レーサーパンツ

レーサーパンツ(レーパン)とは、あの競輪選手が着用しているピチピチのショートパンツのことです。伸縮性があり、足の回転が楽にできるように 工夫されていたり、パッドが入っていて、お尻が痛くなったり、股ずれするのを防ぐように工夫されています。また、生地は汗を吸収し、外部へ蒸発させる素材 を使用しているので、肌に接する部分がドライ状態を保つように工夫されています。

街中を走ったり、電車で輪行する時に履くにはちょっと抵抗がありますが、レーサーパンツの上にショートパンツを履くこともできますので、TPO で使い方は工夫して下さい。

私はこれまでGパンやショートパンツを愛用してきましたが、そろそろ買い換えの時期になったため、はじめてレーサーパンツを使ってみることにし ました。いろいろなメーカーからレーサーパンツが販売されていますが、その購入時の注意点や着用感などをまとめました。

(サイズ)
サイズは要注意です。S,M,Lなどのサイズ表記がありますが、メーカーによりその値がバラバラです。自分のウエストサイズなどを目安にサイズを選ぶこと になりますが、必ず試着することをお奨めします。
サイクルショップ の方からもそう勧められましたが、確かに試着してみて正解でした。国産品のパールイズミはサイズが小さく、私はてっきりMサイズと思っていましたが、実際 にはLサイズでもちょっときつめかなという印象でした。それに対して、同時に試着した外国産のキャノンデールやパタゴニアはMサイズまたはSサイズでも大 丈夫という具合でした。

(パッド形状)
パッド形状には、大きくわけて中・長距離用のツーリング用のものと短距離競技用のものがあります。また、男性専用と女性専用(形状が異なる)がありますか ら間違わないように。
パッドにはお尻が痛くなるのを防ぐ効果と股ズレを防止する効果 があると言われています。ただ、私が購入した最新のもの(パールイズミ295PRT)でのテスト結果 では、お尻が痛くならない効果はほとんど期待できません。普通 のパッドなしのショートパンツ着用時とほぼ同じ時間でお尻が辛くなってきました。

(生地)
汗を吸い取り、外部へ蒸発させてくれる生地など最近は生地もいろいろ新製品が出てきていますが、肌に触れる部分が常にドライな状態になっていると、気持ち いいものです。綿のように吸湿性は良いが、いつまでも濡れている感触の生地は避けた方がいいでしょう。

(着用方法)
下着をつけずに、素肌にそのまま履くのが一般的です。素材の持つ吸湿・蒸発効果 を最大限に発揮するにはその履き方の方が適していると言えるでしょう。ただ、パンツを履いて、その上に着用する方も結構います。実際に試した結果 、下着をつけてもそんなに違和感はありません。ただ、素材の持つ吸湿・蒸発効果 が充分に発揮できなくなりますので、近場を走るだけなら下着をつけても問題ありませんが、遠出の時はやはり素肌に着用する方がお奨めです。

(購入方法)
サイクルショップでは、 レーサーパンツを置いているショップと置いていないショップがあります。また、置いていても試着ができるショップとできないショップがあります。
また、インターネット上のオンラインショップでも購入可能です。ショップによっては、実ショップよりオンラインショップの方が大きな割引率を設定している ケースもあります。ただし、オンラインショップでの購入の場合は、その価格以外に消費税+送料+振込料が別 に必要になりますので、どちらが安いかよく考えて発注して下さい。また、在庫がない場合は、しばらく待たされることもありますので、よく確認してくださ い。

(私の購入したモデル)
パールイズミ 295PRT 中長距離コンフォート・モデル
メーカーキャッチフレーズ:ペダリングをもっとスムースに、もっと快適にとお考えなら、「PRT パッド」+「フィールドセンサーRストレッチ」を採用したこのモデ ルが最もお薦め。
\8,500
カラー:ブラック
素 材:ナイロン70% ポリエステル15% ポリウレタン15%
<フィ−ルドセンサー(R)・ストレッチ> PRTパッド付 サイズ:S.M.L.XL.3L

 

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