WiSP_3207 による JPGファイル作成法



● (No.93) WiSP_3207 による JPGファイル作成法 (1997年 6月21日)
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 WiSP32(WiSP95)において、画像ファイルなどのバイナリファイルを、圧縮して
 「Attach」(添付)ファイルとして作成するには、次の手順で行います。


 1.C:\wisp ディレクトリに、必要な次の各ファイルと添付したいファイル
   をあらかじめ格納しておく。

    (1) PKZIP.EXE   LHA.EXE   (PKUNZIP.EXE)
    (2) PKZIP.PIF   LHA.PIF
    (3) *.JPG  *.GIF  *.TXT    etc


 2.「GSC」において、「Message Maker」のセットアップを済ませておく。

    GSC - Setup - Message Maker Setup
                          - Compression threshold (例 3072bytes)
                            Compression type (例 PKZIP)


 3.たとえばJPGファイルを、ただ圧縮して「Attach」ファイルとするには、

    Message Maker - Message Data (Compress upload file チェック) -
     - Filetype ([16]JPG File 選択) - Attach - (utyu.jpg) - Add -
     - Close - 再度 Compress upload file チェック - Send

   とすると、「MSGMAKER.EXE」と「PROCMAIL.EXE」により、JPGファイルは
   自動的に拡張子.out (je9pelxx.out)とリネームされ、HDD内の衛星ディレ
   クトリに自動的に格納されます。

   ところでこのJPGやGIFファイルは、これ自体が(画像)圧縮ファイルなので
   「PKZIP.EXE」などを用いてさらに圧縮をかけても、ほとんど圧縮されず
   一見、圧縮がかかっていないように見えます。「MSGMAKER.EXE」によって
   ヘッダーが付加されるので、むしろファイルサイズが増えてしまう場合も
   あります。


 4.TEXTファイル(メール)を編集した後に、たとえばJPGファイルを圧縮して
   「Attach」ファイルを作成して添付するには、次のようにします。

    Message Maker - Message Data (Compress upload file チェック) -
     - Filetype ([0]ASCII 選択) - Edit - (Message Makerに戻る) - 
     - 再度 Compress upload file チェック - Filetype ([16]JPG File)
     - Attach - (utyu.jpg) - Add - Close - (自動的に[12]Binary File)
     - Send

     


   衛星とのデータのやり取りの間に、HDD内の衛星ディレクトリoutファイル
   の拡張子が、衛星(KO-25)のファイルナンバーに対応し 次のように自動的
   に変化していきます。

     utyu.jpg -> (callsign).out -> (file_number).pul -> (file_number).ul
                             :                     :                    :
                             :                     :                    :
                 file to upload                    :                    :
                                       partial upload                   :
                                                                  uploaded

   衛星にアップロード済みの「Attach」ファイル(例e122)を、衛星から再度
   ダウンロードが完了すると、HDD内の衛星ディレクトリの「binary」サブ
   ディレクトリ内に自動的に「e122」サブディレクトリが作成され、そして
   自動的に起動した「PROCMAIL.EXE」と「PKUNZIP.EXE」により解凍された
   TEXTファイルとJPGファイルが、自動的にそこに格納されます。

       C:\wisp\ko-25\binary\e122 (je9pelxx.out & utyu.jpg)


 5.TEXTファイルそのものを圧縮するには、次のように行います。

    Message Maker - Message Data (Compress upload file チェック) -
     - Filetype ([0]ASCII 選択) - Edit - (Message Makerに戻る) - 
     - 再度 Compress upload file チェック - Send

   JPGやGIFファイルはこれ自体が圧縮ファイルなので、小さなサイズのもの
   は「PKZIP.EXE」を用いてさらに圧縮をかけても、見た目はほとんど圧縮
   されていないように見えましたが、TEXTファイルは圧縮が顕著で、たとえ
   ば、427KbytesのTEXTファイルは150Kbytesまで圧縮(圧縮率35%)されま
   した。


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