現在、ナデシコはドック艦コスモスにて修理中。

その間に、艦長から何やら重大な発表があるとかで

ナデシコの主なクルーはブリッジに集められています。

 

まあ、主にこれからの行動指針の発表ってところなんだろうけど

実際のところ、どうなってしまうのかは私にも想像がつきません。

 

ふと、私の隣にある空いた席が目に入る。

本来ならそこにいるはずのひと。

ナデシコを守る為、フクベ提督とたった二人で、敵だらけの火星に残ったひと。

 

カイトさん。

 

私のナデシコでの、いや、生まれて初めての『ともだち』

 

彼等が命を賭してまで守ったナデシコは、いったいどうなってしまうんでしょうか……。

 

 

 

 

     機動戦艦ナデシコ  Another Story

           「TIME DIVER」

               第11話

               『再会』

 

 

 

 

「チューリップを通りぬけると瞬間移動する、とは限らないようね。

 少なくとも火星での戦いから地球時間で8ヶ月が経過しているのは事実。

 ちなみにその間にネルガルと連合軍は和解し、新しい戦艦を作って月面を奪還。

 で、私の見解では……」

「まあまあ、それは又の機会でということで」

長々と続きそうになったイネスさんの説明を、プロスペクターさんが慌てて止めた。

まあ、放っておくといつまで続くか分かりませんから。

ちなみにイネスさんの話の中にあった通り、ナデシコがチューリップの中にいる間に

何故か8ヶ月もの時間が過ぎていたらしいです。

イネスさんはウラシマ効果がなんとかとか仮説を立ててはいたけど、

結局の所、理由ははっきりしないみたい。

「それでネルガル本社としましては連合軍との共同戦前をとる、という事になってまして。

 ねぇ艦長」

プロスペクターさんが艦長に話をふると、艦長は言いにくそうにこたえた。

「あ、はい、……それにともないナデシコは地球連合海軍、極東方面に編入されます」

「「「「「「えぇ!!!」」」」」」

一様に驚きを見せる皆。

まあ、普通はそうだろうな。

「私達に軍人になれ、って言うの?」

ミナトさんの言葉は、おそらくここにいる皆の総意でもあるだろう。

戦艦に乗っているとはいえ、私達はあくまで『民間人』なのだから。

「そうじゃないよ、ただ一時的に協力するだけ」

すると、いつのまにかクルーの輪の中に入っていた男の人が言った。

「誰、アンタ?」

「アカツキ・ナガレ、助っ人さ。

 まあ、さしずめ、自由の旗に集った宇宙をさすらう海賊、のような者かな」

キザな台詞。しかもそれが妙に似合っているから変な感じ。

こういうことをする人にはロン毛の人が多いって誰かから聞いた事あるけど、

その通りだな、となんとなく思った。

「まあ、ホントに……君のような人には無骨な軍隊は似合わないんだけどねえ」

図々しくミナトさんの手を握りながら、アカツキと名乗ったひとは言った。

ミナトさんはそれを不快そうに払いのけながら

「火星は?」

と、プロスペクターさんに尋ねた。

「そ、そうだよ……火星は、火星は諦めるんスか?」

少々弱気な声でテンカワさんが言う。

何か、以前のフクベ提督やカイトさんの行動について、複雑な心境らしいです。

「もう一度乗りこんで勝てます?」

そんな言葉を、プロスペクターさんは断ち切るようにはっきりと言った。

「勝てなくても、何度でもぶつかるなどという事に何の価値もありませんし

 当社としても、そのような損害は負いかねます」

まあ、戦艦もっててもナデシコはあくまでネルガル……一企業のもの。

利益にならないことはしない、って言いたいことはわかるけど……。

「戦略的に見れば、連合軍と手を組むのは妥当かもしれない……でも!!」

「俺たちゃ戦争屋、ってか?」

アオイさんとウリバタケさんの言葉。

やっぱり、軍と手を組むっていうのは抵抗があるみたいです。

「それが嫌なら降りれば良いんじゃないの?給料貰ってさ」

アカツキさんの核をついたその言葉に、みんな黙り込んでしまった。

 

 

 

一応、考える時間を与える、ということでその場は解散になりましたが

その後、私の知らないところでいろいろあったみたいです。

 

 

 

テンカワさんとアカツキさんの喧嘩。

蜥蜴の再攻撃。

テンカワ機の遭難。

それを航宙用戦闘機で助けに行った艦長とメグミさんの2次遭難。

そして……。

 

 

 

「テンカワ機、発見しました。操縦席内に生命反応3つ。

 おそらくは……」

「艦長とメグちゃん、そしてアキトくんね」

私とミナトさんの言葉に頷くアオイさん。

艦長不在の今、このナデシコを指揮しているのは一応彼です。

「しかし、まさか君が助けに行くと言い出すとはねえ」

呆れたように言うのは、アオイさんの横に立っている補充員のアカツキさん。

まあ、その気持ちも分からないでもない。

なぜなら現在ナデシコは丸裸同然。

修理の途中で発進したものだから外装もところどころ剥がしたままだし、

見た目も貧相になってます。

こんな時に敵襲でもあったらどうするつもりなんだか。

「はは……そうですか?でも……」

自分でもよく分かっていないんだろう。アオイさんは少し考え……

そしてこう言った。笑いながら。

「楽しくないんですよ、彼がいないと」

 

『アカツキさん!!俺、ナデシコに残ります!!』

いきなりブリッジのモニターに大写しになるテンカワさんの姿。

まだコクピット内らしく、その横にはパイロットスーツを着た艦長とメグミさんがいる。

でも、ナデシコに残るって……、そういえばさっきの戦闘前に

アカツキさんと何かもめていたようだったけど……?

「やっと解ったかい?君の中にふつふつと燃える――――」

『俺には守る者がある。それは――――』

何かを言うアカツキさんを完全に無視して話を進めるテンカワさん。

その言葉を聞いて、モニター内の艦長とメグミさんの顔が何故か緊張したようだった。

『カイトです!!』

「……!?」

一瞬、息が詰まってしまう。

『あいつは、このナデシコが好きだった。守りたかった。

 それだけで、命を賭けて火星に残り、俺たちをここまで連れてきてくれたんだ。

 今の俺にはそこまではできない……。

 そこまで出来る強さがない。

 でも、ここにいればいつかは見つかるかもしれない。

 だからこそ、俺はナデシコに残りたい。

 残って、それを見つけたい!!』

カイトさんの強さ。

それは、自ら犠牲となることを選んだ提督とはまた違っていた。

 

『またな』

 

たしかに彼はそう言っていた。

あんな状況でも、生きる事をまだ諦めてはいなかった。

諦めない強さ。

その強さを、テンカワさんは見つけたいと言う。

この、ナデシコで。

 

私にも、見つかるんだろうか?

このナデシコで見つけられる、私だけの強さが――――――。

 

 

 

これらの出来事で分かったことがひとつ。

ナデシコは、ナデシコのクルーは、軍に入ろうが何だろうが、ナデシコのままでした。

迷っていたテンカワさんも、それらの出来事で何か吹っ切れたみたいで

前みたいに暗い表情はしていません。

これで良かった、というわけでもないけど、少なくとも私達は変わっていない。

今はそれでいいのかもしれません。

今は……。

 

 

 

「な〜んて、終わってもらっちゃ困るのよねえ」

「「「「「……」」」」」

みんな絶句。

翌日、プロスペクターさんから紹介された補充人員のうちの一人は、

どこかで見たことのあるような人だった。

「お久しぶりねえ、みなさん」

と、その人はヒラヒラと手を振ってみせた。

「あ〜っ!!あんたは」

「生きていたのか」

「誰だっけ、あのひと」

「ほら、提督の横でキャンキャン言ってた」

「ああ、あのキノコ……」

そういえばそうだった。

確かフクベ提督と一緒に、副提督として着任したムネタケ=サダアキさん。

クーデターに失敗した後、ナデシコから脱出したってカイトさんから聞いていたけど。

「え〜、今日から我が艦に派遣された、新しい提督さんです」

「よろしく〜♪」

ピースをしながら周りに愛想をふりまく元・副提督。

はっきり言って、気持ち悪い。

それがかえって周りの不快を煽っているということに気付いていないんでしょうか?

そんなムネタケ提督を無視するように、もう一人の補充要員の人が前に進み出た。

「エリナ=キンジョウ=ウォン。副操舵士として、新たに任務に就きます」

「です。ハイ」

何故か元気の無いプロスぺクターさん。

何かぶつぶつと言っていたみたいだけど、声が小さすぎて

何を言っているのかまでは分からなかった。

「この2人にアカツキさんの計3人ですか、プロスさん?」

艦長が名簿をみながら確認する。

「ああ、いえ。あともう一人来るはずなんですが……」

「済まん、遅れた」

ちょうどプロスペクターさんがブリッジの出入り口を見た時に、

そこから一人の男の人が入ってくる。

その人は、ナデシコがコスモスに来る際に通信で話した、あの銀髪のひとだった。

何故か制服ではなく私服で、その上に白衣を羽織っている。

 

「「「ああ〜っ!!?」」」

 

突然、叫び出す人達3人。

艦長と……あとはリョーコさんとヒカルさん?

ついでにいえば、イズミさんも僅かながらに驚いた表情を浮かべている。……多分。

「教授!?」

「「教官!?」」

「あらあらまあ……」

それぞれの反応。でも、艦長とパイロット3人組の反応は少し違うようだった。

「ようお前ら、久しぶり。元気そうで何よりだ」

さも当然、という笑顔を浮かべながらクルーの輪の中に加わるそのひと。

近くで見ると結構背が高いです。私が低いだけかもしれないですけど。

「ユリカ、教授って……?」

「うん、私の大学のゼミの教授。ほら、ジュン君は違う教室だったじゃない」

「ああ、あの時の……実戦的な戦術理論ばかり教え込まれたっていう」

「そう、その教授」

艦長の答えにアオイさんは納得したようだった。

そういえば二人って、どちらも地球連合大学の出身だっけ。

でも、その大学の教授がなんでこんなところに……?

「こんなところで何してんだよアンタ!!」

「そうだよ〜。いきなり現れたと思ったら急に消えちゃって」

今度は別の場所から。

リョーコさんとヒカルさんだった。

「3人ともあのひとのこと知ってるんですか?」

メグミさんが不思議そうに言うと、それにヒカルさんが答えた。

「一年ぐらい前にね、私達のコロニーにエステの指導員としてふら〜っと現れたかと

 思うと、半年ぐらいで何も言わずにまたふら〜っといなくなっちゃった人」

「まあ、そのおかげで随分と腕は上達したけどね……・」

イズミさんが相変わらずの様子で言う。

え〜と……つまり、艦長の大学の教授で……、リョーコさん達の教官?

わけのわからない経歴に頭を悩ませていると、次にゴートさんが口を開いた。

「お久しぶりです、先輩」

「おう、ゴート。相変わらず老けてんな」

「どうも」

「無愛想なのも相変わらず、か」

苦笑いをしながらゴートさんと握手をするそのひと。

……先輩?

「そういえば彼は、ゴート君がまだ軍にいた頃の先輩だったと聞いた事がありますねえ」

「そうなんですか?」

プロスペクターさんが、呆気にとられていた私に解り易く説明してくれた。

「ええ、ネルガルにゴート君を紹介したのも彼ですから」

「はあ……」

艦長の大学の教授で、リョーコさん達の教官で、ゴートさんの軍の先輩。

何だか凄い人ですね。いろんな意味で。

「名をデルタという。エステバリス隊の戦術指揮官として配属されることになった。

 まあ、知っている顔も多いから余計な説明は省く。

 まあ今後ともヨロシク、な」

片手を顔の前まで上げながら、自己紹介をするそのひと。

そういえばゴートさんの先輩って言っていたけど……一体、何歳なんだろうか。

見た目は20代中ごろぐらいにしか見えないほど若いけど。

「教授がナデシコに乗られるんですか?」

「ああそうだ。何だね、文句があるのかいミスマル君?」

「いえ、心強いなって、そう思っただけです」

「ははは、嬉しい事を言ってくれる。お世辞なんか言っても何も出んぞ」

笑いながら談笑する艦長とデルタさん。

一応、師弟ってことになるんだろうか、これは。

「そういえば弟くんの姿が見えないな。どうしたんだ、彼も乗っているんだろう?」

「あっ……」

『弟』という言葉に急激に顔を曇らせる艦長。

ブリッジ内も、思いがけず沈黙に包まれる。

弟、つまりカイトさんのこと。

「弟は……カイトは……」

「……」

黙って艦長の言葉を待つデルタさん。

けど、艦長が口を開く前に、話を横で聞いていたムネタケ提督が言った。

「あら、死んだのあいつ。いい気味だわ」

「「「「「!!」」」」」

クルーの表情が一様に強張る。

確かにカイトさんは提督のクーデターの際に過剰ともいえる行動をした。

けど……

けど、そんな言い方って……!!

「手前ぇっ!!!」

「ガイ!?」

輪の中から飛び出して、提督に殴りかかろうとしたのは、意外にもヤマダさんだった。

そういえばヤマダさん、カイトさんに命を救われたんだっけ。

「ひっ!?」

当たる。

その場にいる全員がそう思った瞬間、横から手が伸びてヤマダさんの拳を受け止めた。

片手で。

「やめておけ。今は軍に派遣されている身だ。処分は免れんぞ」

(……?)

ヤマダさんの拳を受け止めたのはデルタさんだった。

「くっ……」

悔しそうに下がるヤマダさん。

一方、ムネタケ提督はというと、足を滑らしたのか床に座りこんでます。

「も、問題よ!!下士官が提督に暴力を振るったわ!!

 これは重罰ものよ、処分してやるわ!!」

「床に座りこんだまま言ってないでさっさと起きあがったらどうです?

 大体、未遂で済んでいるでしょう?……ほら」

そう言って提督に手を差し出すデルタさん。

……なんだか、な。

「……ふん」

不満そうな顔をしながらその手を掴む提督。

けど、驚くべき事はそこから起こった。

 

「ほい」

 

「へ?」

 

「「「「「「「あ」」」」」」」

 

すごい勢いで掴んだ提督の手を肩の上に引き込むデルタさん。

そのまま背負い投げ一閃。

ムネタケ提督は、ろくに受身もとれずに、おもいっきり背中から床に叩きつけられた。

びたーん!!!!!!

「「「「「「「……」」」」」」

呆気に取らているクルーを尻目に、デルタさんは倒れている提督の胸倉を掴んで

「言っておきますが提督。今後、俺の部下に対して暴言を吐いたら、

 今度はこのぐらいじゃあ済みませんよ?」

と言った。にこやかに笑ったまま。

「わ、わたしは提督……」

「関係ありません。自分は軍から『ナデシコ』と『あなた』の動向に注意せよとの

 指示を与えられていますからね。ちなみにこれは特令です」

特令、つまりは総司令に認められた指令っていうこと。

その上には、基本的に階級は意味を成さない。

「そ、そんな……」

その言葉を最後に、提督は気を失ったようだった。

「救護班発動!!提督が貧血で倒れたぞ!!」

「「了〜解!!」」

そう叫んだデルタさんに、狙ったようなタイミングで応えるヒカルさんとイズミさん。

互いにそれぞれ片足ずつ持ち、「「ぴ〜ぽ〜ぴ〜ぽ〜」」と言いながら

ブリッジを去っていきました(頭の部分を引きずりながら)

「ミスマル君」

「は……はい?」

突然、話を振られて身を強張らせる艦長。

「講義でも教えなかったかな?

 『指揮官たるもの、はっきりとした結果が分かるまでは、けして推測をするな』と」

「……どういう意味ですか?」

「こういう意味だ」

そう言って、懐からひとつのデータディスクを取り出すデルタさん。

「オペレーター君、再生頼む」

「?、はい」

言われたままにそれを受け取り、再生させる。

どうやらそれは、音声データらしかった。

『……あーあー……聞こえ……か?もし……し』

「「「「「「!?」」」」」」

ノイズが多くて聞こえにくいけど、誰かが何かを話しているのだけは解った。

そして……その声は

 

『こ…らカイト。ND−001 機動…艦ナデ…コのサブ…ペレーターです。

 現在、…星にて…れを録音中。

 これを回収し…方、ナデシコの人達に伝……ください。

 まだしぶとく生き…ま〜す。そこん…こよろしく。

 勝手に殺す…よ〜』

 

「カイト!!」

「カイトさん……」

「あいつ……生きてたのか!?」

一様に驚いた表情をみせる一同。かくいう自分もそうだけど。

「これは約二ヵ月前に、バッタの残骸と共に宇宙空間を漂っている所を発見されたものだ。

 調べでによると、そのバッタは火星からの戦力らしいから

 データ自体の信憑性は高いんじゃないか?」

何故か得意げな声で説明するデルタさん。

その間にも、カイトさんの言葉は続いていた。

 

『提督は解ら…いけど、とにかくこっ…は心…無いんで。

 だ…ら安心して――って、う…っ!?』

『あ…た、こんな……ろで何やっ…んのよ!!怪し…わね!!』

『いや、別に…んで…。じゃ、そう…うこと…!!』

『…らあ!!逃げ…な!!』

 

「「「「?」」」」

データの後半は、突然乱入してきた誰かとカイトさんのやりとりで終わっていた。

「生きてた……」

思わず座りこんでしまう艦長。

その目にはうっすらと涙が浮かんでいる。

「な、言ったろ?」

「はい!!」

デルタさんに応えた艦長の声は、本当に嬉しそうだった。

 

 

 

「相変わらず、いい性格してるわね」

突然、今のいままで黙っていたイネスさんが、デルタさんの前に進み出てそう言った。

「……よう、元気そうで何より」

「あら、言いたいことはそれだけかしら」

二人の会話は随分とくだけた感じだった。

少なくとも、一朝一夕の間柄ではないみたい。

「随分と老けたな」

「外見変わらない貴方のほうがおかしいのよ」

そんなイネスさんを見て、デルタさんは苦笑いをする。

「あれ?イネスさんも教授と知り合いなんですか?」

不思議そうな艦長の言葉。

それは周りにいるみんなの共通意見。

そして、次に二人の口から出た言葉は――――。

 

「娘だ」

「父親よ」

 

「「「「「「………は?」」」」」」

 

ナデシコクルー、全員の目を点にさせた。

 

 

 

 

 

――――――to be contenued next stage

 

 

あとがき

 

新キャラ登場!!

その名も『デルタ=フレサンジュ』!!年齢28歳(あくまでも自称。しかしありえない)。

ユリカの師匠で、パイロット3人娘の教官で、ゴートの先輩という

ハチャメチャな設定を持っている彼。

そして何より『あの』説明おばさんの父親!!

もう何が何だかって感じですね。

彼の詳細は、この後、少しずつ解ってきます。お楽しみに。

……決してヤケを起こしたわけじゃないので、あしからず。

 

そして、やっぱり生きていた主人公のカイト君。

……というか、死んでたらシャレになってませんが。

通信で乱入してきた声は一体誰なのか?

このへんは、近いうちに『外伝』として出す予定。まあ、いつか。

 

それでは今回はこのへんで。

次回は……なんだろう?

白熊か、海か、ナナフシか……。

まあ、どちらにしてもただじゃすまないでしょう(笑)。

ではでは。

 

                         H13、11、10

 

 

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