『僕だ……ユリカ』

「……ジュンくん?」

 

 

「お、おい!本気か、カイト!?」

「嘘でこんなこと言いませんよ」

 

 

「夢が明日を呼んでいる〜♪魂の叫びさレッツゴーパッション!」

「……」

 

 

そして、それぞれの戦いが始まる。

 

 

 

 

     機動戦艦ナデシコ  Another Story

           「TIME DIVER」

               第4話

          『ココロ』の奥に秘めしモノ

             

 

 

 

(良かった……繋がった!)

心の中でアオイ=ジュンは歓喜の声を上げた。

自らの体内にナノマシンを投入してまでこの、デルフィニウムのパイロットになったのだ。

肝心のところでユリカと話せなかったりしたら目も当てられない。

『艦長、お知り合いですか?』

『うん、アオイ=ジュンくん。ユリカの、とっても仲のいいお友達よ』

艦内での会話がダイレクトに機内に流れこんでくる。

(お友達……)

些細な事だったが、それでも傷つく。

やっぱり、ユリカにとって僕は『お友達』でしかないらしい。今は、まだ。

そう、『今は』だ。いつかはきっと……。

「提督から聞いたよ、ユリカ。どうして黙って民間戦艦の艦長なんかに」

『ごめんねジュンくん、けっこう急な話だったから。あとで手紙書こうと思ったんだけど』

「手紙って……。ま、まあ、とりあえず、その話は後にしよう。とにかく

 馬鹿なことはやめるんだ、ユリカ。今ならまだ、僕とミスマル提督で軍部を説得できる」

必死の思いで説得する。

(理解してくれユリカ!!じゃないと君は……!!)

でも、頭の中ではわかっている。彼女は……

「ごめん、ジュンくん。私、ナデシコで火星に行くって決めちゃったんだ」

彼女は自分の中で一度決めた事を、絶対に曲げる事は無い。

「……火星はもう、木星蜥蜴の勢力下だ。戦艦1隻じゃ、とても……」

「ううん、だから行くの。私達以外に、火星の人達を助けて上げられる艦はないと思うから」

「どうしても、行くっていうのか?」

「うん、そう決めたの」

はっきりと、頷いてみせるユリカ。

「そうか……」

言っても聞く性格じゃない。

そんなことは、付き合いの長い僕が一番わかっている。

だから……

「だったら、力尽くでも連れ帰る!!」

こっちも、手段を選べない。

 

 

 

『何っ!!』

ナデシコから発進した機動兵器を2機のデルフィニウムが背後から羽交い締めにする。

これでもう、この機体は動けない。

「まず、このロボットから破壊する!!」

『くそぉお!放せえぇ!!』

相手のパイロットの叫び声が聞こえてくるが、もうそんなものにかまってもいられない。

(悪く思わないでくれよ……)

コックピット正面のモニターに表示されたロックオンカーソルを

ロボットの胴体部分に固定させる。

「……すまないっ!!」

心の中で謝罪して、引き金を引く。

その時、

『やめろおおっ!!』

「なっ!?」

突然、真横からこの機体に突進してきたもう一機の機動兵器に邪魔をされて照準がそれる。

『カイト!頼む!』

 

 

 

『カイト!頼む!』

「お任せ!!」

アキトに任せて、戦闘空域のさらに高高度まで飛ばされた陸戦型エステバリスが

風を裂きながら降下していく。

(失敗すれば即死だよねぇ、これは)

ふと、そんな考えが頭に浮かぶ。笑い事でもないのだが。

(けど……)

「ここで死ぬ気はしない」

ちょうど0,5秒後にヤマダ機と、それを押さえつけているデルフィ二ウムが視界に入る。

「行けえぇっ!!」

そのまま真っ直ぐに、一機のデルフィニウムに向かって降下。

機体全体に響く振動が、そのまま海に落ちることなく、デルフィニウムにとりつく事に

成功したことを教えてくれる。

「お…?お……お…おおおおお!?」

ふう、ちょっとばかり予想より大きい振動に驚いてしまった。

モニターには、無事脱出したヤマダ機の映像と、自分に取りつかれて慌てて姿勢制御を

しているデルフィニウム。

さて、と。これからが本番。

ナデシコとの通信を一時的にカットして、足下のデルフィニウムへ接触通信をかける。

もちろん、音声のみ。顔出すと……なめられるし。

「デルフィニウムのパイロット、聞こますか?」

『な……、何!?』

相当困惑した声が聞こえる。

まあ、いきなり敵から通信が送られてきたら驚くだろうけど。

「時間が無いんで手短に言います。……脱出装置機動させてさっさと失せて下さい」

『は!?』

「聞こえませんでしたか?さっさと失せろって言ってるんです。それとも……

 このまま一緒に海に墜ちます?」

エステバリスの右手に持たせているライフルを、少しだけちらつかせる。

『……!?』

相手のパイロットも、こっちの言ってる事が冗談じゃないことに気付いたようで

数秒後にはしっかりと、脱出ポッドと一緒に宇宙ステーションの方向へと帰還していった。

物分りがよくて助かります。

(よし、後は……)

取りついているデルフィニウムの機能が完全停止している今、

この機体は重力にひかれるままに落ちていっている。

このままだと、当然の如く海に落ちてドッカ〜ンなので、なんとかしないといけないわけで…。

「上手くやってくれよ……」

僕は『なんとかする』為に、あらかじめエステバリスに装備させていた

『あるもの』を起動させた。

 

 

 

「カイト機、応答してください!カイト君……、カイト君!?」

「カイト機、エネルギーフィールド範囲外まであと12秒」

「艦長、本当に大丈夫なの!?」

私や、メグミさん、ミナトさんが切羽詰った声を出しても

「大丈夫です」

と、艦長はまったく動じていない

どうしてそんなに……信じられるんでしょうか?

ふと、出撃前にカイトさんが言った「大丈夫だよ」といった顔が思い浮かぶ。

「カイトはね……」

「エネルギーフィールド範囲外まであと5秒」

やっぱり……姉弟だから?

「カイトは……」

「カイト機、エネルギーフィールド……範囲外」

それだけ、なんだろうか。

「カイトは、私に嘘ついたことなんてないんですから」

「艦長……?」

艦長以外の誰もが、カイトさんの帰艦を、絶望的だと思ったとき、

それはやってきた。

「……!?、後方よりデルフィニウムが1機、ものすごい勢いで接近しています!」

「「「え?」」」

メグミさんの報告に、皆が皆、目を丸くする。

「識別信号受信、これは……カイト機です!!」

「「「ええ〜っ!?」」」

「ほらね♪」

『お待たせ!!』

通信で聞こえるカイトさんの声は、いつものままの自信にあふれていた。

 

 

 

「くっ!ナデシコに乗艦しているパイロットは一人だけじゃなかったのか!?」

捕獲していたロボットを逃してしまった事もあり、アオイ=ジュンはかなり焦っていた。

確か、ナデシコに潜り込んでいた諜報員の報告ではそうだったはずなのに……。

『た……隊長!?』

「動揺するな!それでも数の上ではこちらが有利なんだ。隊列を乱すな!」

『し……しかし……う、うわっ!?』

「何……!?こ、これは!?」

突然、火がついたようにコックピット内のあらゆる画面が赤色に包まれる。

なんだ……機体の異常か!?

その時、機体がグンと、勝手に動きだしたのを感じた。

「な……!?オートパイロットモード強制起動だって!?どうなってるんだ!?」

『隊長!さっき敵兵器に取りつかれた味方デルフィニウムからのハッキングです!』

「なんだって……!?」

『我々以外の機体は既にもう……う、うわっ!?』

「……?、おい!?どうしたんだ、おい!」

慌てて呼びかけるが、スピーカーからはノイズの音しか聞こえない。

「捕獲した機体の通信回線を使ってのハッキングの後、オートパイロットを起動させて

 デルフィニウムを強制帰還させるだって……?」

そんなことをこんな短時間に、しかも陸戦型でやってのけるなんて……

正気の発想とは思えない。失敗すれば死が待っているのは確実だ。

それに相当の技量が必要とされるはず。

そんなパイロットがナデシコにいるっていうのか!?

『これで後はあなた一人。どうします、アオイさん?』

そのとき、味方機用の専用回線から聞き覚えのある声が聞こえてくる。

これは……ユリカに似た、この声は……。

「まさか、これは君の仕業か……!?カイト君!」

モニターには、コックピットの無くなったデルフィ二ウムに片腕を突っ込んだ姿勢のまま

飛行状態を維持している不恰好なエステバリスが映っていた。

 

 

 

「連合大学で年間首席を取ったほどの君ならわかるだろう!?

 今の状況で火星に行くっていうのがどういうことか!!自殺行為なんだよ」

『……』

「君からもユリカを止めてくれ!でないと彼女は連合軍に反逆者の烙印を

 押されてしまう。いや、ユリカだけの話じゃない!君もなんだよ!」

『……だから、自ら憎まれ役を買って出たってわけですか?』

こんな時なのに、久々に聞いたカイトの声は驚くほど冷静だった。

「……否定はしないよ。でも、そうでもしないと君たちは……」

『アオイさん、すいません』

言葉の続きを遮るように、カイトが口を開く。

『姉さんがどうとかっていうのは関係無いんです、僕が行きたいから行くってだけですよ』

「カイト君……?」

『あそこ……火星に、大事な人を待たせているんですよ』

頭に、ユリカにそっくりの笑顔を浮かべるカイトの顔が浮かぶ。

『アオイさん、あなたも行きませんか?』

「えっ!?」

突然の提案に、目を丸くする。

『一緒に行かないかって言ってるんですよ、火星に』

「ぼ……僕が!?」

『そうだよ!あんたも一緒に行こうよ!』

先ほど奇襲をしかけてきたロボットのパイロットまでもが賛成してくる。

『こんなときに地球人同士で戦ってるなんて、それこそおかしいじゃないか!』

「そ……それは」

『だな。好きな女の為に命を賭けるっていうのは燃える展開だけど、

 やっぱりこういうのは敵と戦って命を落とさないとしょうがないぜ』

ついにはデルフィニウムの手から脱出したロボットのパイロットも。

「だけど……僕は軍人で……」

『やだな、僕や姉さんも元軍人ですよ。気にする事ないですって』

「……」

『それに』

「?」

カイトの含み笑いに、怪訝な顔をする。

『アオイさんは、好きな女と仕事。どっちかを選べって言われたら、迷いもなく仕事を

 選んじゃうような人なんですか?』

「え!?」

『違うでしょ?少なくとも、僕の知っているアオイさんはそんな人じゃない』

「……」

僕だってそうしたい。

ユリカが民間船の艦長になったって聞いたとき、どうして僕も誘ってくれなかったのかって

考えたりもした。

だけど……、だけど僕は……。

 

 

 

『ユ、ユリカ……僕は……』

アオイさんがブリッジに回線を開く。

「艦長?」

『姉さん?』

沈黙。

みんなが艦長の言葉を待っていた。

でも、そんな間にもナデシコは上昇しつづけているわけで

デルフィニウムの燃料もどんどん消費されている。

(オモイカネ、デルフィニウムの推定稼働時間は?)

≪あと30秒≫

あと30秒たったらデルフィニウムは海に落ちるしかない。

でも、いまさら宇宙ステーションに戻るだけの燃料の余裕もないだろうし。

もう、時間がない。

緊張の一瞬。

やがて、艦長が微笑んだ。

「私は、ジュンくんが来てくれたら心強いな♪」

『ユ、ユリカ!』

艦長、お見事。

そんなわけで、ジュンさんは、あっさりナデシコ側に寝返ることになりました。

大人って、けっこう簡単です。

 

 

 

「アキト、お帰りっ♪」

無事、ビッグバリアを抜けて落ち着いたところに、テンカワさんやヤマダさんが帰ってきた。

あとついでに、一番後ろでおどおどしているアオイさんも。

……?

カイトさんの姿は見えないけど?

「ありがとう、アキト。ユリカの友達を傷つけないでいてくれて」

「べ、別に俺は、おまえの友達だから助けたわけじゃ……」

「ううん、わかってる。アキトが優しい男のコだってこと。 私、ぜ〜んぶ知ってるんだから!」

「いや、だから。おまえなあ……」

テンカワさんは何かを言おうとしたけど、結局やめちゃいました。

言っても無駄だってことを悟ったみたいです。

「おら、おまえも艦長に話があんだろ」

テンカワさんが黙ってしまったのを見て、ヤマダさんがジュンさんを前に押しやった。

「ユ、ユリカ……、僕は……」

「ジュンくん!ナデシコにようこそ。友達が増えて、私も心強いわ」

「友達……」

改めて茫然とするアオイさん。こっちとしては何をいまさらって感じだけど。

「あの、艦長」

「なに、メグちゃん?」

「その、アオイさんは艦長の為に連合軍を裏切って来たんですよ。

 それなのに……それだけなんですか?」

「それだけって?」

「だから、単なる友達に対する言葉だけじゃなくて、その……」

「うん。やっぱり持つべきものは心優しき友達よね」

「いや、そうじゃなくて」

「?」

困りました。艦長、アオイさんの気持ちに全く気付いていないみたいです。天然です。

哀愁ただようアオイさんの姿を可哀想だと思ったのか、周りから次々と

慰めの言葉がかかりました。

「大変ねえ、あんたも」

「まあ、若い頃はいろいろあるものです」

「頑張って下さいね。陰ながら応援してます」

「これから一緒の艦で生活するわけだから、きっとチャンスもあるよ」

さっきまで敵だったのに、すっかり同情集めちゃってます。

「ありがとうございます、みなさん。でも……、もう、慣れてますから」

泣かせるセリフです。

最初にナデシコに立ちはだかった凛々しさはどこへやら、すっかり情けないキャラクターが

はまってます。今までずっとこういう関係を続けてきたのかと思うと、

考えていた以上に情けない人なのかも。

ま、煮ても焼いても、ナデシコのクルーってことよね。

 

 

 

「テンカワさん」

「ん、何だいルリちゃん?」

ようやく艦長から解放されてホッとしているテンカワさんに話しかける。

「カイトさんはどうしたんですか、一緒じゃなかったんですか?」

「ああ、カイトなら仕上げが残ってるとか言って、途中で別れたよ」

「仕上げ?」

「うん。なんか、こっちが本業だからねって言ってた」

「そうなんですか」

だから一緒に帰ってこなかったのか。納得。

「何、ルリルリ。カイトくんのこと、気になるの?」

「いえ、別に」

面白そうに話しかけてきたミナトさんをかわして私はいつもの仕事に戻った。

後ろの方では、ヤマダさんが「ゲキガンシール」なるものを取り出して

何やら力説を始めたところだった。

……。

別に……なんでもないです。

 

 

 

 

 

 

「早く乗るのよ!脱出のチャンスは今しかないんだから!!」

「はっ!」

やれやれ……予想の通りか。わかりやすい人だな。

「どこに行く気ですか、副提督?」

「!?」

最後に、こっそりとシャトルに乗りこもうとしていたムネタケ副提督がビクッとして振り返る。

「あんたは……!」

「嫌だなあ、出て行く時はせめて一言ぐらいいっておいてくれなきゃあ、ね」

すかさず、副提督は銃を抜いてこちらに向けるが、こっちはまったく動じない。

距離は約12m。この距離なら……。

「言っておきますけど、撃っても無駄ですよ。この距離なら余裕で避けられますからね、僕は」

「……」

副提督は何も言わない。

相変わらず銃をこちらに向けてはいるが、その銃身がわずかに震えていることに

僕は気付いている。

「まぁ、といっても……別に逃げてもいいんですよ」

「え?」

この言葉は予想外だったのか、副提督は呆気にとられた声を上げる。

「正直ね、どうでもいいんですよ。あんたなんか。捕虜にしてても何の役のも立たないし」

その言葉にカチンときたのか、声を荒げて反論する。

「わ……私は連合宇宙軍の将官なのよ!?」

「親のコネで手に入れた地位にどれほどの意味があるっていうんです?」

「な……!?」

驚いた顔をする副提督。たちまち顔が真っ青になる。

そりゃ、驚くわな。こんな子供がそんなこと知ってたら。

「ただね、あんたの父親に伝えて欲しいことがあるんですよ、一言」

「な……何よ」

「この戦争の意味……もう一度考えてみろ、ってね」

「え?」

わけが解らないといった感じの表情をする副提督。

なんだ、やっぱり知らないのか?

「ふう、あんたはどうやら軍からも煙たがられているみたいですね」

「な……なんですって!?」

「今の言葉の意味、解らないんだろう?それが何よりの証拠だよ。僕の親父……

 ミスマル提督や、フクベ提督だって知ってることですからね、これは」

「あんた……何者なのよ……」

「……まあ、いいや。確かに伝えたよ、んじゃ」

そう言って立ち去ろうとした瞬間、足下を銃弾が跳ねる。

「待ちなさいよ!!」

「……」

「よくもここまで私を愚弄してくれたわね……生かしてはおかないわ……!!」

「へえ」

そういって、苦笑いを浮かべる。

「何がおかしいのよ!!」

「いや、怒ってるってことは、自覚してるんだなって思ってね」

「グ……死になさい!!」

銃声が2発、3発、と続けて響く。

(狙いは正確だ。一応、基本はできてるんだろうけどね)

けど、相手が悪い。

僕が少し身体をひねっただけで、あっさりと銃弾はそれていく。

まあ、その早さは尋常じゃないんだけれど。

「無駄だっていったろう?」

「そ、そんな……」

硝煙をあげる銃を手に、茫然とつぶやく副提督。

「もう一回、死ぬような目にあわないと解らないのかな?」

「ヒッ……!?」

さわやかな笑みを浮かべて言ったつもりだったんだけど、相手にはそれが

悪魔の笑みに見えたようだった。

……実の所、それを狙ってやったんだけど。

だけどその時、僕自身も予想していなかったことが起きてしまった。

 

「ん〜、何だあんた達。何騒いでんだ?」

「なっ!?」

「!!」

声のした方を見ると、何かのシールらしきものを持ったヤマダ=ジロウが

不思議そうな顔でこちらを見ていた。

(馬鹿が……!!よりにもよってこんな時に……!!)

「形勢逆転のようね」

副提督の笑みの意味を一瞬で悟った『俺』は全速力でヤマダ=ジロウの方へと駆け出した。

「お、お?な、何だ?」

ああもう、あいつはあいつで状況が全然わかってないし!!

 

 

 

「馬鹿野郎!!伏せろ!!」

 

 

 

「は?」

 

 

 

「さようなら」

 

 

 

そして、静寂につつまれた格納庫に、重い銃声が響いた。

 

 

 

――――――to be contenued next stage

 

 

あとがき

 

ああ……、長かった。前も言った気がしますが。

やっぱり難しいですのう、戦闘(?)シーンは。

と、いっても、カイトの電子戦がほとんどであんまり見せ場は無かったですが。

 

残念な事といえば話の都合上、アキトとジュンの一騎打ちをいれることができなかった

ことでしょうか。

主人公を目立たせると、どうしても影が薄くなっちゃうんですよねぇ、アキトが。

ジュンだって、後にも先にも見せ場はここぐらいしかないっていうのに……悪い事しました。

まあ、この埋め合わせはいつかどこかで(保障はしないけど)。

 

さて、この後、ようやくパイロット3人娘の登場です。

果たしてガイはTVの通り死んでしまったのでしょうか!?

その答えは作者の自分だけがにぎっています(当たり前)。

 

では、また次回。

 

                            H13、9、1 

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