平成16年(甲申)葉月2004年8月        

遊び盛りの幼な妻の家出の後の父子家庭だったが…↑ 

大暑  大雨時々降る  8/1/2004 シロトラに続くコアンの失踪

シロトラが帰ってこない。その上、コアンが3日も顔を見かけない。軒下組はタマチャンただ1匹。ガリグロも追い出し、のうのうと軒下に居座るダメ父タマチャンってとこか?コアンまでも追い出してしまったようだ。右の写真は、家の裏で遊ぶ5日前のコアン。

思えば、コアンが居なくなるちょっと前から軒下で休まなくなっていて、塀の上の木陰で休んでいたり、家の裏にひとりで居たり、どこからかやって来てはまた姿を現す、そんな感じだった。遊びに興じるコアンが五月蝿くなってしまったのだろうか?うちではタマチャンは人気がない。今やもっぱら可愛げが無い(ように見える)、みんなに愛想を吐かされるバカ猫ってことになっていて、去勢を早くしなければという話になっている。どうもタマチャンはみんなと相性が合わないようなのだ。悪気はないのだろうが、やっぱり相性というものがありそうなのである。はぁ、コアンは無事であればいいが…。悩ましいタマチャン。やれやれの困ったちゃんだ。

立秋  濃霧昇降す  8/17/2004 静かな住人は、ひっそり立ち去る

シロトラとコアンはもういなくなって大分経つ。タマチャンのさばり、なんかツマラズ。アパートの住人が、ひとり五月蝿いのが入ると、住人全部、そのうち暫くすると五月蝿い住人になるのを思い出す。静かな住人は、ひっそり立ち去る。

写真は8/6に咲いたサボテンの花。あれよあれよと思っているうちにどんどん花芽が伸びて、花火のように華やかにパッと咲いて、一日で萎んでしまう。月下美人を思い出した。サボテンの花というものは、こんな感じなのだろうか?この時期、ゆっくり次々とその美しい花を咲かせている。

何という美しい造形だろう。人間が付け加えるものなんて何もない。

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