【KanaToR について】  戻る
                                     平成15年6月2日

1.動作の説明

  かな入力で、ローマ字入力対応のタイピングソフトにチャレンジするためのものです。

 タイピングソフトも色々ありますが、ローマ字入力専用というものが結構あります。

 かな入力なら速いのにと、悔しい思いをされた方に使ってみて欲しいプログラムです。

  設定により、ローマ式、ヘボン式及び独自の設定に対応しています。

  また、ローマ字への変換以外にも、次の機能に対応しています。

 単独での【Windows】キー、【アプリケーション】キー、【Alt】キー、【F10】キー、

 【半角/全角】キーの機能と、【Alt】+【スペース】キー、【Shift】+【F10】キー

 の機能を無効にします。

  初期設定では、KanaToRの機能をON・OFFするホットキーとして【Pause】キー

 を設定しています。

 またホットキーとは別に、【CapsLock】キーと同時に【Shift】キーを押すことで、

 KanaToRの機能をON・OFFすることもできます。CapsLockランプが消えている

 ときが有効で、点いているときが無効です。

 タスクトレイ上のアイコンに赤×マークが付いているときはKanaToRの機能がOFF、

 付いていないときはONの状態です。

  なお、ローマ字への変換機能が日本語入力モード時に無効になる設定と、有効になる

 設定があります。

  またMS−IMEの標準のローマ字入力に対応しています。

 (例えば【で】【ぃ】と打てば、【d】【h】【i】と変換されます)


2.動作環境

  OS:Windows95、98、Me、2000、XP、NT4.0

    (Windows95、98SEについては動作確認をしていません)


3.インストール

  任意のフォルダにKanaToR.lzhを解凍すると、そのフォルダの下に新しく

 KanaToRフォルダができますので、その中のKanaToR.exeを実行して

 ください。(KanaToRフォルダ内のファイルは、この説明ファイル以外は全て

 必要ですので、削除しないでください。KanaToR.lzhは削除して結構です)


4.アンインストール

  KanaToRフォルダを、フォルダごと削除してください。もしインストール時に

 KanaToR.lzhを削除していないときは、KanaToR.lzhも削除してく

 ださい。


5.プログラムの起動と終了

  起動させると、タスクトレイ上に常駐するプログラムです。

 終了するには、タスクトレイ上のKanaToRアイコンの上で、マウスを右クリック

 して、メニューの中のKanaToRの終了をクリックします。

 メニューを閉じるには、メニュー以外の場所をクリックします。


6.使用方法

  起動さすとタスクトレイ上に常駐し、そのアイコンをマウスで右クリックしたとき表示

 されるメニューから、変換機能のON、OFF、キーの割り当ての設定を行います。

  アイコン上にマウスを持っていくと、今の変換機能のON、OFFの状態が表示されます。

 その変換機能の状態を変えるには、右クリックメニューの変換機能>ON(またはOFF)

 の表示をクリックすることで、変更します。(チェックのある方が今の状態です)

  設定をするにはタスクトレイ上のアイコンを、マウスで左クリックするか、

 右クリックしたとき表示されるメニューから設定をクリックするかして、設定画面を

 表示させて行います。設定画面では、ローマ式とヘボン式をボタンで切り替えたり、

 各キーに任意のローマ字を割り当てたりでき、あいうえお順の配列にすることもでき

 ます。(濁点、半濁点のキーの位置は変えられません)

 なお、設定中は変換機能は無効になります。

  設定画面では、初期設定のローマ式の変換設定が表示されます。

 各キー毎の設定を変更するのは、注意が必要です。不適切な設定をするとローマ字への

 変換機能が正常に働かなくなります。特に拗音・促音の列は、絶対に変更しないでくだ

 さい。(もし不適切な設定をして、変換機能が正常に働かなくなったら、ローマ式ある

 いはヘボン式のボタンを押して元の設定に戻してください)

 各キーへの設定は、ローマ式とヘボン式を混在したいときに設定してください。

  また変換はすべて英小文字に変換され、英大文字に変換することはできません。

  ローマ字確定待ち時間の設定は、押したキーによっては次のキーが押されるまで、変

 換文字が確定できないときのためのもので、ここで設定した時間が経てば、次のキーが

 押されなくても、変換文字を確定します。たとえば「た」を押したとき、次に「゛」が

 押されれば「da」に変換されますが、何も押さないでここで設定した時間が経てば、

 「ta」に変換されます。

 設定はミリ秒で設定し、100〜5000ミリ秒の間で設定できます。(0ミリ秒も設

 定できますが、今は100ミリ秒の設定と同じ動作になります)

 設定した時間が経たないうちに強制的に確定したいときは、Ctrlキーを押すことで

 確定させることができます。

 ※ 初期設定では「,」「.」を打つには、それぞれ【ね】【る】のキーを【Shift】

   キーと同時に押すか、【゛】【゜】のキーを【Shift】キーと同時に押すかになっ

   ています。

   また、【ヶ】は【Shift】+【か】キーで、【ヵ】は【Shift】+【か】キー

   で、【ゎ】は【Shift】+【ほ】キーで打つことができます。


7.仕様上の制限

  日本語入力モード時変換有効の設定では、【Shift】キーを押したまま複数のキーを

 押しても、最初に押したキーのみ【Shift】キーが有効になります。【Shift】キーは

 1キー毎に押し直す必要があります。

  したがって、日本語入力モードを使用しないときは、日本語入力モード時変換を無効

 にして、使用することをお勧めします。


8.著作権、禁止事項

  このプログラムはフリーソフトウェアです。

 著作権は、作者である「愛とゆり(ハンドル名)」が保持します。

 このプログラムの使用による、いかなる損害に対しても、作者は責任を負いません。

  作者に無断で以下の事をしないでください。

 1) オリジナル以外の形で他の人に配布する。

 2) 配布することによってお金を得る。

  (雑誌等の付録に収録したい場合は、Eメール(aitoyuri@pc.email.ne.jp)で連絡

 くださればOKです)

 3) その他、著作権法にふれる行為。


9.バージョンアップについて

  ホームページ(http://www.asahi-net.or.jp/~ee7k-nsd/)上からダウンロードして

 ください。

 バージョンアップの方法は、KanaToRフォルダにKanaToR.iniも含め

 て全て、上書き保存してください。

 KanaToR.iniを上書き保存しますと、今までの設定が消えてしまいますが、

 今回は設定ファイルを大幅変更しているため、再度個別設定をしてください。

 バージョンアップの内容は、ホームページにある更新履歴をご覧ください。


10.不具合、希望等のお願い

  不具合、希望等ございましたら掲示板を使用するか、aitoyuri@pc.email.ne.jp 宛に

 メールをお願いします。

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