The Security Blanket Club*Avalonium Musium in Taipei

台湾の航空科学博物館レポート(95年9月)

中正航空科学館

*場所

場所は中正国際機場の隣、空港旅館(エアポート・ホテル)との間にある。台北市内からタクシーを使うと高速使用で約1時間、片道1000NT$(約4000円)だった。
敷地はかなり広く、展示機のほとんどが屋外展示。入館料は建物に入る時に取られるので、屋外の飛行機を見るだけならタダ。写真撮影は屋外、屋内とも問題ないはず。

*屋外展示されていた機体

保存状態は、どの機体もインテークなどはカバーがされていて、それなりに気を配っているようだったが、なかには点検孔のカバーが外れているものも。


*館内

入場料30NT$(約120円)払って博物館内に入ると、まずは中正機場の様子や発着する航空機の種類などのコーナーがある。
それを抜けると、航空機の発達の様子などを歴史をたどっていくスタイル。軍関係に大きなスペースをさいているのが特徴といえる。
日中戦争から中台国境紛争まで、有名な空戦場面をパネルやジオラマで説明。また、エースパイロットの紹介などがあり、ファンならなかなか楽しめる。
しかし、モデラーにとっての圧巻はやはり2Fだろう。WW2時の各国軍用機などの展示があるのだが、これがプラモのオンパレード!
I−16や15はともかくとして、なんでこんなものまで・・・・と思う機体も。メッサー109など、フィンランドやらブルガリア空軍所属機まで展示されている。きっと、スタッフにマニアがいたに違いない。
あとはT33やS2のコクピット部分(搭乗可能乗れる)とか、R2800のカットモデルなどの展示もあり、子供から大人まで楽しめるつくりになっている。
残念だったのは宇宙関係の展示がある部分と、展望台が工事中で入れなかったこと。特に展望台は楽しみにしていただけにちょっとくやしい思いをした。

となりの専用駐車場横には、売店も併設されており、飛行機のプラモデルを売っているのだが、ほとんどが日本で見かけるものばかり。客はぜんぜんおらず、店員はヒマそうにしていた。(平日に行ったからかも知れないが)

必見!というほどではないが、屋外展示を含めて、1時間くらいで見て回れるので、空港へついてヒマがあれば訪ねてみるのもいいかも知れない。



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Hiroshi Oide (Email:nbh01510@niftyserve.or.jp)