俺の巫女さん 2000年11月30日発売
このゲーム、本物の巫女さんは1人だけでした。
というわけで今回は、属性者向けソフトをリリースしつづけるevolutionの
巫女属性者の為の巫女ゲー「俺の巫女さん」のレビューを行なわせてもらいます。
おおまかなストーリーは、
超能力一家の主人公が、前の学校で騒ぎをおこし
新しく引っ越してきた町を散歩していた時に出会った
巫女さんに惚れてしまう
という感じなのだが、
どうにもきまぐれオレンジロードだ・・・
まあ、主人公の苗字も春日野(かすがの)って位だから確信犯なのだろうけど
音楽、CG、システム等は、特に問題なしって所でしょう
逆に言い換えれば、何の特徴もないってことですが・・
あっ、オープニング主題歌だけは、非常に印象深いものでした
どういう意味でかは、秘密です・・
こうなってくると肝心なシナリオは、
御都合主義ここに極まれり!!
@主人公の設定
容姿端麗、スポーツ万能、頭脳明晰、超能力者
そして、
「この街を俺様好みの巫女さんで溢れかえる街にする!!」
という野望をもつ高校生
A展開
いきなり、あなたは死にますとヒロインに宣告され、
助かるには、私と交わってくださいとか、
学校や自宅でいきなり巫女装束にさせて、
強姦したのにさほど問題なく普通に生活を続けるヒロインとか、
・・@にしろAにしろ ちょっと無理がないですか?
ん〜あとシナリオの特筆点をあげますと
主人公がヒロインを助ける為に命をかけて
結果として死んでしまうといういかにも感動を誘おうって場面があるんですが、
何でだか知らないんですけど
痛さもなければ、感動もないんです・・
ある意味これは、凄いことです。
最後にこのゲームがオススメかどうかと問われますと、
私的には、
全然オススメじゃありません
まあ、
巫女ゲー愛好家だとか、
御都合主義愛好家とか、
それらに付随する趣味の方でしたら
やってみても良いのでは・・・。
主人公昇天ENDの最後のCGで巫女さんが数珠を持ってるのって何か違和感あるんですが・・
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