フィルターで抽出された分だけの合計

フィルターを操作した時に、フィルターで抽出された条件の合計を常に表示させる
SUBTOTAL関数を使う。
SUBTOTAL関数サンプル②
(画像をクリックすると、このサンプルがダウンロードできます)
この例の表は、前項の「小中大計」のサンプルで使ったものの中間計とグループを全て削除したもので、明細内容は全く同じです。「合計」に入っている式は前項の表の「総合計」と全く同じです。
フィルターを各分類列に設定して、「部門1」「分類1」「分類C」で抽出すると、合計の値も変化し、フィルター抽出された分だけの合計となります。これも「SUBTOTAL関数」の特徴です。



関数概略説明
 SUBTOTAL関数  リストまたはデータベースの集計値を返します。引数は以下の通りです。
 ① 集計方法
集計関数 意味
1 AVERAGE 平均
2 COUNT 数値の個数
3 COUNTA データの個数
4 MAX 最大値(数値)
5 MIN 最小値(数値)
6 PRODUCT
7 STDEV 標準偏差
8 STDEVP 標準偏差
9 SUM 合計
10 VAR 分散
11 VARP 分散
 ②~ 集計するセル範囲