<日光1・東照宮>
(にっこう・とうしょうぐう)栃木県日光市

旅行日 '87/9 94/12

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 元禄二年四月一日(1689年5月19日)芭蕉と曽良は日光東照宮を参拝。
 いわずと知れた東照宮。おそれおおくも天下の初代将軍、徳川家康公を祀る霊廟ですね。庶民は陽明門の前までしか来られず、ここで参拝して引き返したとのこと。芭蕉はあらかじめ紹介状を用意しておいたので、陽明門をくぐり、先にある御霊屋(みたまや)まで行けたようです。
 右の写真は観光客で賑わう現在の陽明門。もちろんどなたでも気軽に参拝できます( 『気軽に参拝』ってのはちょっとおかしい気もするが)
 東照宮については、ここでこれ以上のご紹介をする必要もないでしょう。

続けて、芭蕉の句(↓)へ。



<芭蕉の句>

 あらたうと 青葉若葉の日の光

(あらとうと あおばわかばの ひのひかり)


<句意>
ああ、実に尊く感じられることよ。(この)青葉若葉にそそぐ(燦々<さんさん>たる)日の光は。
三省堂・新明解シリーズ「奥の細道」(桑原博史監修)より

 なんだか、徳川サマを思いっきりヨイショしたような句ですねぇ。




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