3〜4人。「カタン島」を道路や建物を建設する事で開拓していきます。得点源は以下のようなものがありますが、その合計が最も早く10点に達したプレイヤーが勝利します。
カタン島は、6種類の地形タイルを19枚組み合わせて構成されます。組み合わせはゲームスタートする毎に自動的に変更されます。地形には「砂漠(ヤシの木がある)」「森林(緑)」「丘陵(ベージュ)」「牧草地(黄緑)」「農地(黄色)」「山岳(灰色)」があり、砂漠を除いた残りの地形からは資源が産出します。産出する資源は森林から順番に「木」「土」「羊」「麦」「鉄」です。 これら地形タイルの周辺は海で囲まれていますが、場所によっては「2:1」「3:1」といった数字と線で繋がっている場所があります。そこに建物を建てると、その建物を用いて貿易をすることが可能になります(貿易については後述)。
画面4隅には、参加しているプレイヤー名が表示されます。建てた建物や道路は、プレイヤー名の色と同じになります。
1: 各自自分の色と対応した開拓地(小さい家)を5個、街(大きい家)を4個、道路を15個受け取ります。ゲームは、ランダムに決められたスタートプレイヤーの番から始まります。 2: スタートプレイヤーから順に、開拓地と道路を置いていきます。開拓地は地形タイル3つと接する交差点に置くことが出来ます(3方とも海の場所には置けません)。開拓地を置いたら、それに接するように道路を置きます。道路は地形タイル2つに挟まれた「辺」の部分に置くことになります。開拓地も道路も、置きたい位置をクリックすれば置くことが出来ます。ただし、置き方にはルールがあるので、それに従っていないと置くことは出来ません(そのルールについては後述) 3: 最後のプレイヤーが置き終わったら、今度は最後のプレイヤーからさっきと逆の順番で2つ目の開拓地と道路を置いていきます。置き方は上記2と同じですが、開拓地を置いた後、その周囲3つの地形に対応した資源カードをもらうことになります。各自2つずつ開拓地と道路を置き終わったら、スタートプレイヤーの手番からゲームが始まります。 4: 手番プレイヤーはまずサイコロを振ります(これは自動で行われます)。出た目の合計が7だった場合は盗賊が出現しますが(これについては後述)、それ以外の場合は出た目の合計と同じ数字が書かれた地形から資源が産出します。そのような地形に接するように開拓地や街を建設していたプレイヤー全員が、開拓地1つ当たり1枚(街ならば2枚)の対応する資源カードを受け取ります。 例:上記のゲーム画面に注目してください。この場面で黄色プレイヤーが「6」を振ったとします。すると、「6」と書かれた牧草地(黄緑)と農地(黄色)からそれぞれ対応する資源である「羊」「麦」が産出されます。まず牧草地の周囲には白と青のプレイヤーが開拓地を1つずつ建てているので、各自「羊」を1つずつ資源として受け取ります。そして農地の周囲には白プレイヤーが開拓地と街を1つずつ、黄色プレイヤーが開拓地を1つ建設しているので、「麦」を白プレイヤーは(1+2で)3つ、黄色プレイヤーは1つ受け取ります。 つまり資源は自分の手番でなくても受け取れますし、逆に自分の手番で全く受け取れない場合もあるのです。
5: 産出した資源を受け取ったら交渉フェイズに移ります。このフェイズに出来ることは以下の5つです。
6: 交渉フェイズの次は建設フェイズです。このフェイズでは道路・街・開拓地の建設や、発展カードの購入、そして交渉フェイズで使用していないならば発展カードの使用も可能です。 建設や発展カードの購入は、建設コストが払える限り何回でも可能です。建設コストは以下のようになっています。
建設や発展カードの購入を行うには、まず購入したいものを右上のアイコンから選びクリックします。建設の場合はさらにその後、置きたい場所をクリックすれば建設することが出来ます。 7: 建設フェイズを終了するには青い矢印をクリックしてください。手番が終了し、次のプレイヤーの番になります。 8: 以上4〜7を繰り返しますが、誰かの手番が終了した段階で10点に達しているプレイヤーがいたならば、そのプレイヤーが勝利しゲームが終了します。
1: 開拓地は、すでに建設されている建物(開拓地や街)から、道2つ分以上離れた場所にしか建設できません。建物のすぐ隣には、建物を建てられないのです。また、初期配置の段階で建設した開拓地以外は、自分の道路に接するように建設しなければいけません。 2: 街は、自分の開拓地がある場所にしか建てられません。つまり「街を建設する」とは、具体的には「自分の開拓地を一ヶ所、街に交換する」ことを意味するのです。ですから、何も建っていない場所に街を建設することは出来ません。 3: 道路は、自分の建物か道路に接するようにしか置けません。また、他のプレイヤーの建物を越えるような置き方はできません。 4: 以上3つのうち、すでに使い切っているものは建設できません。例えば、開拓地を5つ建てているプレイヤーは、街を建設するなどして開拓地のストックを戻さない限り、開拓地を建設することは出来ないのです。
貿易や交換を行うには、画面右側の交渉ウィンドウを利用します。 まず貿易のやり方から説明します。あなたが使用する場所は、一番上の2つのボックスです(外枠があなたの色と同じになっています)。まず左側のボックスをクリックします(biete[あげる]という文字の上)。その後、上に並んだ5つのアイコン(左から順に「木」「土」「羊」「麦」「鉄」)のうち貿易に使用する資源のものをクリックすると、ボックスにそのアイコンが並んでいきます(ボックス内のアイコンをクリックすれば、それをキャンセルできます)。 次に右側のボックスをクリックします(suche[欲しい]という文字の上)。その後、さっきと同様に欲しい資源をクリックします。 交換内容が決まったなら、Senden[送る]をクリックしてください。貿易が行われます。 貿易は同種の資源4つと任意の資源1つの交換(4:1交換)が基本ですが、もし「2:1」「3:1」といった数字と線で繋がっている場所に建物を建てているなら、もっと有利な交換ができます。 まず「3:1」という数字と繋がっている建物を持っているなら、同種の資源3つと任意の資源1つの交換(3:1交換)が出来ます。
また「2:1」という数字と繋がっている建物を持っているなら、その数字の上にある絵に対応する資源2つを、任意の資源1つと交換出来ます(2:1交換)。上記のゲーム画面を例にとるなら、黄色プレイヤーは自分の「木」2つと、任意の資源1つを交換できることになります。 対戦相手は、要望に応じるか、拒否するか、条件変更の申し出が出来ます。要望に応じるならば、応じる相手の色の、ボックス内のアイコンをクリックします。拒否するには、拒否する相手の色の、ボックス右の「Nein」という縦長のアイコンをクリックします。条件を変更したいなら、貿易と同様に、あげる資源と欲しい資源を設定しSenden[送る]をクリックします。
対戦相手からの返事は、ボックス右側の小さいボックスに表示されます。要望に応じてもらえた場合は、応じてくれたプレイヤーの色と同色の四角いランプが点灯します。また拒否されたなら、その代わりに赤い×印が表示されます。もし要望に応じてもらえたなら、交換したい相手の色と同色のランプをクリックしてください。交換が成立します。 (注:多用されるローカルルールとして、チャット欄に「0」と入力して、交渉拒否するというのがありますので、覚えておきましょう)
誰かの手番において、サイコロの出た目の合計が7だった場合は盗賊が出現します。 まず、手持ちの資源が8つ以上のプレイヤーは全員、資源を半分に減らさなくてはなりません(捨てる数は端数切捨て)。画面右下のアイコンから捨てたい資源を選びクリックすると1つずつ捨てられていきます。 その後、手番プレイヤーは盗賊を任意の地形タイル(海は除く)に移動させます。移動したい場所をクリックしてください。そこに盗賊(黒いコマ)が移動します。その後、移動先の地形タイルの周辺に建物を建てているプレイヤーのいずれか1人から、資源を1つ強奪します。奪いたい相手の建物をクリックしてください。その建物と同色のプレイヤーからランダムで1つ資源を得られます。もし資源を持っていないプレイヤーを選んでしまったら、何ももらえません。 あとは通常の手番と同じように行動することが出来ます。
発展カードは建設フェイズに購入できます。購入したカードは得点カードを除き、次に手番が回ってくるまで使用できません(買ったばかりのカードは、基本的に即座に使用することはできないのです)。 発展カードには5種類あります。現在あなたがどれを何枚持っているかは、画面右下に表示されます。使用するには、使用したいカードのアイコンを右下から選びクリックします。発展カードは自分の手番にのみ使用でき、手番1回ごとに1枚までしか使用できません。
騎士カード:
騎士カードを使用すると、盗賊を移動させる事が出来ます。操作方法は上記の「盗賊が出た時は」の時と同じですが、資源を半数にする必要はありません。騎士カードを最も多く使用したプレイヤーには「最大騎士力」というボーナス得点が入ります(詳細は後述)。
最長交易路: 最も長い道路を建設したプレイヤーは、最長交易路の権利を得ます。この権利を最初に得るプレイヤーは、5つ以上連続する道路を最も早く建設したプレイヤーです。この権利は2点の価値を持ちますが、権利を持つプレイヤーの道路より長い道路を建設したプレイヤーが出た段階で、そのプレイヤーに移動します。 道路はあくまで、一筆書きとみなした際に何個連続しているか、によって長さを判定されます。最長交易路を狙う場合は、なるべく枝道を作らず、連続した道路を建設していく必要があるでしょう。 最大騎士力: 最も多い枚数の騎士カードを使用したプレイヤーは、最大騎士力の権利を得ます。。この権利を最初に得るプレイヤーは、通算3枚以上の騎士カードをを最も早く使用したプレイヤーです。この権利は2点の価値を持ちますが、権利を持つプレイヤーより多くの騎士カードを使用したプレイヤーが出た段階で、そのプレイヤーに移動します。
ゲーム開始前に「/option turnier」とコマンド入力すると、トーナメントルールが採用されます。トーナメントルールでは、初期配置の方法が通常と異なり、以下のようになります。
|