィールドノート      目次に戻る  top↑


【11/03 秋ヶ瀬】
他に行くところもないので、とりあえず行く。
モズがうるさく鳴く駐車場からカッコウやツツドリがいるという奥まった場所に行き、いたけど、カッコウですよね〜幼鳥、でもお腹の縞模様はかなりハッキリしてますよね。
でも後ろ頭には白い部分がありました、背中は焦げ茶っぽいですね〜、目の虹彩が黄色から橙黄色がカッコウ、ツツドリは橙褐色から暗褐色。とりあえずカッコウにした。
他、初アオジ、初ジョウビタキを撮りたかったけれど会えなかった。
カルガモ、カイツブリ、ヒヨドリの5〜6羽群れが鳴きながら波状に飛び、マヒワの声が空に聞こえたような…。写真はカワセミ、かなり遠かった。




【11/06 日光】
ETCの深夜割引に間に合う時間に出て、紅葉のいろは坂を暗いうちに登る、さすがに空いていた。戦場ヶ原で夜明けを待っていると、ようやく辺りが明るくなり、霜が一面に覆った風景が広がる。うつくしい(*_*)。

足元では小川に沿ってミソサザイが飛んだ。
ズミの実はあまり付いていない。
鳥はアトリ、マヒワもたくさん群れで飛んでいた。他カラ類、ホオジロ、アオジ、アカゲラ、カシラダカ。
川にはマガモが7〜8羽浮かんだり、逆立ちしたり。ヤチボウズが湯川の本流にもあってやはり霜をかぶって白髪頭のようだった。遠くシカの悲しそうな雄叫びが聞こえる。

木道を途中まで歩いて、引き返す。
本日のメインは日光市でハイキングなので、いろは坂をゆっくり紅葉を眺めながら下った。
紅葉は、いろは坂から下、中禅寺湖あたりが一番見頃で、上は唐松が黄色く残っている程度だった。



【11/12多摩川河口】
雨がすっかり上がって出かける。
すっきり晴れてきて対岸も川もキレイだった。
満潮に近く、鳥はカワウ、アオサギが最初に目について、下流に下ると、マガモ、対岸にヒドリガモ、カルガモ。たくさんのユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ハクセキレイなど。

河口の沖合にスズガモ、キンクロハジロ、ホシハジロで合わせて多分2千羽以上。帯になって漂っていた。
河口の干潟にユリカモメ、オオセグロ、セグロ、ウミネコ。
セグロカモメが2羽お互いに鳴き交わし、お辞儀しながら互いに回り、一緒にある方向に向かって進む。鳴き声は何だか間延びしていて…。(写真)
いすゞの工場跡地にチョウゲンボウがホバリングしていた。
草地にジョウビタキは見られず。
空高くにはトビ。時おり、オオセグロ、セグロが頭の上を飛び過ぎた。


【11/13 秋ヶ瀬・彩湖 】
ゆっくり出て着いたのは8時頃。桜がしょぼくれた紅葉を見せていた。子供の森は鳥が少なく、特別珍しい鳥も見ない。ツグミの声やアオジの声を聞いたぐらい。

ピクニックの森でも鳥はモズやアオジ、ウグイス、カルガモ、マガモ、カイツブリ、カワセミ、シジュウカラ、コゲラ、セグロセキレイなどいつもの仲間。
道のそばのコマユミとカマツカが並んで赤い実を付けていた。
なかなか紅葉は進まず、ポプラの大きな木もまだ色づいていない。

次は彩湖に行く。カモは地味なヨシガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カルガモ、ミコアイサのメス仕様、オオバン、カンムリカイツブリなど。他、ユリカモメ、セグロカモメ、アオサギ、カワウ。
スズメ、ホオジロ、ベニマシコのオスも教えていただき飛ぶ姿を今季初、見ることができた。暑いぐらいの陽気で、風もなくのんびり散歩できた。

最近コンパクトデジカメをPower Shot A620に交換した。
今のところ気に入ってる。4倍の光学ズームとデジタル4倍ズーム。花はマクロで1cmまで接写できる。7.1メガでA3まで伸ばせる予定。グリップも握りやすく、使いやすい。写真はそのデジカメで撮ったもの。
1/25秒 F2.8 焦点距離7.3oでした。