星空ぷらねっと　2000年12月8日発売　


慎太郎(主人公の親友)の面みたとき、
本気でゲームを投げようかと思いました。

という訳で今回のオススメは、Ｄ.Ｏ.の１０周年記念作品｢星空ぷらねっと｣

まあ、なんて言いますか・・
えらく敷居の高いゲームです。

私の持っているのは初回版なんですが、
オープニングに入ると同時に落ちました・・・

メーカーのサイトから修正ファイルを落として
アップデートをして、ゲームを再開したのですが・・・

冒頭で述べたように
すごく、気分が悪くなるものを見せられました・・・

ここまでの時点でゲームを
投げたり、積んだりしてしまった人は、決して少なくはないと思います・・

嘆いていてもしかたないので、
気を取り直してゲームの評価にいかせてもらいます。

システム・・使い勝手が悪い・・
まあ、必要機能は全てそろっているので遊ぶ上では問題はないのですが、
ホントに１０周年記念作品なのでしょうか・・・
使い慣れるまでは、ストレスたまりまくりです。

そして大問題のＣＧ・・・
｢雫｣なんて問題じゃありません、
立ちキャラＣＧ、アクが強すぎ・・・
おまけにフルスクリーンでやると縁がガッタガタ・・
ついでに言うと脇役の男キャラの立ちキャラＣＧは、
ゲーム放棄に実に良く貢献しています・・
イベントＣＧに関して言えば、(アクは強いが)出来はすこぶる良いので、
この辺は、さすがに１０周年記念作品といったところでしょうか・・
まあ、ここら辺の問題も慣れれば大丈夫です。

次に音楽ですが、
いままで悪い面ばかりが際立ってきたこのゲーム・・
初めて文句をつけずに素直にほめることができます
ＣＤ一枚を音楽用に当てているだけあって質がかなり良いです
オープニングテーマ｢Roots｣とエンディングテーマ｢Dream Goes On｣も
最初は地味だなという印象をもってしまいますが、
気が付けば口ずさんでしまう汚染度の高い良い歌でした。
あと、
何故にわざわざキャラクターソングを作っているのにゲーム中で使わないのですか？

そしてシナリオ・・
母親を失ったショックで夢をなくしてしまった主人公が、
ヒロインとの出会いで夢をとりもどす
という物語なので、痛い系の感動ストーリーかなと思っていたのですが、
ほとんどコメディ・・あとはキャラごとに恋愛、感動って味付けがあるといった感じです。
・・でもどのキャラのシナリオも
良い！！
どのくらい良いかといいますと
あのアクの強い絵が、
まったく気にならなくなるほどの出来です・・
それどころかこの絵のキャラがかわいいと本気で思えます。
例をあげると、まあ｢雫｣とか｢痕｣とかと同じようなものです。

最後に一言、
この｢星空ぷらねっと｣は、間違いなく良作です。
あまりの敷居の高さに
投げた人、積んだ人、そして敬遠した人も
慣れるまで、我慢してやってみましょう・・・・きっと侵食されますから。

マニュアルでかすぎパッケージの中で曲がってるし・・
(ユーザー登録したら小型のマニュアル送られてきたので問題はないが・・)