用語解説のページ
これで、あなたもアメ杯通。でも、これ以外にもたくさんあるよ!

クルー

タクティシャン
戦術担当クルー(アフターバーナーの一人)
ヘルムスマン
舵を取る司令官的役割。(アフターバーナー)
スターティング・
ヘルムスマン
スタート前のマヌーバリング専門の舵手。
ナビゲーター
相手艇の位置を読んだり、気象の変化を読む。作戦決定のための情報提供。(アフターバーナー)
バウマン
舳先担当クルー ジブセイルやスピンネーカーの交換、スタート&フィニッシュ時の見張等が主担当。スピンネーカーポール(スピンネーカーを張るためのマストから水平に張りだしたポール)の上によじ登ることもあり、身軽なことが絶対条件。
フォワード・
ハンド
「マストマン」とも呼ばれることもある。ジブセイルやスピンネーカーの整理。ちなみに、スピンネーカーは1枚が60キロから100以上になることもある。
ピットマン
セイルの上げ下げをするロープの調整係。
ウィンチ・
グラインダー
前後方向に設置された大型の手動ウィンチ(コーヒーグラインダー)を回す係。いわゆる、ヨットと聞いてイの1番に思い浮かべられる役回り。手の空いているときは艇の風上側にへばりついてヒール(傾き)を起こすこともする。
ジブ・トリマー
艇の中央部の左右にあいた穴(ピット)に入って、ジブ・セイルやスピンネーカーが最もイイ状態で張られているようにシート類を調整してセイルがからまないようにする。一番大変で、一番地味なだけど、一番重要な役回り。
メインセイル・
トリマー
メインセイル(主帆)が最もイイ状態で張られているように調整する。
セイル(帆)
ジブ
マストの前方に張る三角帆で、3番とか8番とかいろいろある。
スピンネーカー
追い風用セイル
ステイセイル
風下用小型ジブ
ジェネカー
大きなフル・セイル。ジェノアという一番大きなジブセイルとスピンネーカーを足して2で割ったようなもの。
艇の動き
スラムダンク
相手の船のすぐ風上でタックし、相手の風を取ってしまう戦術。相手の風下から逃れるためにタックせざるをえない。
マヌーバー
レース開始前に、相手よりも有利な位置を取るための作戦。お互いの相手の後ろにくっつくためにぐるぐる円を描く。後ろにつかれた船は、後方の艇の進路妨害をしてはならないことになっており、むやみに方向変換(タック)できない(マヌーバリングともいう)。
マスト・ア・ビーム
後続艇の船首が先行艇のスキッパーの位置と並んだ状態。優先権は後続艇にある。
タック
風上への方向転換
ジャイブ
風下への方向転換
右舷タック
右側から風を受けている状態で、優先状態にある。

クローズホールド
風上レグで強く張られたメインセイルとジブの状態。

レギュレーション
ルール。アメリカス・カップには500を超えるレギュレーション(ルール)があり、これに違反すると、当然ながらペナルティが課せられる。例として、その場で270度回転だとか、1回転半するとか。

インサイド・
オーバーラップ
後続艇の船首が先行艇の船尾から真横に引いた線を超えたときに起こるもので、艇がマークに近づく直前、マークと先行艇の間に入っていくことができる。この時、先行艇はスペースを与えなければならず、また、I.O.を主張した後続艇はマークから2艇身以上の所で証明すること。

オーバーラップ
水の開かない状態。先行艇は後続艇に、先にマークを回るように場所をゆずらなければならない。

その他

吃水線
船を海に浮かべた時の水面の位置。

ヒール
横傾斜

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