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稲荷山古墳(行田市)
稲荷山古墳の前方部復原作業。2003年に入っても特段の進展は見られませんが、なんとなく目指すところが見えてきたような気も…。



稲荷山古墳の復原工事進行状況(2003年1月)


ぱっと見ると何を作ってるところなのか、よくわからない絵柄です前年と比較して基本的には変化が無い。前方部端などに土留めのためか木製の杭がまるで埴輪列のように打ち込まれている。前方部周囲と斜路には重機の履帯による地盤の攪乱防止のためか鉄板が敷き込まれている。
 
西側くびれ部と造り出し。斜路を利用して重機を上げて作業が進められているようだ。なんだか情けない造り出し
 
右端に見えるのが斜路。パワーショベルがおもちゃみたいですこれからさらに前方部を高く盛り上げるとするとやがて重機の居場所が無くなってさらに斜路も高くしなければならなくなると思われるがどうするのだろうか。
 
丸墓山から見た状態。かつて前方部が破壊された時にその土砂で干拓された小針沼跡も見える(画面左端近くに見える展望塔のある古代蓮の里公園)。本来はこの稲荷山や将軍山よりも東にも百塚と呼ばれるほどの古墳があったが、付近に多かった沼地の埋め立てに利用されたりして消滅してしまった。稲荷山の復原が進むのは良いが、これらの古墳が消滅した事実も見学者に伝わるように明記して欲しいものだ。冬の稲荷山。樹木が減ったので丸墓山からの見通しもよくなりました
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