私のMTB(マウンテンバイク)選び(2)


 


【サドル】
標準でついていた、いま流行のV字溝付きのサドルです。最初のMTBでは普通 のサドルでしたが、長距離走行時などにはお尻が痛くなったり、尿道神経の圧迫によるしびれなどいろいろ悩まされましたが、このペダルを使い始めてからは、 そういう症状はほとんど解消されました。
また、サドルはサドル下部で前後位置および傾斜角度 が調整できるようになっていますが、ハンドルまでの距離が遠い場合、サドルを前へ出すのは好ましくありません。足位 置との関係でペダリングする姿勢が変わってしまいますので、その場合は私が行ったようにステムを短いものに交換してハンドル位 置が手前に来るようにして下さい。

【シートポスト】
サドル下のシートポスト部分は、一度高さを決めると滅多に動かさないものですが、1ヶ月に一度程度は動かした方がいいです。私の1台目のMTBはここが固 着してしまい、もう二度と高さ調整ができなくなってしまっています。たまには引き抜いて、グリスを塗っておきましょう。
さらに、このシートチューブには雨水などが結構たまり、内部が錆びますので、たまにはシートポストを抜いて、自転車全体を逆さまにして水ヌキをする必要が あります。1ヶ月も放置するとジャーッというほど水がたまっている場合があります。 特に雨のかかるところに保管している場合は要注意。

【サドルの高さ】
サドルの高さは、サドルに坐ったとき、クランクの下死点で ひざがわずかに曲がる程度が標準的とされています。しかし、この高さにするとMTBのクランク軸はママチャリなどの一般 車に較べて高く設定されていますので、足先が地面 につかなくなります。これで正常です。しかし、初心者にはこの位 置はお奨めできません。止まるたびに自転車から降りなければなりませんし、恐いです。ですから、最初は停止した状態で、足先が地面 につき、停車できる高さにして、慣れるに従って徐々にサドル位 置を高くする方法はいかがでしょうか。サドルの高さによりお尻と手のひらにかかる荷重の割合が変化しますが、ツーリングにはお尻:手のひらの荷重配分は 6:4あたりが理想的と言われていますが…。
また、フルサスペンション方式のMTBでは、構造上リアサスペンションが、このシートポストの延長線上にあり、シートポストが極端に短い場合があります。 そうすると、サドルの高さ調整がほとんどできなくなりますので、購入する場合は、自分の使用する高さにできるかどうか必ず現物確認が必要になりますのでご 注意下さい。




 

【バーエンドバー】
長距離走行すると、ハンドルを持った手の平や手首がしびれてきたりします。前傾姿勢が強いほど手にかかる荷重も大きくなりますのでその傾向大です。ある程 度はグローブを使うことで緩和できますが、このバーエンドバーを装着することにより、さまざまな握り方ができますので、手への荷重のかかり方を変えること ができ、手が楽になります。長距離走行では私に取っては必需品です。ストレートタイプとこの写 真のような曲がったタイプがありますが、さまざまな握り方ができるこのタイプが私の好みです。



 

【ハンドル】
途中から少し上に湾曲したハンドルです。このタイプのハンドルは往々にしてストレートハンドルより長いことが多いとのこと。事実、バーエンドバーを装着し た状態で走ってみると、かなり幅広に感じます。しばらく使ってから、両端とも2cmカットして短くしてもらいました。サイクルショップで簡単に短くするこ とができますが、一度短くしたものを長くはできませんので、自分のしっくりする長さがわかってから実施してください。



 

【ペダル】
ペダルにはこだわりたいもの。ペダルがしっくりこないと疲れます。このMTBには標準でビンディングペダル(SPD)がついていましたが、フラットペダル 派の私は購入時に薦められたピンタイプのフラットペダルに換装してもらいました。しかし、後述するMTBシューズとの相性が合わず、すぐにこの写 真と似たゲージタイプのフラットペダルに変えました。しかし、それもどうもしっくりこず、この4種類目のペダルでようやく落ち着きました。オーソドックス なゲージタイプのフラットペダルで、これまでに購入したどのペダルよりも安いものです。シールドベアリングやチタンなどを使った高級ペダルでもしっくりこ なければ使えません。
ツーリングにはビンディングペダルを使っている方が多いですが、これも好みです。確かにビンディングペダルを使えば、足がペダルに固定され、引き足が使え ますので 、ペダリングは楽になり疲れにくくなります。長距離走れるようにもなりますし、スピードも高速走行が可能になります。
しかし、足がペダルに固定されていることを忘れて立ちゴケしたり、 とっさの場合の対応など、安全を最優先する場合は、フラットペダルをお奨めします。特に街乗りもされる方はフラットペダルがお奨めです。街乗りにもビン ディングペダルを使う方は、クリートをはめなくてもペダルを踏めるゲージ付きタイプなどをお奨めします。
(追記)この安価なゲージタイプのフラットペダルは、約3ヶ月でダメになりました。ゲージ を取り付けてあるネジが2本も弛んで脱落し、使い物にならなくなりました。やはり安物はダメですね。現在はピンタイプのフラットペダルがしっくりくること がわかり、それを使っています。


 MTB選び1ページ2ページ3ページ4ページ5ページ)、Top Page

【業務関連サイト】  レンタルドレス  アクセサリー