1989年度以前の車両


1989年度以前の車両については排ガス規制の影響で淘汰が進み、2002年をもって全車が廃車となってしまいました。最近ホームページを手掛けた私としては集めにくい状況となっていますが、できるかぎり全貌を紹介できればと考えています。

この年代のシフトレバーはフィンガーシフトではなく、ロッド式となっていました。


 

 

(2001.05.13)
1903、2901号車
1903(旭)、2901号車(元:旭、現:綾瀬)
(写真提供:「ぽんでん」様)

1989年に開催された横浜博覧会をPRするために特別塗装が施された「Green Box」号です。他の車両と違い、逆T字窓となっているのも特徴です。

博覧会に関連するロゴは博覧会終了後消去されましたが、塗装自体は廃車になるまで継続しました。

 

(2001.07.08)
1910号車(旭)

旭営業所の1989年式三菱ふそう車です。非公式側では、エンジンルーパーの形状が1990年以降の車両と異なっていました。

2001年から新車の投入に伴い廃車が始まり、2002年をもって全車廃車となりました。

 

(2001.10.08)
2904号車(旭)
2904号車(旭)
(営業所内の撮影許可を得て撮影)

旭営業所の1989年式いすゞ車です。

富士重工7E車体は1989年に登場しましたが、1990年にモデルチェンジが行われたため、1989年式の車両については、1990年以降に登場した車両と比べると、運転台、およびフロントバンパー下にある左右の四角の隙間の形状などに相違点を見出すことができます。

ちなみに、この車両は最近営業運転で見かけることはほとんどなく(あっても平日のラッシュ時に運転される程度と推測されます)、予備車扱いになっているものと思われます。

 

(2001.12.02)
1989年式車両の並び
左から順に2901、2902、2910、2903号車
(営業所内の撮影許可を得て撮影)

 綾瀬営業所で見かけた教習用車両の並びで、全て1989年式の車両となっております。

この中には、旭営業所から転属してきた車両もありますが、ナンバーの更新は行われておらず、横浜ナンバーのままとなっています。

ちなみに、これらの車両も「相鉄バス」に移管されているため、「相鉄バス」の文字が運転席窓上と前扉上に加わっています。

 


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