ギムノカリキウム属
     
     BACK



 ギムノカリキウムは育てやすく、芸を見出すことができる品種も多いので人気があります。光琳、天平、それに様々な斑入り種・・私も好きです。しかしとりわけ惹きつけられるのは”野草”の趣をもつ種、つまり太い刺ではなく頼りない細刺がもさもさ生えていて、肌色が緑々しているもの。なんとなくとらえどころなくて、雑草っぽい風情のあるものです。古典園芸っぽい美意識からはズレているかも知れませんが、新天地、ゼガラエ類などがとくに好きで、タイプ違いを集めています。ここにもいくつか紹介しましたが、ひとくちに新天地といっても刺、肌の色など様々で、栽培上もやたら丈夫なものから癖のあるものまで、幅があります。難点は大きくなりすぎることで、栽培スペースが厳しいのでなかなか増やせない。マザン系の刺ギムノも好きですが、「○○竜」「△△玉」の典型にはまらないような、ぼわーっとした顔が好きです。

 ギムノ類を扱うHPは結構あるようなので、ここでは、ややマイナーな、野草っぽい顔のギムノを中心にとりあげていきたいと思っています。
Gym.intertextum
P 118
Cordoba Arg.

インターテクストゥム
Gym.saglione
DJF303
La vina, Salta, Arg.

新天地(黒紫刺)
Gym.vatteri
L 516
Salsacate, Arg.

バッテリ(春秋の壺)
Gym.tillianum
Sierra Ambato, Arg.

チリアヌム
Gym.cardenasianum
Carrizal Bol.(imported plant)

光琳玉
Gym.valnicekianum
P 83a
Cap del Monte, Arg.

活火山
Gym.pflanzii "lagunillasense"
KK850
Lagunillas, Bol..

ラグニラスエンセ
Gym. cv. "Tsuda's Kodamaru"

津田紅蛇丸
Gym.neuhuberi
VS 8
Suyugne Nuevo, Arg.

ネウフベリ
Genus Gymnocalycium