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◆◆STORY◆◆ アラスカで発生した謎の石油コンビナートの炎上事故、その事故の裏には、事故とは呼べぬ石油会社エイジス社のどす黒い陰謀が隠されていた。 アラスカにおける石油採掘権の為には手段を選ばず、不敵に笑うマイケル・ジェニングス、その野望の前に一人の男が立ちはだかった。 かつてはジェニングスに雇われていたが、対立し、同僚を殺され、自らも始末されかかったその男の名はフォレスト・タフト、瀕死の彼を助けたのはイヌイット族だった、彼はそこで神々からの精神を伝授され「スピリッツ・ウォーリア」と化すのだった。 アラスカを守るため陰謀渦巻く巨大採掘工場「エイジス1」たった一人で戦いを挑む凄まじい過去を持つ男と、傭兵達との火を噴くバトルが今始まった。 この作品の日本での宣伝文句は「沈黙の戦艦に続く、シリーズ第2弾!」となっていますが、沈黙シリーズとはまったく関係なく、ケイシー・ライバックは登場しません。 またこの映画は、スティーヴン・セガールが初監督をした作品で、製作・主演合わせて三役をこなしています。 製作費は5500万ドル(当時は映画史上空前だったそうです)、その内巨大要塞のフルオープンセットの建設費用と、それを爆破させる(爆薬の量は、火薬1トン、ガソリン4000ガロンです)費用だけで制作費の約半分の3000万ドルをかけたそうです。 さすがスティーヴン・セガール、つかいかたもハンパではないですね(笑)。 今回の役どころにも少し触れておきます。 フォレスト・タフトは油田火災専門の消防士ですがただの消防士ではありません、やはりとんでもない過去がありました。 ワシントンからの情報という事ですが、彼は軍が精鋭部隊の訓練を任せる程の男で、ガソリンを飲んで小便に火をつけるし、身ぐるみはぎパンツ一枚で北極に放り出しても翌日ニッコリ笑ってメキシコに現れるそうです。 うーん、ケイシー・ライバックより不確定な情報が多い分フォレスト・タフトの方が不気味ですね(笑)。 アクションシーンは今回も盛りだくさんあるのですが、今回からアクションシーンにスローモーションが取り入れられています。 これはあまりにも早いアクションシーンをゆっくりはっきり見せる為にスティーヴン・セガールが取り入れたのだそうです。 う〜ん、すごい自信ですね〜。 この作品ではエコロジー問題を作品の柱として取り上げています。 もともとスティーヴン・セガールは環境問題について色々な活動をしており、環境保護団体に寄付をしたり、環境問題についての公演をしたりしています。 最後の演説のシーンは、彼が日頃から思っている事を伝えたかったのかもしれません。 アクションシーンもさることながら、今回は爆発シーンが今までのどの作品よりも力が入っています、「こんなに爆発させてだいじょうぶかい」と思わせる程のラストのシーンは見応え十分ですので是非スティーヴン・セガール初監督作品をご覧下さい。 最後に一言。 せっかく神々からスピリッツ・ウォーリアを伝授されたのに「おとぎ話では解決しない」と一言。 その後敵をバッタバッタとなぎ倒すやっぱりいつものスティーヴン・セガールでした。 |