Cacti in landscape  part1   <風景のなかの沙漠植物 1>

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Cacti collected in this page are not suitable for "cultivation" but very attractive
in their "landscapes".

ここには、弁慶柱や大型のエビ、オプンチアなど、あまり栽培の対象にはならないけれど、実はとても魅力的な姿をしている植物を集めました。植物園の温室ではたまに見かけますが、やっぱりスケールの大きな沙漠の風景にこそ映える植物です。ここでは写真も、彼らが生きている場所の空気感が少しでも伝わることを意識して、風景に重点を置いたものが大半です。クリックして大きな画像でご覧ください。
Carnegiea gigantea 
(Pima co, AZ)

<弁慶柱>
ツーソン郊外の有名な国立公園で。根元にはマミや金赤龍があります。
Carnegiea gigantea 
(Pima co, AZ)

<弁慶柱>
一面埋め尽くす柱、柱、柱。この密度の高さを見てください。
Echinocereus triglochidiatus 
(Inyo co, CA)

<エビ・トリッグ(センシ蝦)>
デスヴァレイを見下ろす頂きで。ここのtrig は金冠竜のように鮮やかな刺色です。
Echinocereus triglochidiatus 
(Apache co, AZ)

<エビ・トリッグ>
直径1メートル超。貫禄ある大群生。アリゾナの標高1700m、霜のおりる春の朝。
Echinocereus engelmannii 
(Clark co, NV)

<エビ・武勇丸>
渇ききったガレガレの平原。気温は30度以上。しかし遥かな山の頂きにはまだ雪が残る5月。
Opuntia ramosissima 
(SanBernardino co, CA)

<オプンチア・ラモシッシマ>
逆光に光輝く黄金の刺。こんなに美しい植物はない、というくらい眩いサボテンです。
Opuntia bigelovii 
(SanBernardino co, CA)

<オプンチア・松嵐>
テディベアカクタスは子を落とし無性繁殖でコロニーを広げます。つまり見渡すすべての個体が同じクローンかも知れないのです。
Carnegiea gigantea 
(Pima co, AZ)

このホームページの表紙にも使っている弁慶柱のシルエット。
Carnegiea gigantea 
(Pima co, AZ) 

夕暮れの弁慶柱。平原で個体数は疎らな場所でした。右側の渋い枯れ木はフォークィエリアの尾紅鳥です。