2000年3月10日発売


業界初のヒトゲノム・シミュレーションノベル

こんな文句(↑)を掲げてDXXさんはこのソフトを発売されました。

きっと業界初にして業界最後でしょう
この“ヒトゲノム・シミュレーションノベル”というジャンルは・・・・。

という訳で今回のオススメは、
業界初のヒトゲノム・シミュレーションノベル 「犬」

次にゲームとしての評価といきたい所ですが、
選択肢は、多くても2〜3回程度で、
最後もゲームオーバーなのかエンディングなのかの切り分けがないものを
私は、ゲームとは呼べません。

まあ、この「犬」というソフト(ゲームとは呼ばん)は、
いわば説明の全くない心理テストみたいなもんです。

ようするに心理テストのように何の因果関係があるのかわからない選択肢を選ばせて
その選択によって判断されたタイプの説明をせずに
その状況下でどのような末路をたどるかを描いた物語だということです。

結果、
誰にも理解できないような意味不明な物語になっています。


にしても

定価8,800円(税別)

このソフトをこの値段で売りますか?
(あぁ、借物でホントよかった・・)

内容も意味不明な上に

登場人物…3人( 主人公、女、中年男のみ )
音楽…5曲( 一曲だけI'veサウンドですがその曲以外はちょっと・・・ )
CD使用容量…280MB(フルボイスでこの容量はちょっと・・)

同人ソフトにも劣るボリュームじゃないですか!!


という訳で、このソフトは、
すべての人に全くオススメできません
ただ、
時間脳細胞
余ってしまってどうしょうもないという方は、遊んでみるのも一興では?

○この「犬」は、エロゲー界の魔球ともいえるソフトかもしれません・・ただストライクゾーンから100m以上外れてるのはたしかですけどね(苦笑)