STARS 地球画像撮影成功


● (No.615) STARS 地球画像撮影成功 (2009年1月28日)
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香川大学衛星開発プロジェクトによる想像図


STARS の管制局は、親機によって撮影された地球画像の取得に成功しました。
管制局の話しによると、『今回の画像撮影・送信では、親機の CMOS カメラを
使用し、JPG をバイナリとしてダウンリンクを行いました。ちなみに、STARS
は、親機・子機それぞれに CMOS を二機搭載しています。』ということです。


STARS 親機が撮影した本物の地球画像



(C)http://stars1.eng.kagawa-u.ac.jp/gsweb/



STARS 画像データ再構築方法

管制局からの要請:

>・改行コードのon/offをTNCの設定でoffにすること.
> 
> 理由は画像データはバイナリデータでダウンリンクしているのですが,
> TNCで改行を入れてテキストに書き出してしまうと,バイナリで
> 0x0a(改行)と0x0d(復帰)が入り,改行のほうがエディタの
> 種類によっては1文字に収まらなくなってしまうからです.
> よって,画像の再構築が不可能になってしまうのです.

ということです。具体的には TNC の設定で、『AUTOLF OFF』とします。
直近の画像データ送信予定は、2月10日 AOS 01:34:39-LOS 01:42:48 です。
なお、管制局作成による『画像データ再構築方法』と称する DOCファイル
が公開されました。 (C)香川大学衛星開発プロジェクト


STARS 子機が撮影した地球画像

2009年3月11日付けで、子機が撮影した画像が公開されました。
現在、受信データが抜けているため完全な画像ではないということです。




STARS 画像データ

2009年4月13日の昼パスで、JA6PL 局が受信した STARS 画像データの各パケット
のヘッダー部分を抜き出しました。管制局の説明ではこのデータの左端から数え
て 11/12番目の文字 『07,08,09,…』 がパケット番号を表し、15/16番目の文字
『7D』が全パケット数を表すということです。つまり 『125』個が全パケット数
となり、これらのパケットのヘッダー・フッターを削除して JPG形式で名前付け
保存したファイルが、一つの JPG画像ファイルとなります。
http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/starsimg.doc


DCDTR8810007007D08388E873
DCDTR8810008007D08388E873
DCDTR8810009007D08388E873
DCDTR881000A007D08388E873
DCDTR881000B007D08388E873
DCDTR881000C007D08388E873
DCDTR881000D007D08388E873
DCDTR881000E007D08388E873
DCDTR881000F007D08388E873
DCDTR8810013007D08388E873
DCDTR8810017007D08388E873
DCDTR8810018007D08388E873
DCDTR8810019007D08388E873
DCDTR881001A007D08388E873
DCDTR881001B007D08388E873
DCDTR881001C007D08388E873
DCDTR881001D007D08388E873
DCDTR881001E007D08388E873
DCDTR881001F007D08388E873
DCDTR8810020007D08388E873


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