SOPHIA 大阪城ホールLIVE 1998/08/22
大阪城ホール。
私には行った事のない未知の空間。
私はまず、大阪城公園前駅で友達を待っていた。
電車が着いて降りてくる人降りてくる人ひまわりをもっている。
いろんな格好をした人がいた。今時の若者のファッション。浴衣の人も、お母さんもいた。
でも、どんな人もみんなSOPHIAが好きなんだなぁと思うとすごく嬉しかった。
こんなにたくさんの人がって。
駅から城ホールまでの道はもっとすごかった。
みんなひまわりはもちろん、いろんなグッズもってたりALIVETシャツをもう着ていたり、いろいろだった。
私もグッズ売り場に行って、パンフレットとプリクラとALIVEビニールバックとポスターを買った。
そして長い待ち時間の後(でも待っている間はそんなに苦痛じゃない、どきどきしていたからだろうか?)、やっと入場。
席を見ると・・・・これは・・・・ちょっと遠い。スタンドAの22列の27番席だったのだが、双眼鏡をもってしても
舞台の下に立っている警備員さんの顔が見えない。これじゃあ、メンバーの顔も見えないのではないかと不安になる。
でも、とりあえず、カメラとMDと双眼鏡を準備して(ひまわりもいつでも取り出せるように足元に準備)
開演を待つ。
この待ち時間も長かったような気がする。「まもなく開演いたします」とかアナウンスが流れて
めっちゃどきどきして待ってんのになかなかメンバー様は姿を見せてくれなかった。
BGMの音が急に一段と大きくなった。みんなざわめきはじめる。たちはじめる。
はじまるんかな?とか私も思って立ってみたけど、この曲が終わるまでは始まらないらしい。
曲が終わり、いよいよだと思ったのか会場内が緊張に包まれる。
そして奥の扉(?)からメンバー登場。充さんはまだ出てこない。
メンバーの演奏が始まり(little cloud)充さん登場。うれしいっ!
そしてMy only season。大好きな曲が聞けてめっちゃ嬉しい。
My only seasonが終わるとMC。「会いたかったぜ」はめっちゃ嬉しいお言葉だ。
そして盛り上がりの中、「ゴキゲン鳥」。この歌ももちろん大好き。
「DIVE」波の様な照明が会場まで広がってすごくきれいだった。なんとなく現実感が薄れる。夢の中にいるような感じ。
「この風に吹かれながら」この曲も大好き。「♪この風に〜」で充さんが後ろに手を組んで「吹かれながら〜」で両手を広げる振り付けは良かった。
この曲はとても悲しい切ない曲だけどもその悲しみの中で強く生きていく人が見える気がしてすごく勇気づけられる。
でもこのLIVEではテンポがゆっくりだったからか、かなしいイメージのほうが強く印象に残った。
ここでメンバーがいなくなったのかな?ちょっと記憶があいまいですが。
ビデオphilosophyで間に入る曲が流れてずっとメンバーが出てこない。
着替え中だったらしく、やっと顔を見せてくれたメンバーは最初のスーツとは打って変わって、ジーパンにシャツというようなラフな格好。
そして「−&−」「forget」と続く。forgetの時は後ろのスクリーンがすごく印象的。破壊的なイメージ。
「口笛」が流れて、その間は舞台は暗転。
そしてなんと、メンバーが舞台から張り出している、でべそと呼ばれるらしい所に登場。
前の人は本当に近い。充さんも「近いなぁ〜、ここ」とおっしゃっていた。
そしてそのでべそのまま、演奏。
「ポトス」だ。
ちゅっちゅっちゅーるちゅっちゅっちゅらら!
ちゅっちゅっちゅーるちゅっちゅっちゅらら!
「上ーっ!」充さんの言葉でちゅっちゅっちゅーるちゅっちゅっちゅらら!のらら!でみんな手を挙げる。
「アリーナっ!」ちゅっちゅっちゅーるちゅっちゅっちゅらら!
「皆一緒にー。」ちゅっちゅっちゅーるちゅっちゅっちゅらら!
楽しい。
そこでそのままMC。フラッシュの嵐。びっくりした。記者会見で、「止めてください」とか言ってる時みたい。
めっちゃ、まぶしかったんちゃうかな、メンバー。
大阪の話。充さんが「いうても僕毎週来てますからね大阪。」みたいな事を言い出す。
「何でか教えて欲しい?」とか言う話しの後、充さんが「MBS!」
会場「ヤーングタウーン」。ヤンタンの怒鳴りができてめっちゃ嬉しかった。
人多いなぁとかの話しをした後、いきなり、「ウエーブみたいな」との充さんのお言葉。
会場の人も「やろう!」とか大声を張り上げた。都さんは、自分の髪の毛を差して「見る?」とかさぶい事を言っておられた。
「俺パーマ当ててん」そのウエーブちゃうっちゅうねん。
そして、結局ウエーブをやる事になった。「俺がばってやったら(手を挙げてジャンプ!)みんなだーっといってや。」みたいな事を言う充さん。
「そしてこっちからずーっと来て、最後はとも。」「ええっ、おれもやるの?」みたいな事(記憶があいまい)をともさんと言い合う。
「ビッグウエーブ賞にはヤンタンステッカー」とか言い出す充さん。
会場の人も欲しそうにしてた。
結局、そんな賞はなかったんだけど。
そしてウエーブ、充さんがとぶ。端からだーって・・・あれ?
ぜんぜんこっちまで来ない。待ってんのに。最初のほうだけ、しかもばらばら。
「おいおい、そうじゃないやろ?ほなも一回行くで」みたいな事(ほんとにあいまい)を充さんが言う。
せーのっ。
今度はだんだんこっちに来る。だーって。
いい感じ。でも、私たちはいつやりゃいいの?
説明すると、2階、3階席は真ん中の所がないんです。しかも、下とは人数が違うから進むスピードも違うわけで。
だから、下のアリーナの人は続いてるねんけど、上は途中の真ん中の所で途切れた。
結局、私はいつ飛べばいいんだか分からなくって、できなかった。悲しい。(;_;)
メンバーの人たちも当然うまく行ったとは思っておらず、「ウエーブ言うか、津波見たいやったで」とか言っておられた。
ともくんは、「俺もちゃんとやってんで、みてた?」とか聞いたけど、充くんは返事をせず、
「忘れとったんちゃうか?」とのともくんの言葉。
それに対して皆は、「あ、やっとったんや?」みたいな感じでした。
そしてまた演奏。
「チョーク」。
「このチョークがいつか〜」やっぱり、意味が少し分かりにくいこの歌詞の意味をずっと考えていた。
ここで皆さん、舞台に戻る。
その間に私はきになってたMDのチェック。
めっちゃショック。録音できていなかった事を発見。
なので、今までは記憶だけで書いているので、曖昧な表現が多いです。すいません。こっからは録音できた。
都さんのピアノソロ・・・。優しい響き・・・。
そして、「坂道」。私はちょっとだけ録音できてなかったショックを引きずりながら聞いていた。
「きーみの記憶のさかーみちたちつくーすー」悲しい歌やなとか思いつつ。
そして、出だしが良く聞こえなくって何の曲かなー?とか思っていたら、大好きな「farewell」。
気付いた時はめっちゃ嬉しかった。もう、MD録音のショックも吹っ飛んだ。これが録れたならいいじゃないかと思った。
ええ歌やー。すばらしいなぁ。とか想いながら聞いていた。
そして「Replay」。
充さんが消えたっとか思っていたら、モニターの前にいた。
私の前の席の人が「あれ、そう(充さん?)? 映像じゃなくて?」みたいな事を話していた。
私は、画像かもなんてちっとも思ってなかったので、ちゃうやろ?とか思ったけど、ちょっと不安になった。
でも、やっぱり本物でした。
そのまま唄う。「あなたは月明かり」のところで後ろのモニターに「You are the moon」と出ている事に気付く。
ああ、充さんが雑誌で言っていた画像とシンクロってこういう事かなとか思いつつ聞いていた。
そして私とSOPHIAの出逢いの曲、「君と揺れていたい」。
この曲も大好き。うっとりしながら聞いていた。
「君揺れ」が終わってMC。
「おれたちの声は届いてますか?」いえーいっ!
「おれたちのALIVEは胸に染みこみますか?」いえーいっ!
「OK!それじゃ、今度は皆のおれたちと声をこの大阪城ホールにいっぱい響かせてみようぜ。」
「いいかぁい?」いえーいっ!
「いいかぁい?」いえーいっ!
「COME ON THANK YOU!ヒマワリ達に送ります」
ひまわり、ひまわり。私はこの充くんの声で用意していたひまわりを急いで取り出す。
そして、思いっきり振っていたら、なんと、ほんとに最初のほうだったんだけど、ひまわりの頭が取れた。
めっちゃショック。でも、友達が自分のひまわりを貸してくれた。友達のありがたさが身にしみる。
振っている時は本当に楽しかった。皆が一つになった感じ。
ひまわりを振ってくれるのが嬉しいといっていた充くん。今も喜んでくれているだろうか?とかそんな事を思っていた。
続いて、「蜘蛛と蝙蝠」。
このあたりはもう、めっちゃ盛り上がってて、わけわからんぐらいすごかった。
私は、ここまで、肉眼で見たり、双眼鏡を使って見たり、カメラで写真を撮ったり(フラッシュはたいてなかったけどね)忙しかったけど、ここで、もう全部手放してしまった。
だって、カメラ持ってたら手を振られへんねんもん。邪魔や。
なので、ここからは、双眼鏡を気にしたり、写真を撮ったりする事なく、ただ、もうずっと、手を振って歌っていた。
充くんも時々こっちにマイクを向けてくれたりして、会場の皆、本当に皆で大合唱した。
大盛り上がりの中、「街」。
はじめから充くんはこっちにマイクを向けてくれた。
「もっと!」という充くんの声に合わせて、私も今まで以上に声を張り上げた。
この曲の時は本当にもう、とにかく、気持ちを込めて力いっぱい歌った。
「ああ すぐ側に皆の笑顔が欲しい なくせないもの この街で(会場の皆を指差しながら)みつけたよ」はすごく嬉しかった。
この街って大阪なんやなと思った。すごく嬉しかったから、もう、想いがあふれて、はじめて「充くーん」って叫んでしまった。
「今日、ここに集まってくれたおれたちの仲間達に心からこの曲を贈りたいと思います。ALIVE」
充くんの言葉。
もう、この曲は、じっくりと心で聴こうと思った。
でだしの「♪ALIVE」は、ぞくっとした。
なんて心を込めて歌う人なんだってあらためて思った。
あとは、もうただもう、じっと聴いていた。
「君は君が生まれた時」からはもう、なんだか痛くて痛くて心が切なかった。
とくに、「大きくなったけれど なんか通用しない」とか、「この時代 君は何 僕はない」とかは痛くてしょうがない。
「偽善なんてくそくらえ」からは2回繰り返した。2回目の「そこは何処? 何がある」では、一歩一歩充くんが歩いて崩れていった。
切ない思いが広がった。
「ALIVE」が終わり、あ、そうか、これでもう、おわりなんやと思った。寂しい気持ちになった。
「ALIVE」後の充さんのMC。
「・・・(略)・・・ここ大阪もSOPHIAを始める時に飛び出していった街なんですけれども
いっつもこうやって帰ってくるとたくさんの人が迎えてくれて本当におれたちは本当に嬉しく思ってるし、
またこうやっておれたちの音楽を求めてくるみんながここにはたくさんたくさんいると思うと、がんばらなきゃなっていっつも思います。
これからもまだまだALIVE、どんどんどんどん大きくなって行くと思います。
また大きく大きくなったALIVEをもって、またここ、大阪城ホールで会いましょう。今日はどうもありがとう」
といってくれたのは本当に嬉しかった。
大阪のことも、大阪のファンのみんなも愛してくれているんだなって思った。
最後、メンバー皆で一人一人あいさつ。
都さんが「めっちゃ気持ちええ汗をかきました。」と言ってくれたのとか、
ともくんが「今日、ほんま最高やったです」とか言ってくれたのは嬉しかった。
最後に充くんが「ほんま、ほんまにありがとうなみんな」(本当に心から言ってくれているみたい。そんなんこっちがありがとうやのに。)
「まあ、みんなもそうやし俺らもそうやと思うけどいろいろあると思うけど俺ら絶対負けへんから。
みんなもぜんぜんイケると思うで今日のLIVE見とったら。イケてるんでみんなも。まあ俺らにまけんようにみんなもがんばれよ。それからまた絶対ここで会おうぜ!THANK YOU!!」
といったのはすごく感動した。私もいろいろ会社とかであるけど、絶対負けへん。がんばるって思った。
そのご、メンバーが舞台の上を走りまわった。ジル君は、ピックをめっちゃ配ってた。
充くんは、飲んでいたらしい、ペットボトルの水をアリーナの人たちにぶっ掛けていた。そして、そのペットボトルは
私と反対側の2階席のほうになげた。水かけられたほうもペットボトルなげられたほうもめっちゃうらやましい。
最後は会場全体が拍手の嵐だった。
すばらしいLIVEだった。
次も絶対行こうと思った。
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