7000形


1975年に登場した特急車両で、小田急の特急車両の中では2002年現在最も古い車両となります。ロマンスカーを分類する際に、「LSE」という別称がついています。

7000形は先頭車が展望席となっており、今でも根強い人気があります。運転席は2階に設置されており、展望席からはしごを使用して出入りする形態となっています。各座席には簡易式リクライニングシートが採用されています。

もう一つ特徴的なのは、車両間に台車を取り付け、連接構造とした点です。そのため、車両1両あたりの長さは他の車両と比べて短くなっています。7000形は11両で1編成を組みますが、1編成あたりの全長は、20m車の7両分に相当する長さとなっています。 


 

7000形
7000形

小田急が主催する鉄道イベントで展示されていた7000形ロマンスカーです。現在では使われていない「さがみ」という愛称を表示しています。

7000形は登場当初、隣に展示されている旧型特急車両と同じ塗装だったのですが、数年前に車内のリニューアルを行い、10000形に準じた塗装に変更されています。

   

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