探査機ボイジャーが1979年に撮った写真です。

望遠鏡でぼんやりと見えた大赤斑がくっきりと鮮やかに見えます。台風の目のような渦巻きです。これで大きさが地球の倍もあります。この大赤斑は何百年も姿を変えません。

ガリレオ探査機によって撮影された木星の輪。土星の輪より、暗く小さな物質からできているため、目立たないです。

木星には６０個以上の衛星があります。イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストがガリレオ衛星です。画像は（StellaNavigatorで作成）

イオは木星に近い軌道で回っているので木星といっしょに撮られることが多いです。

ガニメデは太陽系で最大の衛星で水星や冥王星よりも大きいです。氷で覆われた衛星です。

木星を横切るイオはちょうど大赤斑の上に、エウロパは右側、木星の雲の上に見られます。

木星と同じように三日月になったイオ。なんだか健気です。

１６４０年にガリレオによって発見されたものです。左上、イオ、右上、エウロパ、左下、ガニメデ、右下カリスト

イオは活発な火山活動のせいでピザパイのように見えます。噴火を真横から捉えた写真です。噴煙は高度２００ｋｍにも達するそうです。

１９９４年７月に、この彗星が木星に衝突しました。木星の強い重力によって２０数個の破片になりながら木星に向かう彗星。

ハッブル宇宙望遠鏡で撮られた衝突の瞬間。一番下が衝突直後でキノコ雲が見えます。その後、木星表面に黒い痕跡がしばらく残りました。

衝突の瞬間をボイジャーが撮った写真。一番左は衝突直前。衝突後光が強くなり、また弱くなる瞬間が捉えられています。