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 台湾から二番目に近い外国、という事でシンガポールへの一泊二日往復をしたんですが、約2時間のフライトでチャンギ国際空港へ到着。シンガポールと言えば、観光を主体とした国なんで、他人が不快と思う行為は、つばを吐いたりタバコの投げ棄て等、罰金扱いになるというので有名ですよね。だもんで、喫煙者にとっては辛い所かと思いきや、街の至る所にゴミ箱と灰皿が設置してあって、全然快適でした。
 とりあえずシンガポールに着いたら見ねばなるまい、という事で、まずは
マーライオン公園へ行ったのだ。が?海に向かってドバドバ水を吐いてるイメージと大違い。そこそこ大きいんだけど、水吐いてないし〜。何だか、ここは海って感じでも無いし、何でー?。

 …実の所、最近は海側にエスプラネード・ブリッジという新しい橋が出来てしまったため、マリーナ湾に直接面してるという感じでは無くなったらしい。何だかマーライオンの後ろ姿が寂しげに見える…(笑)。更に、背中に水のバルブでもあるらしく、南京鍵のかかったフタが付いてたのも、ちょっと悲しい…。「ウルトラマンのファスナーが見えてる」みたいな感じ。


 マーライオン公園からちょっと歩いた所にある最高裁判所(左)と市政庁(右)。手前の芝生はパダン広場で、横にはクリケットクラブみたいなのがありました。…にしても、きれいに駆られた芝生だけの、だだっ広い所だの〜。

 ん?。ちょっと手荷物見ててくれとか頼まれて麻薬入りの鞄か何かをつかまされても無期懲役って、シンガポールじゃ無かったっけな?。日本人観光客も何人か服役してたと思う。その場合、裁判ではここに来るのかも?。みんなも旅行する時は注意しよう。もしくは、嫌いなヤツに握らせて一生おさらばというのもOKだ(笑)。

 同じ立ち位置で右を見ると、のっぽのウェスティン・スタンフォードホテルが見えるです。ここから見ると円柱に見えるけど、実際の断面はタル型。73階建てで、ギネスにも載ってる世界一高いホテル宿泊料が…じゃ無いよ)だとか。周囲に広い公園が多いので、その高さがひときわ目立ちます。手前にある低い建物は、たぶんシンガポール・レクリエーションクラブ。何をやってるかは知らんけど(笑)。


 現地で雇ったガイドさんの案内で、セントーサ島へ行くことになりました。島ごとアミューズメントパーク化してある所で、島へはケーブルカーで渡る事ができます。う、これはちょっと恐いかも。まぁ、ちょっと順を追って見て下さい。
 乗り込む前。結構長距離だなぁも。地図を見ると2km位あるです。機械的にはすごい無理がかかってるような…。大丈夫かなぁ…。

 覚悟を決めて、出発。うぉっ!やっぱり高いぞこれ!。

 ビルに突っ込む。え?。ここ途中駅?だって停まれないでしょ?。ロープウェイとは違う?。ケーブルカーだって?。
、ゴンドラがロープから外れて駅のレールへ乗っかった!。って事は?。このゴンドラって、ロープに引っ掛かってるだけ?。という事は駅から出る時にゴンドラがロープを掴みそこなったら、そのままですか?。落ちるっすか?。ぃぃぃぃ。

 駅内でしばらく停車?してビルを出る。今度は停泊中の豪華客船の上へ。何か煙たいんですけど。

 おおー!。プール付きだプール付きだ。水着のおねーちゃんは居ませんか?。居ないか。あ、そ。

 んー、こういう船に乗って、のんびり旅行ってのもいつかやってみたいですね〜。貧乏人は飛行機(笑)。しかも、そんな暇も無し(泣)。

 やっと島の終点が見えて来た。下に見えるのがエイジアン・ビレッジとか言うもの(日本語風に言うとアジアン・ビレッジ…実際、安易にカタカナで置き換えた和風の発音って、通じないから撤廃した方がいいぞ。[英:タイタナム]=[和:チタニウム]みたいなヤツね。小学生から英語教えるとかの前に、こういうのをやれ>文部省。)。アジアで使われている主な形態の民家を集めた村で、日本建築の家もあります。


 で、到着すると、モノレールというか、子供電車というか(笑)。島を一周するコースで、4人乗り車両が連なった列車であちこち見て回れます。水族館とかそういうの色々。写真も取ったけど、デジカメでの苦手な暗い場所が多くて、手ブレでボケボケでした。という訳で、あんまり書けない。
 セントーサ島のでっかい
マーライオン。何かますます本家マーライオンが可哀想に思えてくる。像というよりは建物で、中を人が登ってゆける「自由の女神」形式になってます。しかし…どの観光案内を見ても、「夜は目からレーザー光線を発射し」とか書いてある(笑)。どうやらセントーサ島の主力兵器で防衛拠点でもあるらしい(ウソ)

 残念ながら夜は見に行けませんでした。


 何か今ひとつだね〜という事で、今度はセントーサ島を出て、シンガポールの中心から西へ向かった。

 右手に見えるでっかい龍の頭がハウ・パー・ヴィラという巨大アミューズメントパーク。ナムコタウンみたいなものらしい…でも時間が無いのでただ通り過ぎただけ。うわーん。そんなぁ〜。(動揺がカメラアングルに現れてますな…)

 ハウ・パー・ヴィラを通り過ぎて(笑)。シンガポール中心地から西へ15km位にあるジュロン地区。ここには爬虫類センターとかバード・パーク(写真)とかがあります。「お客さんが手に持った輪を、オウムがステージから飛んで来てくぐってしまうぞ」の図。30分位の公演を一日何回かやってるみたいです。もちろん野鳥園施設もあります。でも、その辺を飛んでるノラ鳥もけっこう日本では珍しい鳥だったりする(笑)。


 一つ思った事は、観光地とは言っても、殆どの物が人工物なんで、景色を楽しむとかを期待してるとハズします。何か街ぐるみディズニーランドみたいなんだよな〜。「わざわざ出かけなくても日本にも同じような物はあるじゃん」という感じ。昔は日本軍とイギリス軍が戦った戦場でもある所なので、その類の歴史博物館や旧跡はいっぱいありますけどね。

 帰りのチャンギ空港で、「何かあまり買い物もせず、お金余ったなぁ〜」とお店を回っていて目についた
カワセミのフィギュア(いや、鳥だからフィギュアじゃないだろーよ)。「うっそー、スゲ−」っていう事で衝動買い。銀製で6cm位の大きさなんだけど、羽毛のディテールがすっごいのだ。金属製とは思えない程、もこもこしてる。何か、シンガポールで一番の収穫ってこれのような気がするな(笑)。マーライオンの代わりに巨大なコレを置いとくのはどうだ?。
 
そそ、こんな感じ(笑)
 翼の拡大図。これって鋳物なんだろうか?。ロストワックス法とかじゃ、とうてい再現できないと思うが、かといって削り込んで作るってのも凄すぎる気がする。融点の低いホワイトメタルなんかでは無く、れっきとした純銀製。ストロボのせいで、金色っぽく写ってますけどね。

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