発行日:’94年 5月 3日(火)
発行:守山リス研事務局
調査項目 | 調査結果 | 特記 | ||
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7) 生殖器系 (続き) | 子宮 | 長さ | 1.1cm | 左右の卵巣から細い管で合流した地点が子宮頸でちょっと細くなり、かなり丈夫(切るときジョリと硬い音がした)その下に子宮があり、膣へとつながり、最終は直腸へつながっていた。膀胱がその近くにあり直腸へ流れ込むようになっていた。 |
太さ | 0.4cm | |||
卵巣から子宮への細い管に、斑点があると子供を生んだ印との事だが発見できず | ||||
8) 骨 | 肋骨 | 10対 | 胸骨が細く、はり金の様だが心臓、肺を守っていた。 | |
9) 筋肉 | 足 | 直径 | 1.85cm | 足の股筋で一番太い所を計測。 |
顎 | 幅 | 0.4cm | 顎から頭につながり噛むための筋肉。 | |
横 | 1.6cm | |||
皮 | 重さ | 42g | シッポを除いて | |
皮むき後 | 重さ | 220g | 内臓と皮を取った後の筋肉と骨のみの重さ。 | |
体重 | 全体 | 330g | 成獣は300-410gであり、ほぼ成獣と判断される。 | |
内臓のみ | 68g | |||
歯 | 長さ | 0.94cm | 下顎の門歯を測定 オレンジ色っぽく着色。 | |
太さ | 0.14cm |
交通事故で腹膜がやぶれたと思われ、おなかの皮を切ると
今回のような解剖は極めて貴重な機会であり
などのいろいろな疑問や質問に対して、今回の解剖調査研究はいろいろな根拠を与えてくれたと思います。
貴重なサンプルとして、骨はきれいに処置を瀬戸口先生にお願いし、骨格標本の作製と、毛皮もなめして保存を検討する予定です。