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〜古墳軍ニュース〜【2004/08/20】
取材は進めどなかなか追い付かないデータ整理と更新。放置して鮮度が落ちては惜しい情報を何とか救済すべく設置したコーナーです。古墳をめぐる最近の動向などを随時掲載・更新しますのでお見逃しのないように。
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ナンバー


◆ 恒例古墳軍夏の東北遠征・第2回福島県古墳探索 ◆
テラス状の基壇があるように見えます。本来の大きさはどのあたり…?
竜が塚古墳(天栄村)。かなり変形しているらしいが現状はきれいな瓢形にみえる前方後円墳。墳丘上には淡島さまの祠が載っている。
墓地の脇を通って集落の後ろ側にまわり込みました
白山古墳(天栄村)。左の写真の“竜が塚”を見下ろす北側の山裾に位置する円墳。蝉の声が響く林の中にぽつんと残っていた。
崖上に通じる道を探したのですが見つからず時間切れに
富士見山横穴古墳(天栄村)。史跡の標柱は発見したものの本体に至る道が不明で行き着けず。おそらくこの上の崖にあるものと思われるのだが…。
こんなにたくさんの人が訪れてるとはびっくり。白虎隊さまさまですな
鶴が城(会津若松市)。珍しく有名観光地に出没した古墳軍、人込みに負けて展示は遠くから眺めるはめに。建築もさることながら石垣の美しさに惚れぼれ。
すぐ近くに灰塚山古墳があったが消滅、とのこと
田村山古墳(北会津村)。水田の中にある円墳で、これもかなり変形しているもよう。鏡や直刀、管玉、土器などが出土している。
一箇所のみ覆屋を設けて保存してるのですが、よく見えないんですこれが
山崎山横穴古墳群(喜多方市)。前回探訪時はブルーシートに覆われていたこの横穴群だが、全て土嚢で塞がれていた。確かに見るからに崩れそうではある…。
畑ではキジのご一家がうろうろしてました
灰塚山古墳(喜多方市)。「長床」近くの山裾にある古墳だが接近できず。畑の向こうの林の中であるらしい。冬場の再訪を検討したい。
なにか丼物としてありえない景色ですよね。このはみ出し方…
「御食事処 若竹」のカツ丼大盛(塩川町)。実は、前回の探索行で出会ったこのものすごいカツ丼が忘れられず、また来てしまったというわけなのである。
歩兵Bは普通盛も完食できませんでした。悔しいです
蓋を取り除いた状態。蓋は具が落ちるのを防ぐ目的らしく、普通盛には使用されない。肉の厚みは4センチを超えるがじつに柔らかい。
このあたりで空が晴れてきました
糠塚古墳群3号墳(喜多方市)。粉糠塚とも言われる小さな円墳で、神社の東側にある。水稲の列と畦道がこれを避けているのがわかる。
なかなか風情のある神社です
糠塚古墳群2号墳(喜多方市)。那麻利七世神社の社殿を載せている。
すっかり葛に覆われてました
糠塚古墳群1号墳(喜多方市)。2号墳の南東の池の傍にある円墳。説明板あり。

特に囲いがあるわけでもなく、こんな感じで草など生えてるのでした
輪具古墳群1号墳石室(喜多方市)。市内北東部にある権現森公園の中に移築保存されているもの。古墳群は調査の後消滅しているようである。
古墳と確認されているのかどうかも不明です
八幡塚古墳(喜多方市)。田付川西岸にある八幡神社の社殿が載っている。詳細はわからないが前方後円墳のように見える。
 
2004年8月14〜15日取材
 恒例となっている古墳軍・夏の東北探索行。今年は福島県である。一昨年の続きということで再び会津地方を訪れた。
 埼玉から高速を使わずに行ってみようという無謀な計画であったが、車は意外にもスムーズにR294を北上。途上の天栄村で探索を試みた後、山越えの道で強い雨に見舞われたがなんとかクリアして若松に到着。ケチ旅行も無理のない範囲なら楽しいものだ。
 メインは喜多方市を中心とした探索で、まずまずの収穫であった。短い夏期休暇をフルに活用し、満足して帰路につく古墳軍であった。


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