Pmacs
部品仕様(概要)
Pmacs
は基本機能以外の機能はすべて部品化してあり,それらを自由に追加・削除できる.部品の実体はDLLであり,仕様にあわせてこれを作成することで,新たな機能を作成することもできる.本文ではPmacsの特徴をなす,各部品の詳細を述べる.画像入出力コンポーネントはファイルなどの外部データと
Pmacsとの仲介をするものである.このコンポーネントの主な機能は
・画像を内部に読込む
・画像を外部に出力する
の2つである. 主に画像ファイルを読み書きするものであるが,読込先はファイルに限らず,たとえば他のアプリケーションとのデータのやりとりに用いるものなども作成可能にする予定である.将来的にはOLEなどに対応するかもしれないが,先のことはよくわからん.
現状ではファイル入力はSusie(
©takechin)のプラグインファイルをそのまま使っている
描画メソッドとは,ユーザからの入力(マウスのクリック,ドラッグなど)に対してどのような描画を行うかを定義するものである.
ユーザからの入力はサーバによって解釈され,描画メソッドに渡される.描画メソッドはそれに対応してガイドラインの描画,実際の描画などを行う.
描画メソッドは,次の5種類に分けられる.・フリー
・クリック
・ドラッグ
・クリックorドラッグ
・その他
どの種類に属するかによって,ユーザの入力をどう解釈するかが異なる.たとえば,「クリック」に属するコンポーネントはクリックされる度にその座標をサーバから受け取る.この情報によって,描画などを行い,制御をサーバに返す.この機構によって,コンポーネントはユーザが実際にどんな操作を行ったか知る必要がなく,ただそれぞれの描画だけを行えばよい.
カレントカラー,ペン形状の変更などの操作補助,GUIベースの機能拡張を行うウィンドウを定義するものである.
PmacsのAPI関数を用いることより,Pmacs内部の操作も可能であり,操作補助にとどまらず,画像生成・機能追加といったことも行える,非常に自由度の高いコンポーネントである.
コンポーネントは,独自でウィンドウを持ち,その制御を行う.その部分はサーバから完全に独立しており,サーバとのやりとりは
場合にのみ発生する.
画像に特殊効果を加えるためのコンポーネントである.
フォトレタッチそふとの「ぼかし」「指先ツール」などに相当する加工を定義するコンポーネントである.Pmacsではこれらの操作は拡張された色であると考え,機能色と呼ぶ.
この部品の仕様は検討中である.
領域指定などにもちいる点群の形状・操作を定義する.
仕様未決定
このコンポーネントは狭義にはマクロを記述するためのものである.しかし,セルアニメーション作成・マルチメディアプレイヤー的な機能を追加することもできる.
仕様未決定
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