![]() | 埼玉県 馬室古墳群(鴻巣市) |
市の南西部、荒川の河岸段丘上に並ぶ古墳群です。 すぐ南にある馬室埴輪窯跡は、20基以上が確認されており、5世紀後半〜6世紀末頃に稼動していたものと推定されています。 |
![]() | 市の南西端近くの荒川べりの馬室小学校内で検出された規模不明の円墳跡。現在跡地は完全に校庭となって消滅。この写真は跡地自体ではなく校庭西端部付近。「わんぱくの森」と称するアスレチック場になっている。河岸段丘端であることがわかる。800mほど南の同じ段丘端には馬室埴輪窯跡がある。 |
![]() | いずれも御成橋東詰の南東200mの氷川神社境内にあった。資料では「消滅」の扱いになっているが境内にはこのような塚状のものがあった。 |
上と同じものを西から。いずれも規模不明だが刀剣・鉄族・装身具などの出土品が記録されており、一部は東京上野の国立博物館にあるようだ。 | ![]() |
![]() | 境内の狛犬。ちょっと豚さんっぽくてかわいらしい。この神社には坂上田村麻呂が付近の大蛇の目を射抜いて退治したという伝説に基づく「的祭り」が伝えられており、市の無形文化財に指定されている。 |
![]() | 荒川左岸の段丘上に集落と田畑が交互に連なる農村地帯である。 |