銀色〜完全版〜 2001年8月31日発売

1年前の8月31日にねこねこソフトから発売された｢銀色｣のリニューアル版

※今回は内容に触れまくってますのでネタバレ勘弁の方はこれ以上読まないでください

通常版から変更、追加点は色々とありますが、

まずあげるべき変更点は、女性キャラ全員フルボイス

そう、

ねーちんボォォォォイス！！

｢裏切り者は許さない。そう、絶対に……｣

｢朝奈、誰かに殺されるとしたら、誰に殺されたい？｣

｢いいのよ、朝奈。謝っても許さないから｣

｢謝るな！ 虫唾が走るわ！｣

｢やっぱり志郎さん、あなたは朝奈とお似合いですわ。

 同じ裏切り者として、地獄に落ちてください。もちろん別々にね｣

｢安心しなさい、朝奈。あなたの肉は私が食べてあげる。

 でも飲みこんであげないわ。口に含んでから不味そうに吐き捨てるの｣

前回は文字だけだった、この名台詞の数々が

迫真の演技で再現されるのです………

怖っ！！

追加CGも結構ありますが、

｢みずいろ｣を作っていたせいか、絵の質が全然変わっています

おかげで、どうにも違和感が・・・

追加CGで違和感がなかったのは、

狭霧が花を摘んでいるシーン(そのままの意味なので深く考えないように)と

ねーちんに引導を渡されるシーンくらいでした。

追加音楽は、恐ろしく良質の曲ばかり

文句のつけようがない……いや一つだけありました

それは、｢銀色｣のサントラは既に発売されているということです

…………追加曲はどうするんですか！！

最後に追加シナリオとキャラについて

追加キャラでは、

石切の姫(妖怪や達人ではない)が良ぃなぁ………特に最後のシーンなんかまさにクリティカルヒットです。

しかし、あいかわらず銀糸ってねがい星(ドラえもん10巻から)みたいな願いのかなえかたするんですね(笑)

あと蛍さんも良い感じです首を吊るシーンのCGがあるあたりなんてなんとも………

追加シナリオも

錆、1、2章の繋がりが良くわかりました(あいかわらず3章はわからんけど)

なにより、最大の謎であった英語テキストの意味も良くわかりました。

これだけ改良がされていて3,600円はお徳です。

DVDに入れなおしただけ(もしくはそのまんまの上位機種移植)で、

同額で売りつけるメーカー(特にコンシュマー)が多い中で、

この心がけは立派です。(前作をユーザー登録してたら無料で送られてきましたしね。)