米米コスプレ・コレクション−しょの3


米米の魅力
米米の魅力はひとことでは言い表せない。音楽も、舞台も、衣装も、踊りも、台本も、ライブビデオも、プロモーションビデオも、会報 も、事務所さえもが自分達で作っていたのだから。
音楽だけをとっても、ポップスあり、歌謡曲あり、どファンクあり、ムード歌謡あり、ジャズあり、サンバあり、ロックバラードありと なんでもあり。
そう、「なんでもあり」というのが魅力といえる。めろめろのラブバラードの後にゴリゴリのファンクがあったり、シュールな一人芝居 の後にど演歌があったり。次に何が出てくるか分からない。今度はラテンか!と思っていろいろ仕込んでいったら、思いっきりクラシッ ク入ってたりとか。いつもいつもあっと驚き、いい意味で期待を裏切られて喜んでいた。狙いが上手くあたって、仕込んでいった小道具 類が生かせた時は無上の喜びを覚えた。(ただ見るだけじゃなく、気が付けば、いつのまにか参加してしまっている)
メンバー自身がいろいろやって面白がっている、遊んでいる、という気分が伝わってきてごちゃ混ぜの楽しさが堪らなかった。
この「猥雑さ」が何よりの魅力ではあったが、決して下卑た感じがしなかったのは持って生まれた品格なんだろうか。どんなに「お下劣 ギャグ」を飛ばしていてもなんか「えげつなさ」は感じなかったな。最後の「THE LAST SYMPOZIUM」でもそう。もろ「スペルマ」のオブ ジェとかあるんだけど、どこかアートだったりして・・・
それと、魅力としてもうひとつ。
見に行く方も、まるでクラブ活動みたいに参加するって事。ある時はパンフにのっているテーマ曲を歌わせられたり、(だからお約束で パンフは必ず買わねばならない)「ごいっしょに」と言われて踊ったり。コスプレもそう。ライブ会場をみんなで盛り上げるんだ!なんて 米米のライブに行く時は他の時よりも「気合」を入れて行かなくちゃならない。
ライブの最後に、いつもてっぺいちゃんが言う言葉「WE ARE 米米CLUB&YOU,YOU,YOU!」と「また遊ぼうぜ!」 が米米の性格のすべてを象徴している。

NKホールの「THETAツアー」で初お目見えの衣装。ミニ竜也結構男前!
これを小学校の卒業式に着て記念写真を撮ったのさ。筋金入りのコスプレさ。エヘン!
クラスメイトは大顰蹙じゃなく、大騒動。しばらくは中学でも「コオロギ」と呼ばれていたそうな。

後ろ姿もなかなかイケルでしょ。隣のホテルでの食事中も注目の的さぁ。恥ずかしかったよ。
でも本人達は注目されて大満足。だからコスプレはやめられない。

幼児の頃から刷り込まれたとはいえ、テレもせずにこういうポーズを取るうちの子ってば・・・好きだ!

この頃はお姉さん方も、お子ちゃまの相手をするというよりは、てっぺいちゃんの代替物という扱いになってきた。
久しぶりに会ったお姉さんなどは「大きくなってカッコ良くなったわねぇ。今のうちに唾をつけとこうかなぁ」などと アブナイことを言い出す人もチラホラ。

ここはロサンゼルス・・・ではありましぇ〜ん。
珍しくYAMパパと3ショットだ。ちょっと「愛は不思議さ」のビデオのセットを思わせるシーンでしょ。

Θツアーは何度も行った。特に横アリの時に最高に良い席で、前から二番目と、中央の出っ張りの舞台の真ん前だった時にはマリちゃん とビシバシ目が合ったりして嬉しかった。汗が飛んできそうなくらい近かった。
多分「アブラ・カダ・ブラ」のビデオにちらっと位映っていたと思う。

このお姉さん達は今はどうしているんだろう?衣装はどうしたんだろう?と思う。うちでは衣装は殆どのが小さくなって着られないのでタ ンスの肥やしになっている。でも、捨てられないのよねぇ。
とくに、このデブチンの衣装は靴まで一つながりなので直しもきかないし、ほんの一時期しか着られなかった。もったいないよ。

右の衣装はデカダンスツアーの時のもの。あまり他では見ない衣装だ。
逆に左の白黒の衣装は人気が高くて、よく見かける
。 人がしていない衣装のコスプレをするのがステータスが高い、気がする。


コスプレを作る時に一番困るのがかぶりもの。
最初の頃のは衣装もチープだったし結構作りやすかったけど、だんだんプラスチック素材などの特殊なものを使われるようになって、コピ ーが難しくなった。
プラスチック粘土を使ったり、発泡スチロールを使ったり、あの手この手で工夫をしなければならないのだ。
またそれはそれで楽しいんだけどね。

これは完璧な「色神様」。どこからどこまでも完璧にJ・Oだ。でも、これ、どこでどうやって着替えたんだろう。どこでメイクしたんだ ろう。考えるとちょっと恐い。
ちなみに、うちは、駐車場で着替えてました。駐車場が会場から遠い時は大変。仮装行列ですもん。会場に着いちまえば同類がいるから良 いけど、途中の道が恥ずかしいの何のって。

LIVE UFOの時に、代々木の会場で。
遠くを見つめて「てつがく」しているような表情がいい。
子供から、思春期に差し掛かる少年の心情を捉えていて「母」のお気に入りの一枚。
でも、4・29のゼッケンとほっかむりが、せっかくのシリアスな表情をぶち壊しにしている。

同じくLIVE UFOでのコスプレ。といっても何の事やら、と言う人も多いはず。フジTVでやってたLIVE UFOのCMのパロ ディーでんがな。(でんがな、はやめなはれ)
田舎もんの集団ではないのでぃす。

LIVE UFOのキャラクターのLIO(理王)君。リオデジャネイロとはまったく関係ない。念のため。
リオ君がもんの凄いスピードで会場を走っていたのを見た。けっこうやるなぁ、と思った。でも、ミニ美奈子がこの固いくちばし(?)で思 いっきりどつかれてむかついた。
口の中を覗くと中身(人間)が見えた。でも、あっ「人間が入っている」と子供たちが言っても必死で否定していた。結構プロ。

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