演習27 「Access 2000」 の解説 その2


クエリ」の機能を用いることにより、テーブルに入力したデータを任意に加工
集計することができる。クエリには何種類かあるが、「選択クエリ」の主な機能
は次のとおりである。

 ・特定のフィールドの抽出
 ・条件を満たすレコードの検索抽出
 ・特定のフィールドでの並べ替え
 ・数値計算
 ・文字列の加工
 ・数値データの集計
 ・複数のテーブルの結合

ここでは、このうちの「条件を満たすレコードの検索抽出」をする方法を示す。
他の機能については Access の専門書を参照のこと。


(1) データベース初期画面 - オブジェクト - クエリ -「デザインビューでクエリ
    を作成する」- 開く - (使用するテーブルを選択する) - 追加 - 閉じる - 
    (必要なフィールドをドラッグ、or デザイングリッドのフィールド欄で選択)

   
(2) 「抽出条件」の欄に、例として所属のフィールドに「討幕派」と記入する。 - 画面左上ファイル - (クエリに名前を付けて保存) (3) 画面左上に、三角印(▼)の「ビューボタン」がある。ここで クエリの三つの 「デザインビュー」、「データシートビュー」、「SQLビュー」の切り替えを 行うことができ、それぞれの入力状況を見ることができる。  ・デザインビュー

   
 ・データシートビュー

   
 ・SQLビュー

   
この SQLビュー に見える「SQL文」の文法については、次回以降の演習問題に おいて解説する。  -------------------------------------------------------------------  SELECT テーブル1.ID, テーブル1.番号, テーブル1.氏名, テーブル1.所属  FROM テーブル1  WHERE (((テーブル1.所属)="討幕派"));  ------------------------------------------------------------------- back top