(最終更新:2005.05.01)
3000形は1992年の新横浜〜あざみ野延伸開業時に増備された形式で、1000・2000形からフルモデルチェンジを図った車両です。
前面のデザインに関しては、2000形のものから一新して全体に窓が配置され、丸みを帯びたスタイルとなりました。側面に関しても、1000形・2000形のような扉に縦の青帯を配置したスタイルから一新され、横方向に青と水色の帯が配置されるようになりました。また、ラッシュ時の対策として各扉の幅が1000形・2000形よりも広くなりました。
前面及び側面の行先表示にはLEDが採用され、各扉にLEDと電光式を併用した案内装置が設置されました。さらに、この形式では自動放送設備が装備されています。
足回りも大幅に変更され、電動機制御方式にVVVF(「Variable Voltage・Variable Frequency」の略で、可変電源・可変周波数制御のこと)インバータによる三相誘導電動機制御が採用されました。ちなみに、制御素子にはGTO(Gate Turn-Off)サイリスタが採用されていますので、自動車のオートマティック車に似た走行音を聞くことができます。
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3000形・第30編成 |
3000形は現在、第24編成から第31編成までの8編成が在籍しています。
編成によって、前面のはまりんのステッカー形状が異なっています。
(1999.11.02:写真入替)
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先頭車運転席の背後には、1000形と同様ボックス席が設置されています。元々は優先席として区別されていました。
(1999.11.02)
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ボックス席の対面にある車椅子スペースです。
(99.11.02)
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更新後の案内装置の文字放送 |
各扉に設置されている案内装置です。LEDの案内装置に関しては、2行表示も可能となっており、各駅で開く扉に関する案内(「反対側のドアが開きます」や「このドアが開きます」という表示)も可能となっています。
(2005.05.01:追加)
3000形1次車の案内装置は、2005年に入って駅ナンバリングに対応したものに少しずつ更新されています。また、更新後の案内装置では、2次車以降で導入された文字放送にも対応しています。
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3000形の運転台です。速度計がデジタル式で、LEDの運行管理パネルが装備されています。
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3000形 |
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8編成・48両 |
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VVVFインバータ・電動機制御(8M1C)[GTOサイリスタ素子] |
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製造時から案内表示・車椅子スペース・先頭車両のボックス座席を設置し、幅広扉を採用。 |
←あざみ野 |
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戸塚・湘南台→ |
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