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Great distortion correctness

2-2.

CONTAX G1 − 歪曲収差の少なさ

わたしがGマウントレンズで一番の衝撃をうけたのがこのビオゴンの歪みのまったく無い直線です。わたしがいままで見ていたのはなんだったのだろうという感じでさえありました。
もともとレンジファインダーが有利なのは一眼レフのようにミラーボックスを持たないため対称型のレンズ設計が可能になると言うことです。これはビオゴンだけでなくプラナーもそうです。一眼レフ用のプラナーも2%程度の歪みと優秀ですが、Gマウントのプラナーはさらに低く1%程度です。
たいてい新しくレンズを買うと一枚はレンガを撮って歪みをみるのですが、このレンズに限ってはそんな必要はないと言う感じです。
この凡庸なビルの写真に歪みの無い直線と独特の硬質な写りで緊張感を与えてくれています。

 

B28, Reala Ace

 

B28, RVP


1999, All rights reserved by Yoshihiro Sasaki