印旛沼自転車道のメンテナンス状況について(詳細)


2019年12月23日

西印旛沼と北印旛沼をつなぐ水路沿いの自転車道のメンテナンスを11月から個人的に行っていますのでご報告致します。
ここはご存知の通り他エリアと違い、自転車道が谷沿いを通るため、道路に張りだした樹木や落下した枝、堆積した土砂の影響を強く受けており、台風被害が無 くても、普段から実質走行可能な幅員が極端に狭くなっている場所が多いです。このため、歩行者と自転車が非常に接近するケースが見受けられるため、接触事 故が起きないかと心配しておりました。

そこで本来の自転車道の姿を復元して利用者の安全を確保するために、11月11日からこれまで、堆積土砂の除去や、自転車道に大きく張り出した枝の整理を 個人的に手作業で行ってまいりました。下記に掲載している写真はそれぞれ異なる場所の作業前、作業後になります。現時点の進捗は全体作業量の4割程度と いっ たところです。
作業前に管轄部署である印旛土木事務所様にも状況の報告と相談をしましたが、恐らく現在は台風19号の被害による自転車道以外の各所の復旧作業に追われて いるものと思われます。ロードバイカーや歩行者の方々からは、「走りやすくなりました!」「大変ですね、ご苦労様です」と有り難いお言葉を頂戴しておりま す。作業中は敢えてサイクルジャージとヘルメットを着用して、自転車乗りが行っていることをアピールしました。小さな事ですが、自転車への理解の一助にな ればと思います。

この道は他エリアと違い、放置しておくと枝や土砂で幅員が狭くなりますし、作業中も何人かのロードバイカーの方から、「作業の曜日や時間はいつですか?」 と聞かれましたので、出来れば不要になった竹ボウキや掃除道具を何ヵ所かに常設して気づいた人がちょっと足を止めて簡単なメンテナンスが出来るようになれ ば理想かと思います。

ただ私自身は近々長期海外赴任するため、年明け以降はメンテナンス活動を継続することができません。もし印旛沼自転車道の利用者の方でこのようなメンテナ ンス活動にご興味
がおありの方がいらっしゃれば、参考情報として使っていただければ幸いです。
印旛沼は関東のロードバイカーにとって残された貴重なフィールドだと思いますが、ここがこれからも末永く気持ちよく走れる場所であって欲しいと願っていま す。


 
P01A P01B
 
P02A P02B
 
P03A P03B
 
P04A P04B

作業に使った用具
P05

(追記)2019.12.30.

山田橋の西印旛沼寄りコーナーに手作りの竹ボウキを設置しました。
ここはイノシシが道端でミミズ等のエサを漁るため、砂利が自転車道に飛散してしまうので、気づいた人が竹ボウキで砂利を掃いてもらえればと思います。

(追記)2020.1.19.

複数のサイクリストの方にお手伝いいただき、道路に張り出した危険な枝の整理はほぼ完了しました。落ち葉は道路外または道路脇に寄せて、道幅を広げました。
また、竹ホウキは現地で作製し、4ケ所に設置しましたので、自由にお使いください。皆様のご協力ありがとうございました。

 

※このページの情報は、Kさんより寄稿いただきましたメールから個人情報を削除して編集して使用 させていただいています。ありがとうございました。

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