バスマスクの部屋No.3「イベント編」

(2002.12.22:開設)


バス事業者または自治体が関連するイベントをPRするために、バスマスクが掲示されることがあります。


掲示時期

イベントによってバスマスク掲示時期にはばらつきが大きいです。2週間程度の場合もあれば、1年近くという場合もあります。

 

写真

 

(2010.08.16)
JRバス関東八日市場支店の一般路線車
千葉国体PRバスマスク(JRバス関東)

2010年秋に千葉県で国民体育大会が開催されることをPRするバスマスクです。2010年6月から掲示が始まり、千葉県内の大半の路線バスでこのバスマスクが掲示されるようになりました。

 

(2009.09.06)
6-3882(横浜市営)
横濱開港150周年バスマスク(横浜市営バス)

2009年に横浜港が開港150周年を迎えたことをPRするバスマスクです。横浜市営バスでは2009年初頭から、横浜市内に営業所を構える民営バスでは2009年度の初め頃から掲示が始まりました。

バスマスクの中にはイメージキャラクターの「たねまる」が描かれています。2009年9月まで開国博覧会が開催されており、少なくとも開催期間中は掲示が続くと思われますが、2009年末まで掲示を続く可能性も考えられます。

 

(2009.04.27)
京成バス(4856)
サーカス開催PRバスマスク(京成バス)

サーカス関連バスマスクの一例で、首都圏でサーカスが開催されるとき、バスマスクが掲示されることがあります。

2008年6月から8月にかけて千葉市で行われた木下大サーカス公演のPRのため、千葉県内の京成バスを中心にバスマスクの掲示が行われていました。

 

(2009.04.05)
西武バス(A3-936)
2016・五輪招致バスマスク(西武バス)

 東京都内のバスに2009年4月から掲示された、2016年五輪招致に関するバスマスクです。

2009年4月中旬に行われた国際オリンピック委員会の東京視察の前に掲示が始まりました。五輪開催地は2009年10月2日に決まるため、おそらくこの日までは掲示が続くものと推測されます。

 

4-4413(鶴見)
2002・FIFAワールドカップPRバスマスク(横浜市営)

 横浜市営バスだけで掲示されていた、2002・FIFAワールドカップPRバスマスクです。

このバスマスクは、2002年春の全国交通安全運動が終わった翌日の4月16日から、ワールドカップ決勝戦の行われた6月30日までの間掲示されていました。PR内容は「Welcome to YOKOHAMA」と日本を訪れる外国人に「ようこそ横浜へ」と歓迎するものでした。

余談ですが、3月末の市長選挙、4月の交通安全運動、4〜6月のワールドカップPRで、2002年上半期はバスマスクを羽織る機会が非常に高かったのではないかと振り返る次第です。

 

(2003.10.05)
環境PR横断幕
環境PR垂れ幕(横浜市営)

 2003年10月より横浜市営バスで掲示が開始された環境PRのバスマスクです。

横浜市営バスの全車両が黒煙除去フィルター(DPF)又は酸化触媒付き車両、CNG車両、最新排ガス規制対応車両となり、環境面でバスの利用を促進するためのPRがこのバスマスクの主な掲示目的となります。また、2003年9月にバスが走り始めて100周年を迎えましたので、そのPRもこの垂れ幕に包含されています。さらに、交通局公式ページによれば、バスマスク自体も綿製となっているそうです。

掲示期間は2003年12月までとなっていますが、衆議院解散に伴う総選挙が11月に行われるのは確実で、期間途中でこの総選挙に関する垂れ幕が掲示される可能性が高いのでは?と思っています。

(2007.03.04:追記)

このバスマスクは2003年11月の総選挙時に一旦掲示を中断し、再び掲示されたあと、年末年始輸送安全総点検が始まる2003年12月まで掲示されました。

 

(2007.03.04)
「スムーズ東京21」の垂れ幕(都営バス)

2005年あたりから2007年初頭まで都営バスの車両に掲示されていた「スムーズ東京21」のバスマスクです(掲示時期に関して間違っていると思われる方はご一報頂けると幸いです)。

「スムーズ東京21」は2003年から5ヵ年計画で進められていた、都内の道路の流れを円滑にする政策です。交通に関するPRを行っていることから、神奈川県で交通安全運動や輸送安全総点検の度に掲示される「交通ルール」のバスマスクと共通点を感じ取ることができそうです。

 


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