新4000形


2007年に投入された通勤用車両です。

全体的にJR東日本のE233系で採用された技術が盛り込まれたことが特徴で、目に見える違いとして、扉の窓枠形状が角張ったタイプになったこと、扉を挟むゴム付近に黄色いシールが追加されたこと、前照灯にロマンスカーVSEと同様、白く光るHIDランプが採用されたことなどが挙げられます。また、電気機器も二重化されたことも特徴です。

また、小田急の電車として初めて行き先表示にフルカラーLEDが採用されました。この行き先表示は、英語と日本語が交互に表示されるようになっています。ただ、シャッター速度を速くしてしまうと表示される文字が途切れ、遅すぎてしまうとぶれたりするという、撮影上の難しさがあります。

10両固定編成のみ在籍し、東京地下鉄千代田線に直通する運用を中心に活躍しています。


 

新4000形(4553)

東京地下鉄千代田線との直通を行う多摩急行に運用されている新4000形の写真です。フラッシュを使わずスローシャッターで撮影してみましたが、種別表示がつぶれてしまいました。

多摩急行は1時間におよそ2本運転されますが、東京地下鉄の車両による運転も多いため、意外と4000形で運転される列車を見つけるには苦労します。

 

(2008.04.13)
新4000形(4557F)
新4000形(4557)
   

小田原行きとして運行されている4000形の写真です。投入当初の小田原線内の運用は本厚木〜代々木上原間が中心でしたが、2008年3月のダイヤ改正で新宿〜小田原まで10両で運行する急行の本数が劇的に増えたことから、小田原行きや藤沢行きの優等列車に充当される頻度も増えてきています。


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